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青春の死亡。  作者: 三島瑞
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第二十一話:厄日(当日)中編

妹と自宅に足を進めること10分弱アパートに着いた。

俺は怒田に警戒しつつドアを開けて部屋に入った。


大丈夫だっと俺は一息ついて座布団を敷いて妹を座らした。

俺は急須にお湯を入れお茶を用意してテーブルの上に置いた。

妹は少しソワソワしながらお茶に口を付けて言った。


「ここがお兄ちゃんの部屋かぁ・・。なんか質素だね」


「うっせ、カジュアルって言え。」


まあ、確かに言われてみれば質素な部屋だ。

置いてあるのはパソコンとテーブルとタンスぐらいだ。

だが、色々無駄に置く奴に限って掃除ができずに散らかるのである。

俺はそこを理解してるだけマシだと思う。


その後もなんとなく妹と学校生活や実家の様子を聞いたりした。

その後色恋沙汰の話にもつれ込んで行った。


「お兄ちゃんさぁ~、コレは出来てませんのぉ~?」


妹は悪い顔をしながら小指を立てる。

俺は怒田を思い浮かべるがあれは彼女ではない、どっちかというと彼氏だ。男だしな。

俺は妹の小指を掴んであらぬ方向へ曲げようとしながらイネエヨっと答えた。

妹は小指を引っこ抜くと小指に息を掛けて痛がっている。

数秒後妹はムスっとした顔で言った。


「もう、お兄ちゃん顔は悪くないんだから!その性格どうにかしなよ!」


「人の事言えんだろお前は。」


「えー、ウッソー。私ってやっぱり可愛い?」


「コラコラ、都合の良い所だけ抜き取るな」


他愛のない会話を繰り広げているとバンっと勢いよくドアが開いた。

そして見知らぬ女性が・・・・。

いやあれは怒田だ。


ウィッグであろう長い髪に化粧したであろう顔、てか美少女だ。

ふわふわとした感じの服がふんわりとした印象を作り出していた。

だが顔は涙目だった、そのまま俺の方に駆けて俺の胸に抱き着いて来た。

怒田は胸に抱き着くなり泣きながら言った。


「友達に化粧して貰ったから平山君に見せようと思ったら電車で痴漢されたぁ、怖かっだああ」


俺は背中をポンポンと撫でながら妹の方を向くと妹は鳩が豆鉄砲食らったような表情をしている。

どう、説明するか。

男だってことはバレて無いだろう。

友達設定で流すか・・。


そんな事を考えていると怒田は泣き止んだのか顔を上げると妹と目が合った。

怒田は頭をコクリと下げると怒田は俺の顔を青く染め言った。


「この可愛い女の子誰!?まさか浮気!?」


ああ、これはもう言い逃れできなくなった。

俺は妹っと答えると怒田は真っ青な顔から真っ赤に染めた。


妹は可愛いと言われて嬉しいのか嬉しそうな顔をしている。


「お兄ちゃん恋人いるんじゃんこんなに綺麗な人!」


「まあ、恋人はいるんだよ。」


俺は彼女ではないがなっと心で呟く。

妹は怒田に興味津々で怒田も妹に興味津々である。

二人の仲はどんどん縮まっていくのだろう。

俺はバレるのも時間の問題だろうと腹をくくった。

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