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約束通りにブログを書き始めた。初日は智美姉ちゃん達に連れられてドラゴンスケルに行った日記だ。
それがすごい反響になっていた。理由は簡単、声優が四人もドリオンをプレイしている事が書いてあったからだ。しかも写真付き。
女性声優がアイドル化しているのは智美姉ちゃんを見て知っていたが男性声優にも熱狂的なファンがいてアイドル化しているのは知らなかった。
ブログに対しての閲覧件数がすごい事になっており、ブログランキングも上位に行き成り入っていた。
お手伝いとは言え一般人のブログなのにこの閲覧数は異常だと思う。
絶対にこれは計画的犯行だと思うだけど、今まで遊ばなかった智美姉ちゃんが一緒に遊んだこと事態おかしい。
約束は約束だから書かないといけないがこれから慎重に書く事にしなければ……。文字を少なめで写真を多目にしてうまくごまかそう。風景の写真とか食べ物や装備や服なんかの写真なんかも良さそうだ。
◆◇◆◇
ログインしてドラゴンスケルの宿屋から張り切って外に出た。しばらくするとなぜか視線を感じ始める。明らかに監視されている。視線めっちゃ感じる。
「あんた、アリスよね。シュウ様のなんなのよ!」
行き成り見知らぬ女性プレイヤーが絡んで来た。それを切っ掛けに他のプレイヤーも近寄ってくる。
「ゆかりんとフレンドだよね~紹介してよ~はぁはぁ」「隼人様~隼人様を紹介して」「ぼくとフレンドになってよ」……
これはまずい囲まれて逃げられない。
騒ぎのお陰で人の目を引きさらに人が増える。
ダメだこれはダメなパターンだ。ドラゴンスケルの街に着いたばかりで街をほぼ何も見ていないが脱出する為に帰還クリスタル緊急脱出を実行した。帰還ポイントの設定を変更しないでバートンの街のままでよかった。
帰還クリスタルが砕け散り一瞬でバートンの街の広場に転送される。
ふー何とか助かったな~ギルドハウスに急いで避難。迂闊だったまさかこんな事になるとは……
全速力でギルドハウスに飛び込みリビングで一息つく。
「あらあら、アリスちゃんの帰りなさい。どうしたの息を切らせて」
「マリアさんこんにちは~。それが大勢のプレイヤーに絡まれちゃって」
「あらあら。アリスちゃんは有名人さんだからね~うちのギルドもアリスちゃん加入後うなぎ上りに有名になってるわよ」
「ホントですか~迷惑かけてたらすみません」
「いえいえ、大丈夫よ。名前売れるのは嬉しい事だし、これでもうちは攻略ギルドのトップ集団に入ってるから元々そこそこ知られてたから」
「僕以外もしかして皆、レベル百越えだったり?」
「ふふふ。私は百ニ十一よ。イオナが百二十八、シオンが百二十、シャルロットが百二十四、アーヤが百十九だったかな」
「また、めっちゃはなされてる」
「アリスちゃん、ちょっと待っててね」
マリアさんが何やら奥に行ってしまった。
テレビ(マジックウィンド)を見ながら待つ事にする。今、テレビで見れるのは現実時間とドリオン内部の時間差がある為に現実世界のテレビ番組は見れない。
見れるのは動画、ドリオン内で撮影されてるプレイヤー製作番組などでジャンルで検索して見る事ができる。
一番多いのは自動撮影で自分のプレイをライブ中継している番組。
「ただいま」
しばらくしてシオンさんが帰ってきた。装備を戦闘用から普段着に切り変え僕の近くのソファーに腰を下ろし一緒にテレビを見始める。
「シオンお帰りなさい~」
マリアさんが戻ってきた。
「シオン、アリスちゃんに隠密のスキル教えてあげて、後それとスニーキングなんかもお願いね」「それからアリスちゃんコレを着てね」
マリアさんからフード付きのローブを渡される。ご丁寧にフードは猫耳で口元を隠す布もついている。胸の所はアクセサリー状になっておりそこが留め金になっている。ローブを背中に回すとマント状になった。色はいつもの赤黒。
【クリムゾンキャットローブ】
しかしこのデザインは目立つんじゃないかと思うだけど。
「了解」「アリス行く」
シオンに連れ出される事になったがさてさて。
◇◆◇◆
某運営では……
先輩、現在新規プレイヤー募集を公式では一時止めているのに、今回の件で小売店での予約が増えているとの事です。
あ~ブログの件か。すごい反響だね~ドリオンの宣伝になって万々歳だな。
小売店の予約も一時停止してもらえるように頼んだ方が良いんじゃないですか?
そうだな~止めた方が良いな。ユーザーには申し訳ないが仕方ない。
もうちょっとサーバの安定を見て新規プレイヤーの受け入れを再開するって連絡が入ってましたよね。
いつに為る事やら、先に大きな修正入れるらしいぞ。何にしてもうちの部署的には早く新規受け入れ許可して欲しいもんだよ。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
【クリムゾンキャットローブ】AGI+2 隠密効果
修正
約束道理>約束通り
視線感じ始める>視線を感じ始める
緊急脱出する事にする>緊急脱出を実行した。
後、スニーキング>、後それとスニーキング




