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青春の死亡。  作者: 三島瑞
11/21

第十一話:嫁(猫)

来た。

入学式から三日目今日は金曜日だ。

そう、明日学校へ行けば二日間の休みに入るのだ!


思えば濃い三日間だった。


初日は大勢の人に揉まれて死にかけて・・・いや、別に揉まれるってヤラシイ意味じゃないんだからね!。


二日目は怒田と登校したら大量の怒田ファンのミーハー共に囲まれるし。

体育では絶望的な運動神経で笑われた。

そういえば葛城はめっちゃ運動神経良かったな、あれは軽音学部より陸上部の方がモテると思うのだが。

モテたくて皆軽音学部に入る訳では無いって事か・・。


俺はぐだぐだと飯を食べ制服に着替えて時間丁度に怒田の部屋の前に行くと怒田は既に立っていた。


「おはよう」


怒田は爽やかに笑いながら朝の挨拶をする。

俺もそれに答えるように頭を浅く下げる。


怒田は俺の顔を見ると不思議そうに聞いて来た。


「なんだか今日嬉しそうな顔してるね。いい事でもあった?」


俺は怒田の質問に”まあな”っと鼻息をスンとしながら答える。

学校へと足を進める。


いやあ、いい朝だ。

明日は存分に嫁(猫)とにゃんにゃんして過ごそう。


怒田が気味の悪い物を見るような顔で聞いてきた。


「どうしてそんなにネットリとした顔してるの?」


「明日嫁とにゃんにゃん・・・。いや、猫と遊ぼうと思って。」


瞬発的に気持ちの悪い事をくちばしってしまった気がするが、察しの良い怒田の事だきっと勘違いはしないだろう。


おっと、今のはフラグだったか。


そんなこんなで学校に着くといつも通り怒田専属ファンクラバーの皆さまが朝の挨拶をしている。

こんな調子で毎日やられてると少し女性にも免疫が出てきた気がした。


そういえば今日はやけに怒田が静かだ、まあ静かが一番だがな。

一応心配なので声を掛ける事にしよう。


「怒田、大丈夫か?調子悪いなら保健室へ・・。」


俺が言い終わる前に怒田はフラフラ~っとどこかへ消えてしまった。

嫌な予感がするが今日は平穏に過ごしたいので追うのは止めよう。


学校も終わり怒田と帰ろうと思ったが怒田はすでに姿をくらましていた。

もう帰ったのだろうか、ちょっと心配だ。


俺は一人で帰っていると後ろからまがまがしい視線を感じる。

バっと後ろを振り返ると誰もいない。

”隠れてるのはわかっている!出てこい!"とかカッコつけたい所だがご近所さんの目も気になるのでやめておこう。


俺は部屋の鍵を開けて入る。


そしてパソコンを開き近所の猫カフェの予約をして眠った。


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