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神創図書館の不思議な一冊  作者: かずぞー
1章 ファントム

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11話 誘拐

「攫われた!?」

あのファントムが攫われたとなれば相手は相当な実力者、まずい

「と、とりあえずカルマ…カルマ様を起こさなっ、いない!?」

横で寝てるはずのカルマがいない

「と、とりあえず攫った人の特徴は?」

「えと、フードをかぶった男の人でなんでかふーくんが見えてるみたいで地下の方へ行ってしまいました…」

フードをかぶった男、如何にもな存在だが実際にいると厄介なものだ

「とりあえず、地下に探しに行こう」

サンクトゥムは今日城に泊まりに行っている、神たちを頼れないのは心もとないが仕方がない今は頑張らなければ


アリスに案内され奴が入り込んだ地下への道へ来る

「案内ありがとう、見てくるから、安全なところに…」

「いやです、私も行きます、一人の方が危ないですし、私もそこそこ戦えます」

まぁ、二人なことに越したことはないが15歳の子を一緒に連れていくのは危険だ

「じゃあ、私の指示には絶対に従って、どんな状況でも、ね」

「…わかりました」


「ち、地下ってやっぱり暗いですよね…分かれ道も多いよぉふーくんどこ行ったの…」

カルマから整備されていると聞いていたがここは整備されていないようでドヨドヨした雰囲気だ。弱気になっているアリスを横目に進んでいく

「あっちょっと!女の子が怖がってるんですよ!ちょっとくらい優しくしてくれてもいいじゃないですか!」

「彼氏さんにやってもらいなさい、私はそういうの苦手なのでね」

「ふーん?カルマさんにはあんなに甘いのに?」

「甘いかな?そこまで自覚無いけど」

長く過ごす家族のようだから対応が変わるのはあるかもしれないが周りから見るとそうなのか…?

「いや、まぁ…ちょっと待って静かに」

そんな話をしながら進んでいたが前から声が聞こえてきたのでとっさにアリスの口を手でふさぐ

「んっ、んぐぅ!」

前の通路の方から声が聞こえてくるおそらく、ファントムを攫った奴らだろう

追いかけなけなければ

「少年、ここに何の用だ」

「!?」

いつの間に背後に回られた、気配には気を付けていたはずだ

「アリス、合図で逃げろ」

小さくそう伝え振り返り剣を構える

そこにいたのは青髪の男だった

「剣を収めてくれ、今君と戦う気はないさ」

「レノヴァさん、この人がふーくんを!」

どうやらファントムをさらったのはこいつらしい

「あぁ、あれを探しに来たのか、まぁ、まずは話をしようじゃないか私と君は、分かり合えると思うが?」

こちらの敵意には気にも留めていないようで話を進める

「いや、先に君に無礼を働いたのはこちらだな、待て」

そう言った彼は先に歩いて行った、しばらくしてファントムと共に戻ってくる

「これを返そう、それでどうだ」

「ふーくん!」

アリスがファントムに抱き着く

「心配かけてごめん、アリスちゃん、レノヴァさんも、ありがとうございます」

これが敵を倒した後ならどれほどよかったか

「一応話は聞きますが、その前に二人を家に帰してからでいいですか」

一応奴に尋ねる、断られても連れて帰るが

「ああ、構わない、だが、同行させてくれ此処までくる道に少々危険な魔物もいたからな、一人で二人を守るのは危険だ」

敵のくせになぜかこちらの心配をしてくることに疑問を抱く、それは私が逃げないようそばにいるつもりではあるのだろうが

「お前ら、ここで待ってろ、すぐ戻る」

「貴方に恩を売るのは嫌なので、素直に従いますよ」

「心外だな恩を売るつもりはない、返したところで無事に返さなければ申し訳が立たないからな」

そういった彼は自分が先導する、と歩き出した

中盤まで歩き出したところで彼が立ち止まる

「ふむ、お出ましだな」

「グオオオオ」

そういうと目の前にゴーレム型の魔物が現れる

「あれは厄介だ、私が隙を作る攻撃は、君に任せたよ」

ゴーレムが目を光らせるその瞬間

「んぐっ!?」

体が動かない油断した、この魔物能力持ちだ

「道理で協会がこいつの懸賞金をかけるわけだこれで何人の人が死んだか、だが、相手が悪かったな」

横で彼が聞きなれない言葉を口にする

「ー::」¥」

「私の能力はその能力を封じることだ」


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