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服で解決が出来ること
一週間前にカンパネアで行われた、デュエマ一族の発表会。
ウォルフィの作ったドレスに対する評価は、真っぷたつに割れた。
「ぜひ、賞を与えるべきだ!」
と、絶賛するものたちと、
「こんなものはデュエマではない!」
と、猛反発をするものたち。
あいだに挟まれて頭を抱えていたエルリック氏に、
「争いのもとになるくらいだったら、賞はいらないよ。
そのかわりに、人間の世界でもう少し勉強させてくれないかな?
もちろん、学校が休みの日だけでいいからさ」
と、ウォルフィは頼みこんだ。
どんな悩みを持っているのか。
どんな問題を抱えているのか。
たいていの人は、それをことばにすることができる。
しかし、
「それをどうやって乗り越えたいのか」
と、たずねると、
「……」
と、声を失くしてしまうことが多いはずだ。
声にならない声。
ことばにできない思い。
時にそれは、抱えている悩みや問題よりも人を苦しめる。
「そんな人たちを服で手助けしたい」
というウォルフィの希望が聞きいれられて、このたび土曜日と日曜日にだけ開店する仕立てとお直しのお店がオープンする




