第24話 魔女
魔人種族の街を歩く。石造りの家々は明滅するマナ灯の光に包まれ、街全体が一体の巨大な発光生物のような様相を呈していた。アイルやラカシュの街と比べると、やや生々しい活気に欠けるような気はするが、街が喧騒に満ちていることは疑いようがない。
無数の人工太陽とマナ灯の光に照らされた街並みは、昼とも夜ともつかない薄らぼんやりとした印象を受ける。なるほど、これは慣れないと少し酔いそうだ。魔人種族以外には住みづらい国というのも頷ける。
適当に宿を探して泊まることにした。
石造りの宿内は採光に乏しく、圧迫感を感じた。あてがわれた部屋は団体客用なのか、簡易ベッドが五つ並べられていた。一方、僕たちは六人。
「ベッド、足りませんね」
「どうせ一緒に寝るからいいじゃろ」
「あ、ずるいです。なら私も」
『我も』
「それがしも」
「いろいろな意味で死ぬので止めてください……」
アホなやり取りを経つつ、荷物を置く。滞在する予定はないので、素泊まりで安い宿である。風呂場は一応あるが、一人がかろうじて入れる桶のような粗末なものだった。
食事と入浴を適当に済ませ、寝巻きに着替えた。ベッドに腰掛け、話し合う。
目標は、呪いによって不老となったと言われる、常冬の魔女に会うことだ。
「明日、この街を抜けて常冬の山に向かいましょう。地下道を北に歩いて、北端で山に出ます」
「雪山登りか。まともに行ったら、儂らの装備では数分で遭難するぞ」
「防寒具すら買ってないですからね……」
『火炎の眷属が二人もいるのだ。交代で保温しつつ行けば、寒さに関しては何とかなろう』
相変わらず頼りになる。しかし山登りなんてそんなに経験はない。少し不安ではある。
『凍土竜や霜の巨人が生息していると聞いたが』
「私もあまり遭遇した経験はないですね。純粋な竜種よりは劣るはずですから、たとえ襲われたとしても逃げるくらいなら何とか……」
リリアさんがへの字に口を結んだ。
「それより、気になるのは魔女の呪いなんですよね」
「不老の呪いですか。気になるというのは?」
「数万年に渡って不老の呪いをかけるなんて、尋常の魔術士ではできません。それこそ──」
紫の瞳がちらりとローザを捉える。
「神か、あるいはそれに比肩するような力の持ち主でなければ」
ローザの祝福ならば人間を不老にすることも可能だと言っていたが、逆に言えばロリババアの神であるローザの力をもってしても、人間を不老にするぐらいが力の限度であるということだ。相手を極端に老化させたり、若返らせたりといった芸当は彼女の力を超えている。
そんな神の能力に匹敵する真似ができるものは神か、それ以上の存在だということ。常冬の魔女に会うならば、そんな高度な力を、悪意と共に振るうような輩と対峙する可能性がある。考えてもいなかったことを指摘されて、少しヒヤリとした。
ふん、とフウが鼻を鳴らす。
『会う前からそんなこと考えても仕方ないにゃ。そもそもその魔女がまだ生きているかも不明だしにゃ』
ベッドにだらりと寝そべりながら言う彼女に、苦笑を返した。まあ確かに、会う前から脅えるのは僕らしくもない。
「今日のところは寝て、明日に備えますか」
肝心の僕の同衾相手はというと、ジャンケンの結果、シャオさんに決まった。僕より小柄な彼女だが、抱きしめられると妙に安心する。何と言うか、母親に抱かれているような感じがした。早くに母をなくした僕にとっては、ほとんど空想のようなものだけれど。彼女は独身らしいが、子供を育てた経験が母性としてにじみ出ているのかもしれない。
鱗に覆われた指先が優しく僕の髪を梳く。体の割りに大きな瞳がいとし子を見るように細められて、ああ彼女も僕と同じ気持ちでいるんだ、と悟って胸が温かくなった。
「母子プレイとは高度な……」
「手強いですね……」
……。外野が何か言っていた気がするが、無視。思っているうちに、うとうとしてきた──。
**********
宿のベッドはゴツゴツとして寝苦しかったが、シャオさんの腕の中は心地よかったので差し引きゼロといったところだろうか。
朝食を済ませて、荷物をまとめる。外に出ると、来たときと変わらず外はぼんやりとした照明に包まれている。朝の清々しさは感じられない。
「目がチカチカするのう。儂には合わん」
桜お姉ちゃんがぼやいていた。
道はかなりしっかり舗装されており、歩くには楽だった。街を観察すると、アイルやラカシュと比べて武具店などが少なく、代わりに本屋が目立った。
「魔人種族連邦は東西を海に挟まれ、北には常冬の山が位置しており、南でシシファと接する他は隣接する国がありません。そのシシファも同盟関係にありますから、二百年前の建国以来、一度も戦争を経験したことがない国です」
例によって鎧姿で歩きながら、リリアさんが解説してくれる。
「軍事力には乏しいですが、その分他国と比較して文化面で充実しています。活版印刷の普及と普通教育制度の導入により、識字率は九十パーセント以上で、学問、特に術理論の研究にかけては大陸随一です」
言われて通りを見渡してみると、確かに道行く人たちはインテリっぽい人が多い気がする。
「……一方で昨今性風俗の乱れが指摘され、連邦高官などは倒錯的な趣味を持つ変態が多いとも言われていますが……」
……。あんまり聞きたくない話だなー。
「いろはと趣味が合うやつがおるかもな」
「人を変態呼ばわりしないでください」
抗議すると、桜お姉ちゃんは肩をすくめた。
数時間ほど歩き続けて、広場のような場所に着いた。
「そろそろ昼ですね。休憩しますか」
広場には恋人や家族連れなど、様々な人がいた。
屋台が目に付いたので覗いてみる。何だかよく分からない黒っぽい物体と、これまた何の肉だかよく分からない串焼きが売られていた。
怖いもの見たさで買ってみる。串焼きは、鶏に少し近い味がした。黒っぽい物体は形容しづらい。多分植物だと思うのだが、酸っぱい。
「多分、トカゲの串焼きと食用コケの酢漬けですね」
口に含みながら、リリアさんが言う。
「変わったものを食べますねえ」
「食性も人間と大分異なるようじゃな」
物凄く美味いというほどでもないが、そこそこ楽しめた。
結構な時間歩いたせいで足が少し痛い。桜お姉ちゃんにマッサージしてもらいながら、広場を見回す。この一帯は石畳の地面の代わりに、芝生が敷き詰められ、辺りは木々が覆っている。建物は少なく、人工太陽の光も心なしか強い。
「ここはちょっと外に近い環境ですね」
本を読む学者風の男、買い食いする学生風の女子の集団。屋台はそれなりに繁盛しているようだ。何やら弦楽器を手にして弾き鳴らす男の前には数十人程度の人垣が出来ている。
「路上ライブですか」
ふむ、と顎に手を当てて考える。思い出したのは、シャオさんの言葉。
「大道芸、やってみましょうか」
立ち上がって、広場の中央に歩み出る。適当に手を叩いて注目を集めた。いかんせん、こういう経験がないもので正しい行動かどうかはよく分からないが、まあ試しにやってみる程度だからいいだろう。人前に立つのなんて学会での発表くらいしかなかったので、結構緊張する。
創造主の指先を発動させた。ぽつぽつと光が集まり出した。掌を空に向けてかざす。光が渦を巻きながら集まり、やがて一頭の蝶を形作った。ふわり、と風に揺られながら、カラスアゲハが濃紺の羽を広げて飛び立つ。足元で座り込みながらキャンディーを舐めていた子供が、おー、と声を上げた。歓声──と言っても一人だが──に気をよくしながら、両手でものを包むようにしながら胸元に持って行く。光が次々と収束して、色とりどりの蝶が舞い上がる。紅、紺碧、純白、宝石のように光を浴びて煌きながら、蝶たちは数を増やして行く。
何十という数の蝶が規則正しく舞いながら、一つの巨大な生き物のようにうねりを上げる。女学生たちがぽかんと口を開けて見ている。学者風の男が眼鏡を直しながらほう、と呟いた。子供たちは無邪気にはしゃいで、蝶を捕まえようとぴょんぴょん飛び跳ねている。うねりが最高潮に達する瞬間、ぱ、と蝶たちが一斉に光に還った。後には何事もなかったかのように静寂だけが残される。一拍おいて、わ、と歓声が大きく上がった。硬貨が足元に何枚も転がってきた。
どうもどうも、と適当に挨拶しながら、硬貨を拾い集めて、みんなのところに戻った。
「意外と、投げ銭をもらえました」
「ほとんど銅貨じゃろ」
「それでも嬉しいですよ」
少し重くなった懐にホクホクする。これで完全なヒモからちょっとだけ浮上した、気がする。フウとローザは、よく分からない、という感じで首を捻っていた。
休憩を終えて再び歩き出す。夕方や夜というものがない地下世界では時間の経過が分かりづらい。
何時間か歩き通したところ、だんだんと建物がまばらになってきた。更に歩くうち、舗装された地面が途絶え、人工太陽の行き届かない洞窟の様相を呈してきた。
「この辺りが街の最外部でしょうね。魔人種族連邦の街は、基本的にこうした洞窟で全て繋がっています」
徹底的に地上に出ない種族のようだ。
洞窟は足場が悪く、歩きにくい。ところどころ道が狭くなっていて、通るのに苦労する箇所もあった。
「これは……かなり……狭いですね」
子供体型の僕ですら通り抜けが厳しいのだから、大人はさぞかし苦労するだろう。リリアさんは途中で鎧がつっかえたために、鎧を分割して持ち運ぶはめになった。魔人たちはあまりこの洞窟を使っていないのだろうか。
「あ」
考えているうちに、見事につっかえて身動きが取れなくなった。
「この道は失敗でしたかね」
『二つ前の曲がり角は右の方がよかったのではないか?』
「済みません、私もこの辺りの道はよく知らないもので」
「……言ってないで助けてくださいよ~」
胸に入れた銅貨の袋がかさばっているせいか、前にも後ろにも動かない。生憎、手も自由にならないので、僕だけでは出られそうもなかった。
「待っとれ、今出してやる」
さすが桜お姉ちゃん、頼りになる。小さな手が僕の腰周りを軽く撫でた後、ば、と着物の裾をめくりあげて尻を揉み始めた。
「……いやドサクサに紛れて何してるんですか!?」
「え? 何じゃって?」
「何で急に難聴になるんですか聞こえてるでしょう! ふざけてないで出してくださいよ!」
「聞こえんのー。年じゃからのー」
……く。卑劣な。何が卑劣って、巧みにババアアピールすることで僕の琴線をくすぐっている点だ。これじゃあ強く怒れないじゃないですか!
『……いや、その理屈はおかしい』
『深く考えたら駄目にゃ。イロハの思考回路を理解しようとしたら、常人では発狂してしまうにゃ』
失敬な! そんなことを考えているうちに桜お姉ちゃんの手つきがシャレでは済まないような淫猥さを帯びてきた。足をばたつかせて抗議すると、むう、と唸りがあがる。
「ケチじゃなー。いいじゃろ別に。お前のケツは儂のもの、お前の処女も儂のものじゃ」
「最悪のジャイアニズムですね! って言うか何ですか処女って!?」
「ケツの──」
「言わなくていいです聞きたくないです!」
昨日のいい雰囲気を返してほしい。
何とか狭い道から抜け出して埃を払う。
「全くもう! 何で余計なシモネタを挟むんですか!」
「分かっとらんな。愛というのは清らかな幻想のようなものではない。若人は時に幻想に囚われ、愛の持つ暗くドロドロした側面に触れて幻滅するもんじゃ」
……何か語りだした。
「その点、儂はいろはの清らかなところ、汚いところ含めて全部受け入れてやる心積りはできとる。永遠の時の中で、お前と歩み、子を孕んで共に育てていく覚悟もな」
ぱん、と腹をたたいて、桜お姉ちゃんが胸を張る。……不覚にも、ちょっと胸が熱くなった。
「当然、お前のケツの処女を奪う覚悟も──」
「何で余計な一言を付け加えるんですかねえ!」
台無しですよ本当に。
**********
何だかんだありつつも、洞窟を北へ北へと歩く。やがて、少し開けた場所に行き着いた。道は途切れているが、足元に不思議な紋様が描かれている。
「洞窟の北端がここのようです。上に出ましょう」
街に入ったときと同じようにしてリリアさんにつかまる。身構えていたせいか、虚脱感は以前ほど感じなかった。外に出た、と思った瞬間、顔面を強烈な吹雪が襲った。
「うぷっ!? ぷは、ロー、ザ!」
『む』
口を開けたら雪が猛烈な勢いで入ってきた。苦労しつつローザの名を呼ぶと、彼女は胸の前で印を切る。数秒後、ふ、と寒さが和らいだ。
「うう……着物の中に雪が……」
「術をかけてから出るべきでしたね……」
辟易とした表情で服から雪をかき出しながら、リリアさんがぼやく。雪山というのをかなり舐めていたと言わざるをえない。辺り一面は一寸先も見えないほどに雪が吹き荒れ、真っ白に染まった視界は前後左右も分からない。僕たちの周りにはうっすら膜のようなものが張られ、吹雪と寒気の侵入を防いでいた。
「出し惜しみはできんな。一気に行くか」
言って、桜お姉ちゃんが印を結ぶ。
「『釈迦掌中』」
ぱん、と手を打ち鳴らす。途端、
「わ」
みるみる桜お姉ちゃんの姿が大きくなる。……いや。逆だ。僕の姿が小さくなっているのか。ひょい、と彼女は僕をつまみ上げて、自分の掌に乗せた。見回すと、同じように小さくなったリリアさん、ローザ、フウ、シャオさんも狐につままれたような表情で、桜お姉ちゃんの掌の上に座り込んでいた。
『……奇怪な術にゃ』
『高度な方術だな』
「キミョウ」
三人が唸るような声を上げた。
「飛ぶぞ。つかまっとれ」
ひょい、と雲に乗って、桜お姉ちゃんが飛び上がる。
「つかまれと言われても、掌の上ですからねえ」
呟きながら、外を見る。途中、巨大な影と何度かすれ違ったような気がしたが、あれが凍土竜や霜の巨人とやらだろうか。ちょっと興味はあるが、わざわざ危険な橋を渡ってまで遭遇したいとは思わない。
「方向はあっているんでしょうか」
『進行方向に、奇妙な魔力の滞留を感じる。明らかに竜や巨人種族のものではない』
『にゃあ。なーんか嫌な感じの魔力にゃ』
二人が口々に言った。フウは鼻に皺を寄せて、少し不機嫌そうだ。奇妙な魔力とか嫌な魔力ってどんな感じなんだろうか。魔力の低い僕とリリアさんは肩を寄せ合って、ほけー、と二人の会話を聞いていた。
暇なので、桜お姉ちゃんに話しかけてみる。
「始めからこうして飛ぶわけにはいかなかったんですか?」
「結構消耗するんじゃ。そんな長く飛べん」
ままならないものだ。
「それに、足で旅をするのも悪くないじゃろ」
まあそれもそうか。
そうして、どれくらい経ったろうか。
「……あれか?」
桜お姉ちゃんの呟きが聞こえたので、見下ろしてみると、吹き荒れる吹雪の中、場違いなくらい真っ黒な屋敷が一軒、ぽつんと佇んでいた。
『恐らく、そうだろう』
「おりてみるか」
言葉と共に、すい、と降下して地面に着地した。ぽわん、と音がしたかと思うと、雪を踏みしめる感触を足裏に感じた。すぐ真横に、いつも通りの桜お姉ちゃんの麗しい顔を認めて、自分の体が元の大きさに戻ったことを悟った。
改めて屋敷を眺める。造りとしては西洋風で、全体が真っ黒な点を除けば地球でも普通に見られそうだ。窓は少なく、中の様子は定かには分からない。
「大きいな。魔女一人で住むには、いささか広すぎる気もするがのう」
「不気味ではありますが……。思ったほど、異様な感じではないですね」
『どうする?』
みんなの視線を受けて、一つ頷く。
「入ってみましょう」
両脇をシャオさんとリリアさんが固め、後ろに桜お姉ちゃん、フウ、ローザが控える。緊張しながら、入り口と思われる扉の前に立った。幾何学模様が施されたノッカーを打ち鳴らす。暫く待ったが、応答はない。
「留守でしょうか」
首を捻りながら扉に軽く触れると、ガタン、と大きな音がして扉が内側に大きく開いた。
突然響いた大音に驚きながらも中を見やる。マナ灯のぼんやりとした光の中、息絶えるような静寂の中に、彼女はいた。
常冬の魔女。
コツン、と硬質な足音が響く。石造りの床を踏みしめる靴は、硬い革靴のようだ。全身を覆う服は毛皮製の分厚い防寒具で、肌の露出はほとんどない。頭にはロシア帽を思わせる毛皮の帽子を被り、蒼銀の髪が零れ落ちるようにウェーブを描いて伸びている。感情を宿さない瞳は薄い空色で、銀縁眼鏡の奥で軽く伏せられている。額から伸びた一本の角は伝説にある一角獣を思わせた。
コツン、コツン。無言のまま、少女は歩み寄る。両脇でシャオさんが双刀の柄に手をかけ、リリアさんもわずかに身構える。少女は彼女たちに一瞥もくれず、真っ直ぐ僕を見つめている。コツン。手が届く距離まで歩み寄って、少女と僕は向き合う。ごくり、と自分の唾を飲む音が妙に大きく響いた。す、と少女が腕を伸ばす。霜の降りた毛皮の手袋のごわごわした感触を額に感じた。
「【何の用? ニンゲン】」
少女の唇の動きに合わせて声が発せられる。日本語と同時に別の言語を同時に喋っているような、物凄く不自然な感じを受けた。託宣とも少し違う。翻訳か何かする術を使っているのだろうか。
「【や、ええと】」
自分の声も二重に聞こえた。かなり気持ち悪いが、我慢して声を出す。
「【時の流れに取り残されたあなたに、愛を届けに参りました!】」
ウィンクをしながらニコ、と微笑む。うん、完璧なスマイルだ。相手がロリババアなら絶対落ちるはず!
「【帰って】」
びゅう、と風が吹いたかと思うと、体が吹き飛ばされる。ごろごろ雪の上を転がりながら、扉が閉ざされる音を聞いた。起き上がって、屋敷を見やる。漆黒の扉は完全な拒絶を示して固く口を閉ざしている。呆然と呟いた。
「馬鹿な……拒絶された……」
「いや、そりゃそうじゃろ……」
「むしろ何で今ので落とせると思ったんですか?」
冷ややかな声がぐさぐさと胸に刺さる。
く。がっくりと雪の上に膝をつく。豊野いろは、十歳。異世界に来てから初めての完全敗北だった……。
ツンが書きたかったので。




