これまでに作中で登場した用語解説
本作をお読みいただき、ありがとうございます。
第1章:『黎明に目覚める虚無の巫女編』も、終盤に差しかかったということもあり、最終戦が始まる前に、これまでに作中で登場した用語を纏めて、簡潔に記載しておきました。
《魔法》や《権能》などを、全種類書いてしまうと、数千字は増量する可能性があるので、今回は省かせてもらっています。
それらの詳細に関しましては、この章が終わってから、次章が始まる前の間に投稿をしたいと考えています。
最新話の投稿は、週明けの月曜日の夜を予定しています。
時間がありましたら、これまでの用語を確認してもらえればと思います。
※第1章の1話目から順に、主要な用語を列挙しています。
・転生
主人公ノワールが、異世界レネイストに生まれ変わるときに行われた技法である。
何らかの《魔法》か《権能》によるものだと考えられるが、詳細は不明。
・異界
女神メノアがいる、世界から隔絶された空間。
最初にノワールが目を覚ました場所でもある。
・女神
異世界レネイストにおける最上位に君臨する種族、〈神族〉である。
その中にも性別があるようだが、作中ではまだ女神しか登場していない。
・〈邪神族〉
これは女神などの〈神族〉、その亜種とされる種族だ。
どのように変異して〈邪神族〉となるのかは明かされていないが、ノワールの場合は女神メノアの力により〈人間族〉から〈邪神族〉となった。
・異世界
ここでは、ノワールが転生をした世界レネイストを指しているが、レネイストの他にも異世界は存在している。
・《魔法》
体内に巡るエネルギー物質、魔力を用いて使用する術式の総称である。
創造をすることにより、或いは媒介となる道具を利用することで、様々な事象を発生させられる。
・《権能》
〈神族〉にのみ宿った、その種族固有の力のことで、《魔法》とは違い魔力を使わない。
行使の際には星力という、エネルギーを消費する。
しかしながら例外も存在し、〈神族〉以外にも《権能》を宿す者もいる。
・魔力
生物の体内に血液のように流れるエネルギーである。
基本的には《魔法》や魔道具などを使用する際に消費されることが多い。
・星力
これは魔力とはまた違った強大なエネルギーで、女神メノアは地震や津波などの自然に喩えた。
万人に流れてはおらず、非常に希少な物質。
《権能》の発動には欠かせない存在だ。
・〈魔王〉
異世界レネイストにいる、人外の化物。
現時点では、その総称だけが登場している。
・〈勇者〉
過去、異世界レネイストにいた人物。
ノワールの前世である〈勇者〉カインも、それにあたる。
〈勇者〉になる条件は幾つかあるが、カインの場合は、女神メノアに選ばれてレネイストに転移したことで、その資格を得た。
女神メノアが言うには、現代のレネイストにも〈勇者〉はおり、〈魔王〉との間で色々あるようだ。
・〈聖女〉
作中に登場しているのは、ヴァミリド神教国に構える宗教団体、星灯録教会の〈聖女〉セラスだ。
他国などにも同様の役職がいるのかは明かされていない。
・紅凱暦
異世界レネイストに定められた暦である。
現代、ノワールが転生をしたのは、紅凱暦852年だ。
・《虚無の巫女》
異世界から現れし、世界の秩序を乱す存在、《星を喰らう獣》を封印する目的で、神々により創造された存在。
その正体は、他でもない女神メノアだった。
・《星を喰らう獣》
星の源であるエネルギー、星力を数多の星々に供給をする機巧、女神の聖杯機を破壊する恐れのある厄災。
異世界を調整する秩序の番人である管理者の閲覧会は、ノワールが将来的に《星を喰らう獣》になりえる危険分子だと疑いを向けている。
・旧ベルザ教会
異世界レネイストに、ノワールが転生してから初めて立ち寄った場所で、そこには女神ベルザが修道女の零花の身体を介して、ノワールの実力を確認する試験を行った。
女神エリアルの話では、旧ベルザ教会は女神の聖杯機に繋がる入口でもあるらしい。
・旧ベルザ教会の地下
女神ベルザに案内された螺旋階段が連なった空間。
その深奥には、《次元歪曲》の術式が展開された白濁な空間が広がっており、ベルザの計らいで、ノワールは神都アリオンに転移をした。
・ヴァミリド神教国
女神ベルザを主神に崇めており、宗教団体星灯録教会の総本山がある、レネイストの中でも屈指の大国だ。
・神都アリオン
ヴァミリド神教国の首都で、多種多様な文化と人種が入り乱れる、絢爛な都である。
・ヴァルノレイア大陸
異世界レネイストに存在する大陸の内の一つ。
ヴァミリド神教国が建国された土地でもある。
命名は、レネイストの創造主ヴァルノレイアに由来している。
・星灯録教会
ヴァミリド神教国に構える、世界にも多大な影響力がある、大規模な宗教団体。
実質的に教会は、ヴァミリド神教国の政治的な実権を握っている。
・星凱帝
ヴァミリド神教国の最高位、皇帝の座に就いている者の異名。
その実態は、星灯録教会の操り人形で、発言力は皆無に等しい。
本来は皇女しか、その星凱帝という地位は継げないのだが、当代の星凱帝エレンは性別を偽った皇子だった。
・星族
ヴァミリド神教国における皇族のこと。
〈人間族〉でありながらも、《神痕術》という禁術により、長命な身体を手に入れている。
その星族の中から、女神ベルザに選ばれた皇女が、星凱帝に選出される。
先代の星凱帝は、ライリーラである。
・《神痕術》
星族の伝わる禁断の術式。
その詳細は、〈神族〉のみが有する《権能》を人の身に宿して、強制的に生物としての格を昇華させるといったものだった。
下界では『しんこんじゅつ』という術名で伝わっているようだが、管理者の閲覧会のカノンが言うには、正式名称は《神痕術》のようだ。
・〈竜種〉
異世界レネイストに数多ある種族のなかでも、頂点に位置する絶対的な覇者。
〈神族〉と同等以上の力量があるとされており、世界のあらゆる要点に関わっている。
・『竜脈の畔』
神都アリオンの脇道に点在する宿屋だが、それは表向きの顔であり、裏ギルドの橋渡し役を兼ねた店舗だった。
武器商人の組合『狂笑会』が管理をしている。
・裏ギルド
名前の通り、裏の世界に存在するギルドのこと。
通常、ギルドと云われる冒険者達が所属する組合とは違い、非合法的な仕事や依頼を取り扱っている。
・冒険者
異世界レネイストにある職業の一つで、様々な依頼を通して報酬を獲得する。
・『狂笑会』
ローズが首席を務める、武器商人が集まる違法な組織。
主に武器の売買などを行っており、意図的に戦争を誘発させたりして、そこに発生する金銭を利益としている。
・管理者の閲覧会
異世界を調整する秩序の番人であり、世界の秩序を乱す異物を、執行によって排除する役割を担っている。
違法な転生により〈邪神族〉になったノワールは重大な罪人で、執行を下される対象にあった。
その上で、ノワールには女神の聖杯機を破壊する可能性がある災厄、《星を喰らう獣》の嫌疑が向けられている。
同様に、女神の聖杯機に甚大な被害を齎すかもしれない存在、当代の星凱帝エレンも対象に当てはまっていた。
・『竜脈の畔』階段
この宿屋は裏社会との境目にあることから、独自の防犯対策をしている。
受付やバーカウンターが置かれた一階部分と、客室が完備された二階を繋いでいる階段は《次元歪曲》により、空間が捻じ曲げられており、宿屋の案内者がいないと辿り着けるかは怪しい造りとなっていた。
・〈魔女〉
異世界レネイストの何処かに住んでいる、人外の存在で〈魔王〉とはまた別種の災厄である。
・女神の聖杯機
〈神族〉と〈竜種〉が共同で創造した、数多の星々に星力を供給する、星の生命維持装置。
そこは星の墓場ともされ、生物が存在しない。
創生と死滅を内包した、静謐な大海だった。
・星を管理する樹
異界、女神の聖杯機に聳え立った巨樹で、それは管理者の閲覧会の総本部でもあった。
その役割は星を監視するほか、樹の根先から星力を星に送っている。




