24.魔王城 後日
それから俺は魔王城に住み込みで過ごすことになった。
することと言えば魔王領に湧く魔物を魔王様と何人かの護衛で倒すだけ。
経験値としてはおいしくは無いがアルセナ国と比べるとまだマシな部類。
それ以外では魔王軍の訓練に混ざって剣を振ってみた。
生き物を殺しているわけではないので経験値は入らなかったがスキルについては経験値?熟練値が入っていた。
何とかして付属品さんに連絡が取れないかなーと思っていると、なんと簡単に連絡が取れた。
付属品さんと会話してみたところ、三ページ目のステータスと付属品さんは何らかのパスで繋がっているらしい。
あとはしばらく魔王城に住むことになったことを伝えた。
会話越しにうなだれている付属品さんが見えた気がしたので黒竜が戻ってきたらしばらく自由にしてていいことにした。
その後もスキルを創ってレベルを上げたり付属品さんと会話をしてしばらくしたころ、元々の契約予定だった勇者が攻めてきたとの話が入った。
ここまで……どのくらいだろう。多分半年は経ってないと思う。
名前:柳 真一
種族:人
年齢:16
LV:86
状態異常:
基本スキル
技能系:《剣士LV.10》《武術LV.3》
魔法系:《炎属性LV.6》《水属性LV.9》《風属性LV.9》《土属性LV.8》《雷属性LV.7》《光属性LV.8》《闇属性LV.8》《聖属性LV.5》《無属性LV.10》
補助系:《消費減少LV.10(隠)》《継続延長LV.10(隠)》
ユニークスキル:《情報確認》《情報公開》《情報視認》《経験値上昇》《熟練値上昇》
ユニークスキル(隠):《錯覚才能》《触覚麻痺》《透明化》《異次元空間》《魔力操作》
エクストラスキル(隠):《才能創造》《心眼》《創造肉体譲渡》
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HP:8600/8600
MP:8600/8600
攻撃力:860
守備力:860
素早さ:860
魔法力:860
運:860
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俺はいつの間にか過ぎていた自分の誕生日にびっくりだわ。
まあそんなことより、勇者が攻めてきたという事はそこに久しぶりの友人たちがいると仮定してよろしいか。
眼鏡魔族のハウラルに聞いたところ、前線に立って戦うのは避けてほしいと言われた。
理由を聞いたところ、俺は魔族側の切り札的扱いらしいので向こうにはばれたくないと。
一応契約なので約束は守る。
という事で勇者たちが魔王城にたどり着くまでの間に、魔王様にステ-タスの3ページ目について聞いてみることにした。
「魔王様、貴方の3ページ目のステータスについて教えてください」
「何?急に改まって」
「いや、丁寧にお願いすれば教えてくれるかなと思って」
なぜタメ口なのかと言われると、魔王様が自分より強い相手に敬語を使わせてくれない。この一言に限る。
「いいけど、どうやって知ったの?みんなそんなものないって信じてくれなかったのに」
「特別なスキルで知ったんだよ。あれ、エクストラなスキルで」
「なるほど。理解はしてないけどすごいスキルなのは理解した」
この子ちゃんと自分が頭良くない(悪いとは言ってない)ことを理解してる。
好きだよ。そういう賢い子。
「えっと、とりあえず上から読んでみるね」
そしてそれをもとにイメージしたステータスが出来た
【《集めし者》
汝集めし時、汝力を得る。
汝求めし時、我馳せ参じる。
汝、我失いし時、我汝を頂く。】
魔王様、12歳にして頭良くないか?
汝とか小学生の習う文字じゃなかった気がする。
「なるほど、それは確かに自分でも何言ってるか分かんなくなりそうだな」
「うん、これっていったいどういう意味だと思う?」
「そうだね、こっちでも考えてみる。分かったらまた報告するよ」
「分かった!」
魔王様は嬉しそうに廊下を走っていった。
……途中でハウラルに捕まって怒られていたのは秘密にしておく。
付属品さんに聞いてみたところ、一文目は配下の能力を借りて扱う力らしい。
二、三文目については俺と同じで何かを呼び出すのと死亡時の肉体消滅だそう。
なんか今日のことで魔王様に少し親近感が湧いたな。
……ロリコンじゃねーよ?多分。




