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来週の発表会で見せてやる
「なかなか面白いことを言うじゃないか」
すう、とエルリック氏が息を吸いこむ音が聞こえた。
「……では、教えてもらおうか。わたしが、何から目を背けているのかを」
「いいだろう」
けわしい表情でウォルフィがうなずいた。
「来週の発表会で、見せてやる」
そのとき、ハルミは気がついた、
二人の体から立ちのぼる陽炎のようなものが、巨大なオオカミのかたちに揺らめいていることに。
そこに、
「失礼いたします、お茶菓子をお持ちしま……うわーっ旦那さまーっ!ああっ、ウォルフィさんも!お、お二人とも、おちおちおち、落ち着いて!」
扉を開けたヴィンセントさんが、お茶菓子を乗せたトレイをひっくりかえす音が部屋にひびいた……




