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青春の死亡。  作者: 三島瑞
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第五話:保健室

「体質?」


怒田は首を捻りキョトンとした。


「ああ、小学と中学ロクな学校生活送って無かったせいで恥ずかしい体質になってな…」


ああ、言いたく無い、女性恐怖感とかDT症候群言いたく無い…。

恥ずかしい。

だが、これ以上心配させるのも気が引ける…。


俺は覚悟を決めて息を飲む。


怒田は俺の真剣な顔つきに真剣な顔つきで返してくる。

真面目な奴だ…。


「俺、女性恐怖症なんだ」


一瞬空気が凍る。


数秒すると怒田は震えだした。

そして高らかに笑う。


「ップッハハハハハ!!女性フッフ恐怖ップショウッフッハハハハハ」


俺はこの上ない羞恥心に晒される。

顔に熱を覚える、自分の顔が赤くなってるのが分かる。


「わ、笑うな!!」


怒田は壮大に笑いながら言い訳をする。


「だ、だってッヒイ真剣な顔つきでッフフ散々溜めといてフッフ女性ッヒ恐怖症ってッブハっっww」


ああ、もう恥ずかしい消えてしまいたい。


「ああ、もうお婿にいけない…。」


ポロリと言うと怒田は笑いの余韻にやられながら俺の肩を叩いて言った。


「安心しな、僕が貰ってあげるから」


怒田は親指を立てて歯を光らせる。

ロッ○・リーかな?それともガ○先生かな?

色々開放しちゃいそうですね。


「男前だな見た目以外」


適当にあしらうと怒田は口を尖らせる。

かわいいな、おい。


「なにそれぇ~」


膨れっ面の怒田を眼の保養にしておく。


「まあ、とりま保健室だけ顔だしてくる。お前の面子もあるしな。ありがとよ」


お礼を言うとクシャッと笑って魅せる。


「そうだね、どういたしまして。」


俺は階段を登っていく。

怒田は無邪気に手を振って教室の方向に向かって行った。


階段を登り終えると無意識にふぅっとオッサンのような声が出た。

年かな…。


保健室に着き扉をノックするとハーイっと高い声が聞こえる。


俺は女性かと身構える。

そして出てきたのはショートカットでスレンダーな女性だった。


俺はッギョっとしたが何故か拒否反応が出なかった。

臭いというか雰囲気が怒田に似ている。

失礼だと思ったが質問してみる事にした。


「男性の方ですよね?」

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