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「こちらレッドスネークどうぞ」
「こちらブルースネーク異常無し、そのまま進んで」
「了解、このまま進みます」
僕達が何をしてるかと言うと街の中をノンプレイキャラクターやプレイヤーに見つからない様にコソコソ移動しているだけ。
何処のサバイバルウォーゲームだって言う様な移動を繰り返している。
気配を消す隠密と言うスキルは見つからない様にコソコソする事でランダムで習得できるらしい。
あとスニーキングは同じようにコソコソしながらプレイヤーやノンプレイキャラクターの後を音を立てない様に付ける事により習得できる。他にも習得できる条件がある様だが今の所ハッキリしているのはこの方法らしい。シオン先生談。
盗賊ギルドで隠密、ハンターギルドやレンジャーギルドで隠蔽を覚えられるらしいがその二つのギルドは他の街にあるとの事。隠蔽も隠密と似た様な効果らしい。
ギルドハウスから路地に入りその後、商店街裏通りのノンプレイキャラクターの居住区を移動中である。ノンプレイキャラクターの家の方ごめんなさい裏庭通ります。
「こちらブルースネーク、ただ移動だけじゃ面白くない。誰かの後を付ける」
「こちらレッドスネーク、無茶言わないで~無理だから」
「こちらブルースネーク、師匠の言う事は絶対」
「了解、適当に誰かの後をつけます」
辺りを見回し丁度近くに居たプレイヤーの後を付ける事にする。
見た感じや優しそうなおっちゃんだ。
気配を消すように隠れつつ追尾する。
しばらく追跡したが人通りに多い商業区に行ってしまったので追跡を諦めた。
「こちらレッドスネーク、ターゲットが商業区の人通りの多い方に行ってしまいました。続行不可能~どうぞ」
「了解、すぐに別のターゲット追跡」
これを半日ほど続けた所、
……隠密を習得。
……スニーキングを習得。
残念ながら追跡は習得ならず。
「私、三日かかったのにアリスは半日ずるい」
シオンさんにジト目で睨まれる。多分睨んでるんだと思う。
「後、出来るだけ人に見つからない様に移動したりコソコソすると良い」
どうやら隠密が発動すると気配が消える様にその場から存在感が消えるスキルの様だ。シオン師匠が使用すると隣にいたのにフッと消えて透明になる。高ランクになるとここまでの効果があるんだな……
スニーキングはよくあるゲームと同じで足音が小さくなるスキル。金属装備の様な音がなる装備だと果が無い。
しばらくはこのスキルとローブで街中など人が多い場所はこそこそした行動しないといけないんだろうな~
人の噂も七十五日って言うしこの騒ぎの鎮火をまたないとダメなんだろうな~とほほ。
シオンさんと一緒にギルドハウスに戻り、無事スキル習得した事を報告した。
「数日はかかると思ったのに早かったわね~」
「そう、アリスずるい」
「そんな事言われても」
「アリスちゃん、プチ兵衛もしばらく出さない方が良いわよ」
「そうだよね~。魔法剣も覚えたし魔法剣鍛えながらアクションを習得でもするよ~。今日はこれでお先に落ちます~おつかれさま」
部屋に戻りログアウトした。
◆◇◆◇
とりあえず智美姉ちゃんに電話して対応して貰わないと。
「もしもーし智美です。メッセージを絶対残してね」
もう一台にかけてみる。
「もしもし望月 零です。メッセージを残して……」
「ヒロやけど、至急電話下さい」
とりあえずメッセージを残す。
まずは落ち着いて考える。
知り合いに表示される名前タグ表示の問題だけど隠密発動で消えるから出切るだけ常時発動を心がけよう。
人の集まる所はしばらく余り近寄らない。
プチ兵衛はしばらくお休み。
深夜に智美姉ちゃんからメールが来ていた。適当にごまかして~ブログで時間合わなくてほとんど遊べないって事にしといたら? だけだった。
智美姉ちゃん、どんだけ丸投げなんだよ。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
修正
出切る>出来る




