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ようこそ、異世界のファッション・ショーへ!JK漫才師が恋に落ちたヤンキー君の正体は高級ブランド店の御曹司?ただし……  作者: ときじく こみち
第2章:異世界カンパネアのファッション・ショーにご招待
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誰でも同じ着こなしができる服?

「ちょうどいい。ここでハルミさんに、わが社で研究中の最新の技術を見て頂きましょう。

 人間の世界から来たお客さまから、ぜひ感想をおうかがいしたい」

 

 そこでエルリック氏はティーカップを置くと、手もとに置いてあったタブレットの画面をハルミに見せた。


「この服は、どのような体型(たいけい)の人が着ても、同じシルエットが出せるように工夫がされているのです」


 そこに映し出されたのは、一着の男性用のスーツだった。

 ぱっと見た限りでは特に変わったところの見当たらない、二つボタンのスーツである。

 

 しかし、小柄な男性のモデルがその服を着たとたん、


「あっ!」


 まるで服が生きているようにスルスルと縮んで、男性の体にフィットしたのだった。


「こ、これは……」

 と目を見張(みは)るハルミに、


「わたくしが開発した生地で作った『誰でも同じ着こなしができる服』です」

 と、得意げな表情でエルリック氏が言った。

「長年の研究のすえに、ようやくここまで()()けました」


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