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ボク、女の子になって過去にタイムリープしたみたいです。最推しアイドルのマネージャーになったので、彼女が売れるために何でもします!  作者: 奇蹟あい
第十章 定期公演 ~ Monthly Party 2024 ~ #7編

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第13話 強化合宿最終日~アフレコを勉強しよう

「今日が最終日だ。アフレコを学んでもらう」


 アフレコ。映像に合わせて声の演技をするあれだよね。

 いよいよアニメの撮影っぽくなってきた!


「資料映像で見たわ。マイクの前に立ってセリフを読むのよね。声優さんっぽくて楽しみ!」


「いよいよボクたちも声優だ!」


 ハルルと顔を見合わせる。

 期待に胸が膨らむね!


「初々しいね~。キラキラしていてお姉さん目が潰れそうダヨ」


 マキがボクたちの肩を叩いてくる。

 自分だって声優初挑戦のくせに、なーんでそんなに余裕ぶってるのかな?


「さっそくやるぞ。録音ブースに入れ」


 麻里さんの指示に従って、ボクたち3人はブースの中へ。

 麻里さんはガラス越しに見える隣の部屋にいるみたい。

 ちなみに花子は部屋でお留守番だ。泣いていないといいな。


「まずはマイクを3本用意して、演技に集中してもらう。午後はマイクを2本にして、入れ替わりの練習もあるからそのつもりでいろ」


 麻里さんの声がスピーカーを通して聞こえてくる。

 言葉の通りブースの中には3本のマイクが立ててある。その前には大きなモニターだ。


「まずはそこにある台本を見ろ。『あさにし』の第1話の初校から引っ張ってきた1場面だ」


 テーブルの上に置いてある台本を手に取る。

 黄緑色をした無地の表紙をめくると、ヒマリ、ナズナ、チィタマの掛け合いのセリフが並んでいた。


「おお。これが台本! って数ページ分しかセリフ書いてないんですけど。後ろのページが真っ白だ」


「今日のレッスンにはそれだけで十分だ。まずは各自台本を頭に入れて、演技プランを組み立てろ」


 演技プランねえ。

 場面的に言うと、放課後の帰り道の様子だ。 


-------------------------------------

学校の放課後、帰り道。道を歩く3人。


1(ヒマリUP)

ヒマリ「今日も暑いね」


2(ナズナ、ジト目でヒマリを見つめる)

ナズナ「あんたね……いくら暑いからってその格好どうなの?」


3(ヒマリ、スカートをめくって風を入れる)

ヒマリ「え~、誰も見てないし~」


4(チィタマ、ヒマリの回りを走り回る)

チィタマ「お尻丸出しニャン」


5(ヒマリ、ブラウスのボタンを外して水着を見せる)

ヒマリ「ちゃんと下に水着を着てるよぉ」


6(ナズナ、顔を赤らめて視線を外す)

ナズナ「そういう問題じゃないわ……」


7(ヒマリは踊るように、ナズナは静かに下を向いて歩く)


8(チィタマが何かを見つけて走り出す)


9(公園の水道UP)


10(チィタマ、水道を指さす)

チィタマ「暑いニャン! そこの水道で水浴びするニャン」


11(ヒマリ、服を脱いで水着になる)

ヒマリ「やった~! 水浴びしよう! 水着でラッキー!」


12(ナズナUP 戸惑いの表情)

ナズナ「え、ちょっと、水浴び⁉」


13(チィタマ、ホースを持って水を真上に)

チィタマ「行くニャン! 放水開始ー!」


14(ヒマリ、ナズナに上から水が降り注ぐ)


15(ヒマリ、手を広げて全身で水を受け止める)

ヒマリ「キャ~、つめた~い」


16(ナズナ、呆然とした表情で佇む)

ナズナ「ちょっと、あ~、わたし服が……」


17(チィタマ、一旦放水やめ。指をくるくる回し、ナズナに向かって魔法の光線を放つ)

チィタマ「ナズナも水着に着替えるニャン。それー」


18(ナズナ、顔から下だけ謎の光に包まれる。驚きの表情で自分の体を見る)

ナズナ「急に服が!」


19(ナズナの水着UP)


20(ヒマリ、うれしそうにナズナの顔を覗き込む)

ヒマリ「ナズナちゃんもかわいい水着着てたんだ~」


21(ナズナ、手で水着を隠し、しゃがみ込む)

ナズナ「これは違っ!」


22(チィタマUP。空に虹がかかる様子を見上げる)

チィタマ「それそれー。あ、虹が出たニャン」


23(ヒマリ、祈るように。頭の上に棒アイスの絵)

ヒマリ「わ~、虹だ~。明日の給食にアイスが出ますように。明日の給食にアイスが出ますように。明日の給食にアイスが出ますように」


24(引き。ナズナ、困惑の表情)

ナズナ「アイス? 何?」


25(ヒマリ、ナズナのほうを向き、自信たっぷりに)

ヒマリ「ナズナちゃん知らないの? 虹に3回お願い事すると願いが叶うんだよ?」


26(ナズナ、ジト目でヒマリを見つめる)

ナズナ「それ……流れ星と勘違いしてない?」


27(ヒマリ、頭の上に虹が7個浮かぶ絵)

ヒマリ「そうだっけ? あ~、虹は7色だから、7回お願いしなきゃってことね!」


28(ナズナ、怪訝そうな表情)

ナズナ「そんな話わたし知らないけど……」


29(引き。大きな虹。チィタマが水飲み場の上で踊る)

チィタマ「それそれー! もっと虹を作るニャン!」

-------------------------------------


 思っていたよりもずいぶん指定が細かい。

 そのおかげで場面は想像しやすいかな。

 まあ、日常系だとシリアスさは一切いらないし、チィタマはバカっぽくってことだよね。普通に魔法とか使っちゃってるし。原作では明確にそういう描写はなかったけど、やっぱり不思議な存在ってことかな。でもあれだ。ナズナには見えていなさそうな設定はうまく引き継がれているのか。そこは気をつけて演技しよう。


 がんばるぞー!


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