表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/18

第15話 女は度胸です。

「お目覚めですか?リーゼ様。」


もう午後の陽が傾いている。4時くらいかな?

良く寝たね、頑張ったからね。


「まず、水を飲みましょうね。」


ゆっくり起こして、水を飲ませる。


「先生、ありがとうございました。お陰様で、とてもいい夢が見れました。神様が、おまけをくださったんでしょうかね?」


いい子だ、、、、表現もかわいい。


「どんな夢だったの?」

「うふふ、、、ジーク様が赤いマントで現れて、抱きしめてくださいました。今日見つけた赤は、、、夢の中でしたけど。」

「そう、、、良かったわね。」

「はい。ちゃんと言いたいことも言えました。夢の中ですが、、、」


差し出した水を美味しそうに飲み干して、リーゼが、にっこりと笑う。晴れ晴れした顔だ。思い出しているのか、頬がほんのりと赤い。


「く、、、」

「く?」

「・・・唇に、、、キスもしてもらいました、、、温かくて、、、夢なのに変ですよね?うふふっ。」


いつの間に、、、あの男、、、



「リーゼ様、全てお話いたします。貴女に、覚悟があれば、、、貴女にしかできないことがあるんです。」





*****


「で?どうだったの?」

「・・・・はあ、、、」


目の下に深い隈を作り、前かがみなジョンを尋問する。


「マリエ様、、、ひどっ、、、上司に言いつけますからね?ひどっ、、、」


一晩中、ジークのベットの下に潜り込ませていたジョンが、小言を言う。


「あなたのことはどうでもいいのよ。で?どうだったの?」


「はあ、、、無事でしたね、ジーク様の息子さん。有り余る元気さでしたよ?リーゼ様も、なんというか、思い切りがいいですねえ、、、、朝まで、、、、続きましたから、、、」



昨晩、他にすべがないので、リーゼに《《あの》》寝間着を着せて、ジークの部屋に行かせた。総レース。ほぼスケスケ。もちろんその下には何も着けていない状態で。

全てを話して聞かせたので、、、もし、ジークがダメだったとしても、落胆しないこと、も、話した。リーゼは、、、私がお百度参りの話をした時のように、きらきらした瞳で、前のめりで話を聞いてくれた。


「私、行きます。それで、、、もしダメでも、それでもジーク様がそのようなことで私を諦めるのは納得が出来ませんから!!」


まあ、、、、ダメじゃない時の弊害も一応は説明したが、、、


「そうかあ、、、、無事解決だねえ、、、、」

「はあ、、、、」

「リーゼの満願成就の、記念すべき日になったわね?」

「はあ、、、、」










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ