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青春の死亡。  作者: 三島瑞
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第八話:友人

教室のドアを開き席に座る。

そして怒田は俺の後を追って教室に入ってきた。

怒田は俺の方に席を寄せてきて小声で言った。


「もうそろそろ先生来るはずなんだけど遅いね。」


「そうだな、確か噂だと男の若い新任の先生だったけか?」


噂をすれば影が差すっと言うようにドアが開いた。

ガラガラっと古くなった戸の音とともに来た教師にどたま抜かれる。


白い髪に白い肌灰色の目一瞬外国人かと思ったが顔の薄く清潔感のあるアジア系の顔立ちである。

モデルのように細身の高身長が黒のスーツ着こなす。

俺はその神々しい姿に釘付けになっているが、女子はカバンから鏡と化粧道具を一瞬で取り出し髪とメイクを整えて始めた。


なんと分かりやすい生き物なんだ。


「綺麗な先生だね~。」


怒田は関心したように言った。


「そうだなぁ~。」


合図地をうちながらまじまじと先生を見る。

すると男は自己紹介を始めた。


「おはようございます!今日からこのクラスの担任になります白井しらい けんと申します。教員経験はまだまだ乏しいしいですが精一杯務めさせていただきます。」


キリッと綺麗な日本語だ名前とか聞く限り日本人だな・・。


それにしても瞳を閉〇てとか歌いそうな名前だな。

合ってるのは日本人離れした見た目ってだけで真逆だけど。


下らない事を考えていると先生はこれからの授業の事や成績のつけ方etcの説明をはじめた。

小一時間程だろうか説明が終わると先生は一息ついた。

話の締めに自己紹介をクラスメイトに求めた。


席の順番で男子は趣味などを言ったり、女子は先生へのアピール合戦を繰り広げていた。

そして怒田の番になる。

そして、怒田はキラキラしたアイドルの様なオーラを出しながら自己紹介をした。

まさに先生派閥と怒田派閥に分かれる瞬間だった。


そして俺の番になる。

適当に済ませよう注目されるのは好まない。


「初めまして平山 馨といいます。趣味はアコギで弾き語りや映画鑑賞を嗜んでいます。仲良くして頂ければ幸いです。」


うん、我ながら悪くなかったのではっと思いながら席に座る。

満足そうに座っていると怒田がツンツンっと肩を突いてくる。


「ん?どうした?」


「かなりお堅い感じだったよ、もうちょっと砕けた感じで良かったんじゃない?」


確かに反応が薄かった気がした。

まあ、怒田の反応と比べれば何億倍したって勝てない訳だが。

0はいくつ掛けても0だしね。


怒田は続けて質問してくる。


「というか、ギター弾けたんだね」


「似合わなくて悪かったね。」


俺がそう言うと怒田は苦笑してみせる。

そして、全員の自己紹介が終わり今日の学校は終わりになる。


「では、明日から6限授業となります。教科書や筆記用具などは忘れずに持ってきてください。」


先生がしゃべり終わると同時に皆がいっせいに机から達各々の友人や知人と喋り始める。

そして俺が立ち上がり帰ろうとすると一人の男子に声を掛けられる。


「なあなあ、ギター弾けるんだろ?俺軽音学部入るんだけど一緒に入らない?」


俺はあまりの慣れ慣れしさに一瞬ビックっとするが何とか取り繕って平然を装う。


「ああ、いいね。見学だけでもしてみようかな?」


俺がそう言うとそいつは自己紹介を始めた。


「やった!俺 葛城かつらぎ 未来みらいよろしくな!」


俺も後を追って自己紹介をする。


「俺は平山 馨よろしく」


おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


初めての友達に感動しているとそれをへし折るように怒田が話に入ってきた。


「あ、僕怒田っていいます~^^僕も軽音学部興味あるんでついて行っていいですか?」


顔は笑っているが目が笑ってない。

目の奥に闇を感じる。

葛城は心から是非とばかしの笑顔で許可した。

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