最終話 星々の解放者
15話+エピソード8話
現在の戦力を入れたら24話
最後の章だけあり、一番長くなりましたね
イクタベーレを奪還した二日後、宴が開かれていた。
長い長い戦いを戦い抜いただけあって大いに盛り上がる。
そんな中、ギュスターヴとホリンが酒を交わしていた。
「助かったぜ。あんまり良いタイミング現れたんで。ちょっとビックリしたがな」
ホリンがくびーっと酒を煽り言葉を発した。
「途中でろいろいろ手古摺ってな…遅れてすまない」
ギュスターヴの方はチビチビ飲みながら語る。
「良いって事よ」
ホリンはもう出来上がっており、顔が少し赤くなっていた。
「それにしてもアルス殿はどんどん逞しくなって行く……もしかしたら民衆が噂している通り本当に星々の解放者かもしれんな」
「何だ…そりゃ?」
「星々か遣わせた邪悪の帳を引き裂く解放者の事だ」
「へっ! 星々の解放者……ねぇ」
ホリンは鼻で笑う。
アルスの剣を教えていただけに、まさかという気持ちが強かったのだ。だが、それが事実なら誇らしいというのも少しあった。
◆◇◆◇◆◇◆
私はアルス様に裏庭に呼び出されていた。何を言われるか想像がつく。あまり言われたくないので気が引けていた。
私は重い歩を進め裏庭に到着するとアルス様に声を掛けた。
「……アルス様」
「呼び出してごめんね」
アルス様は鳥にエサを与えている。前に少し聞いた事があった。別に飼ってるわけではなく、たまたま通りかかった鳥にエサを与えているのだ。
「いえ……」
「前に言ってた……此処が私の一番好きな場所なんだよ。いつも此処にいて、よく姉上に叱られらたものさ」
「まぁ……」
笑って見せるが表情が硬かったかもしれない。この後に言われる事を考えると、どうしてもそうなってしまう。
「ディーネ……私は直ぐ出立しなけばならない。戦いは、まだまだ続くからね」
「………」
わかっています。ディーネは残ってくれって言うんでしょう?
「これからはもっと戦い厳しくなる。今まで以上に大変なものになるだろう」
アルス様の表情が真剣なものに変わる。此処で切り出されるのか……。
「だから君には……」
「いいえっ!! 私は何があっても着いて行きます! アルス様がなんと言おうが、着いて行きます! 私は……私は……」
遮るように強く言ったは良いが、言葉が続かない。どう言えばアルス様を説得出来るだろうか……?
「違うよディーネ」
アルス様がクスクス笑う。
「ディーネにはこの戦いの最後まで一緒にいて、そして戦いの終わりを一緒に見届けて欲しいんだ」
予想していた事と違い、私は思わず俯いて涙を流してしまう。
「ごめんディーネ。その……」
アルス様が慌てていた。
「いいえ…嬉しいんです。ありがとう…ございます」
でもそんなのはとっくに決めていた。
私はアルス様の傍にいたい。
何があっても…どんな時でも…。
――――私は絶対に貴方を信じて行くんだって……。
アルス、ディーネ、ホリン、ギュスターヴの出番終わりです
お疲れ様でした(笑)
取りこぼしがなければ全員、出番終わりと言えたと思います
というか、この話は実質エピローグでした
私の拙い作品を最後まで読んで頂きありがとうございます
一応此処で完結です
ですが今後も、もしかしたら番外編とかでちょくちょく更新するかもしれません
まぁやり切った感が強くて、ネタが思い浮かばず微妙ですけど(笑)
では、最後にもう一度。此処までお付き合いして頂き、どうもありがとうございました




