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ようこそ、異世界のファッション・ショーへ!JK漫才師が恋に落ちたヤンキー君の正体は高級ブランド店の御曹司?ただし……  作者: ときじく こみち
第2章:異世界カンパネアのファッション・ショーにご招待
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一触即発!親子オオカミ

「なんだと?」


 エルリック氏の(まゆ)が、ピクリと()ねあがった。


「どういう意味だ?」


「父さんは、押しつけているだけだ。

 誰もが互いに理解し合うべきだと、理解し合わなければならないと。

 考えそのものは正しいかもしれないが、その考えを強制していることに気がついていない」

 

 そう言ってウォルフィもまたソファーから立ち上がった。


「はっきりと言おう。

 父さんの語っている理想も、さっき見た服も、自分たちが見たくないものから目を(そむ)けるためのものでしかない」


「目を背けるためのものだと?」

 と、怒りの形相を隠しきれないエルリック氏に、


「その通りだ」

 と、怯むことなく言い放つウォルフィ。


 テーブルをはさんで向かい合う、父と子。


 そのあいだで()わされる、おたがいの顔を射抜(いぬ)くような(けわ)しい視線。

 まるで、その場の空気がチリチリと熱で燃えているみたいだった。


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