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17.クセが強過ぎる生徒会メンバー

シノと鏡さんと私の三人でしばらく雑談をしていると、不意にドアがノックされた。

「皆さんが帰ってこられたみたいですね」

「そうだね」

「まじかぁ…」

遂に先輩である生徒会の残りの人たちが帰ってきたらしい。

(緊張するなぁ…)

ドアがゆっくりと開く。

そしてドタバタと入ってきた人は一人、二人、三人、四人…と子供が一人??

「あぁ〜…確か今日から新しい子が来るって聞いてたなぁ。普通に忘れてた」

「会長!昨日3回も言いましたよね!?それなのに会長ときたらまた何件も何件も仕事を増やして…!!」

「お二人とも。その程度にされていた方がよろしいかと存じますわ」

「全員うるさすぎんだよ、静かにしろ」

「待ってよ皆〜、歩くの早くない〜!?」

生徒会室は控えめに言ってカオスだった。

ていうか一人小学生混じってるし…。

「本当にすみません三人とも。かなり待たせてしまって」

「気にしないでください菫先輩」

鏡さんが優しく返す。

「私たちがもっと早くついておくべきだったのに…本当にごめんね」

「?早く着くべきなら早く着けば良かっただろう」

「会長は黙っててくださいッ!!」

「な、なんかすまん…」

「何かじゃないですよ〜!かいちょー!このペースだと今日も残業確定ですッ…!うぅ〜」

「話が全く進んでないぞ。もう生徒会室に帰ってきてから3分24秒も経ってるってのに」

「それではそろそろ本題に入るべきかしら?その前に自己紹介と生徒会の現状説明が必要かと思われますけれど」

「そうですね…では皆さん取り敢えず一旦黙ってください。話が進まないので」

しぃんと静寂が生徒会室に満ちた。

眼鏡をかけた先輩が、ホワイトボードの前に立つ。

「こほん。それでは新しい生徒会役員の入会を祝して歓迎交流会を開こうと思います。この会では新たに生徒会に入ってくれる貴重な労働力を逃さないために…」

「黙れ凛堂。余計なことまで口に出すな」

「菫ちゃん、私言ったよね?これからの残業時間はこの子にかかってるんだからぁ!!」

ズビシッ!となぜか私が指さされる。

何だろう。猛烈に帰りたくなってきた。

それにさっきから労働力とか残業とか不穏なワードがちょくちょく聞こえてるんよ!

あれ?なんか私の想像してた生徒会とエグいくらいかけ離れてないか??

「え〜と、こほん。それでは仕切り直しまして、まずは自己紹介からね!私は生徒会副会長…凛堂 菫(りんどう すみれ)よ。生徒会では主に膨大な仕事の振り分けを担当しているわ。よろしくね」

「え、あ…よろしくおね」

「時間の無駄だ。反応は全員が自己紹介し終わり、お前の番になったらにしろ」

ギロリと凛堂先輩の向かいの椅子に座っている人に睨まれた。

「(すみません…)」

喋るなと言われたので心の中で謝っておく。

「ちょっと爽!言い過ぎよ!!それじゃあ次、会長お願いします」

正面のいわゆるお誕生日席に座っている会長が口を開く。

「承った。俺の名前は綾目 繋(あやめ けい)だ。生徒会会長として、大量の仕事を受注したり、会長として前に立って話したりするのが主にやっていることだな。よろしく!」

「それじゃあ次はわたくしね。わたくしの名前は一条院(いちじょういん) 茉莉花(まつりか)。生徒会広報ですわ。仕事は生徒への諸連絡と行事や新聞での広報が主なものですわね。よろしくお願いいたしますわ」

そう言うと、一条院と名乗った先輩は優雅に一礼し、座る。

「次は俺だな。俺の名前は数間 爽(すうま そう)。生徒会会計だ。仕事内容は言うまでもないと思うが、行事や部活動の予算、会費など学校で動くお金の管理だ」

先ほどから厳しい態度をとっている人だ。何と言うか圧が強い…。

「最後に私ですねっ!私は葉桜 蛍(はざくら ほたる)ですッ!!小さいし童顔なので、よく小学生や中学生だと思われるのですが…れっきとした高ニですッ!気軽に蛍先輩って呼んでくれていいですよ!」

そう言いながら生徒証の顔写真をバーン!と目の前に突き出してきた。

そうだね…今の感想を率直に言うなら…。

「控えめに言ってカオス…」

おっと理想と現実の格差に前途多難さを感じている場合じゃなかった。次私の番だし自己紹介しないと。

「えっと…揣摩 歩友です。シノに誘われてこの度生徒会に入会させていただく運びとなられまして…?」

やばい。疲れすぎてもはや途中から自分が何を言っているのかわからなくなった。

「とにかくよろしくね〜あゆぽん」

これまでで1番のシノからの神フォローに救われるのであった。

この前さらにキャラを掘り下げていくと言う話をしたと思います。

しかし、私は懲りずにただでさえキャラの描写がキャラの追加のスピードに追いついていない現状でさらにキャラを増やしてしまいました。

どういうつもりなのでしょうか。

でもまぁ…楽しければ全て良しと言うことで行きたいと思います。キャラが多いと、その分わちゃわちゃして楽しいですし。

もちろんキャラの描写はちゃんとやるつもりですので、安心してください。

でもキャラは増えます。

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