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これはチャンスだわ

 せっかく副委員長に任命してあげたのに彼は有言実行宜しく何もしない。そんなことは最初から解かっていた。だけど、授業中はずっと私の隣に居てくれる。取り敢えず、それで十分。そんな感じであっという間に一学期が終わろうとしている。

 そんなある日、彼が制服で手を拭きながらトイレから出てきた。

「浅井君はハンカチを持ち歩かないの?」

「たまたま忘れただけだ」

 これはチャンスだわ!

「どうぞ」

 私は彼にハンカチを差し出した。


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