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青春の死亡。  作者: 三島瑞
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第二十話:厄日(当日)前編

俺は部屋にいるのは怒田に遭遇する可能性が高いので駅で妹を捕まえることにした。

妹に待ち合わせ場所を伝え足早に向かった。


十分前に到着すると妹は既に待ち合わせ場所に立っていた。

俺の方を向いて手を振っている。


「お兄ちゃん~!」


俺は手を上げて返事をする。


「おう、待ったか。」


「ううん、全然だよ!ッキラ☆」


イラっと来たので俺は特にイラっと来た単語を切り抜いて突っ込んだ。


「なんだよキラって、デスノートでも持ってるの?」


俺が真顔で言うと口を膨らましてわざとらしく怒ってみせる。


「違うよ!元気な女の子みたいで可愛いでしょ!」


これはあれだ、腹立つ。


「可愛い訳あるか、あざといんだよ。」


「そうだった?テヘペロ☆」


「お前が日笠陽子さんのネタ知ってるとは」


「え?誰?」


コイツは元ネタも知らないでやってるのか・・、まあみんな使ってる訳だし知ってるのはコアなオタクぐらいなのだろうか。


俺はまあいいやっと言って質問した。


「ところで何しに来たの?」


「はるばる来た妹にそれは酷くない!?」


おおっと、これはいけない遥々来た妹に流石に失礼だったか。

これは適切に疑問をぶつけよう。


「あ、すまんな。ところで何すれば帰ってくれる?」


「目が本気だよ!虫を見る目だよ!冗談で言ってないよこの人!」


「冗談だよ、虫けら。」


「流石に泣くよ!?」


目の潤んでる妹を見て流石にやりすぎたと思う。

反省はしない。


「まあ、いいや。で?どこかに行きたい所あるの?」


そういうと妹は目を輝かせて言った。


「お兄ちゃんの部屋!」


「それは駄目だ。」


それは不味い、怒田に遭遇する確率が右肩上がりバブルの株価もビックリな事になる。


「残念、お母さんからの命令もあるのだよ!貴様は断れない!」


うわあ、最悪だ。

家賃から食費まで養ってもらってる親の言う事を無視する訳にはいかない。

その時、俺は最高の平和解決策を思いついた。


「靴をお舐めましょうか?」


「怖いよ!」


「しょうがないか・・。」


「やった!」


肩を落とすと妹の歓喜の声が聞こえた。


”そしてこの後の結末を誰か予測しただろうか。”


とかいう流れにならなければいいが・・。

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