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8話 リハビリ②

 

 フィンと白角鹿(フィア・バーナルハハ)。双方を阻む遮蔽物は背の低い木々と乱雑に群れる草花。それらを覆う湿った落ち葉と枯れ木……人の手が入っていない自然の中だけあって障害物は多い。

 フィンに緊張はなかった。自然と共にある精霊にとって、この程度の環境は慣れ親しんだものだ。視界は良好とすら言える。

 彼は腰を落とす。霊管活性(ウァスヴェーダ)を維持し、いつでも動けるように。

 未だ木々の陰に体を浸す白角鹿(フィア・バーナルハハ)は、緑の瞳を静かに向けるだけだった。


「……動かないな。この距離は射程外か?」


 考察を口にする。彼が選択した最初の行動は観察だった。ディルの記憶と自己の感覚を擦り合わせる為だ。


「白角鹿は中距離戦闘を得意とする霊害獣(ドロハナール)……中距離って具体的にどれくらいだよ」


 ディルの記憶も完璧ではない。本人に戦闘経験がない以上、その知識の源流は書物や口伝だ。そこに書かれていない事は知らないし、分からない。フィンが触れられない領域でもあった。

 現在の両者間の距離、凡そ25m。これが初期位置。未だ双方に動きはない。


あっち(精霊界)じゃ見た事ない種類だからなぁ……検証するしかないか」


 フィンはため息を飲み込むと、白角鹿を視界正面に納めジリジリと距離を詰めていく。どういう訳か落ち葉を踏んでも足音は無く、その動きは水を思わせた。静かで澄んでいて、そして遅い。いっそ焦れったく思えるほど慎重な足取りだった。

 人間界での最初の戦闘。加えて全性能が著しく低下した体。無茶はできず、慢心など以ての外。そう戒め、フィンは精霊の体に馴染んだ戦闘展開を努めて抑え込む。


「白角鹿……核となる災害はアイスストーム。つまりは着氷性の雨な訳だが……」


 フィンには馴染みの無い現象だった。その言葉自体、ディルの記憶で初めて知った程だ。

 アイスストーム──凍雨によって地面や木々などが厚い氷で覆われる気象災害である。その特徴は、冷気の災害でありながら雪が降らない事にあった。冬でありながら上空に発生した暖気がきっかとなり、上空での雪の形成を阻害し、代わりに雨を降らせるのだ。

 しかし暖気が存在するのはあくまで上空のみ。降り注いだ雨は、氷点下まで冷え切った地表に着弾すると同時に氷に変わる。地面を覆う氷は透明性が高く視認が困難だ。事前察知は、白く積もる雪のようにはとはいかない。

 スリップ事故を多発させるタチの悪い災害だった。

 となると──


「当然、水と冷気を操るよな」


 音は無かった。闇夜に光が走るが如く、木の影から水弾が飛び出す──数は二十。直線、旋回、迂回、蛇行。様々な軌道でフィンへと殺到する。

 フィンは素早く後退。一足で最初の位置(25m地点)に戻る。動きの緩急が白角鹿の知覚を惑わし、水弾は彼を見失い地面に着弾した──ドパンッと派手な音が上がる。しかし水は弾けなかった。

 着弾音と視覚情報のズレ。その違和感は関心に変わる。


「へぇ……打ち出した水を媒介に、着弾と同時に凍結を引き起こすのか」


 フィンの視線の先、水弾が弾けた地面には氷柱が生えていた。周辺にはビッシリと霜が降りている。空気が冷えて露となり、微細な滴は即座に氷の粒に変わって零れ落ちているのだ。


「貫通力もあるな」


 先の水弾はフィンを覆うように動いていた。その幾つかが木にぶつかっている。フィンの二回りはある生木には円形の破砕痕と、その穴を埋める形で氷柱が食い込んでいた。

 水弾の威力と副次効果。二つの情報がフィンの頭に蓄積される。


「射程距離は15mってところか? 弾速はそこそこ。予備動作は無し。弾を形成する前の水は上手いこと木の陰に隠してる……技巧派だな」


 パチッと乾いた音。急激な冷気に晒された枝が折れ──着地と同時に砕ける。ガシャリッとガラスの割れるような音が響いた。

 その音に紛れてフィンが動く。


「これはどうだ?」


 回避行動中に拾い上げていた石を投擲──数は三。弾速は水弾を上回り、風を切って鋭い音を走らせた。

 頭、首、右前足の付け根。正確な狙いで持って穿たれた石は、しかし背後の木々にめり込む事で役目を終えた。


「まぁ、その(なり)で固定砲台は無いわな」


 白角鹿はしなやかな動きで瞬時に回避行動に移っていた。擦りもしていない。加えて、周囲に乱立した木々が折れた様子もない。その隙間を白角鹿は潜り抜けていた。

 獣の姿をしているだけはある。フィンは今一度関心する。


「回避能力も十分……加えて身に纏う冷気。近接への対策もバッチリって感じだな」


 白角鹿は木の影から全身を出す形となった。草木に隠れていた足元もしっかりと視認でき──白い冷気の滞留を確認。仮に白角鹿に接敵出来たとしても、その冷気が敵となるだろう。先ほど折れた枝のように、足がガラスとなって砕けるのは容易に予想ができた。


「水弾による物理的な攻撃手段。凍結による鋭利な氷柱。残留する冷気による戦闘領域の支配力。そして接近への対策……」


 一つ一つ言葉にして整理していく。更に回避能力を加味すれば、戦闘が長引くほどに白角鹿の優位性が高まっていくだろう。

 フィンは分析結果を言葉に変える。


「得意距離を押し付ける中距離持続型移動砲台……って所か」


 その評価は、ディルの記憶にある白角鹿の脅威を正確に表していた。災害という人の手に負えぬ理不尽を宿した生命体。災害獣の名に恥じぬ凶悪さだ。フィンは白角鹿への納得を得た。

 なるほどなるほど。つまり──


「弱いな」


 そう呟き、そして告げる。


霊管活性(ウァスヴェーダ)──拡域展開(クリメイド)


 静かな宣言と同時に、フィンの心臓が大きく鳴った──ドクンッと一回。体躯に血管が浮かび上がる。皮下に根が張ったかのようで、それらは次いで青く染まった。刺青を思わせる有様だ。それらは蛇が水面を泳ぐが如く、手足の指先から胴を過ぎ、首を通って頬を駆け、瞳の側にまで達する。変化は止まらず、フィンの瞳が青いオーラを纏った。神秘的なベールに包まれる淡いシャンパンゴールドの瞳──まるで湖に浮かぶ月だ。

 水瓶の表面で雫が弾けるような静謐さで、フィンの変化が終わる。一連の変化は瞬きにも満たない刹那のことだった。


 霊管活性 拡域展開──通常の霊管活性を優に超える倍率で身体機能を向上させる技術である。通常の霊管活性による向上率が二倍とするならば、拡域展開時の倍率は実に十倍を超える。それも最低出力で、だ。

 その原理は実に単純。体に走る霊力の導線である管──霊管を活性化させる事で能力向上を図れるのであれば、血管にも同様に霊力を注ぎ込めばいい。管の数が増えるのだから、単純計算で二倍の能率を確保可能。そんなシンプルな発想から生まれた技術だった。

 フィンはこの技を研ぎ澄まし、驚異の倍率を叩き出す事に成功している。彼が持つ唯一にして最高の戦闘技能であり、この状態こそが本来の戦闘体勢である。


 ──では、その状態のフィンが攻めに転じればどうなるか。


 近づき、腕を振るう。

 青い閃光が走る。


「──獲った」


 たったそれだけで断頭が成立する。ただの手刀が刹那の名刀となり対象の首を刎ねる。白角鹿はフィンの影すら捉える事なく、その命を散らしていた。

 音を置き去りにする無法者。フィンの速度は冷気が熱を奪うことすら許さない。温度変化という自然の摂理が四肢に指先を掛ける前に、その身は元の位置(25m地点)に戻っていた。

 圧倒的な速さ──鋭さ。フィンが持つ絶対の優位性。


「対策するのはそこが弱点だから。効力を発揮する前にコトを済ませればいい」


 一拍おいて──トサリと、思いの他軽い音で白角鹿の首が着地する。血は流れない。体と命を持ちながらも本質は現象である霊害獣。器が壊れた事を諦めとして、霧に溶け込むようにその体を解れさせていく。

 その様子をフィンはジッと観察する。


「……致命部位の再生も無し。やっぱり弱いな」


 精霊界の霊害獣は首を落としたくらいでは消滅しない。頑固な汚れのようなもので、戦闘の長期化は通例だった。その経験に照らし合わせると、多少拍子抜けの面がある。フィンは顎に指を添えた。


「初見の相手だから観察を優先したが……」


 戦闘を振り返り、ディルの記憶と照合する。


「これでも二等級、上から三つ目の強さらしいけど……」


 等級──人間界における霊害獣の格付けである。合計で十一階級存在し、白角鹿は三番目の二等級だ。安全性を求めた場合、師族でもニ、三人のチームで事に当たる規模となる。それなりに危険性は高いとされていた。

 ちなみに、一つ上の階級となる一等級は組織単位での対応を容し、最高階級となる災厄級では師族の例外的突起戦力の参加を絶対条件とした上で、人為的損失を折り込んだ作戦行動が必要とされている。災厄級に関しては、そうそう発生する事はないようだが。

 しかしその評価や脅威認定に対し、フィンはどうにもしっくりこない。仮に白角鹿が精霊界に現れたとして、普通の獣扱いされる可能性すらある。それほどに手応えがなかった。


あっち(精霊界)こっち(人間界)じゃ、強さの指標が違うのか? 等級も無いし……」


 考えてみるも答えは出ない。ディルの記憶の中にも回答はなかった。

 精霊界と人間界。双方の知識を所有している上で分析しなければ答えに辿り着けないだろう。もはや研究者の領分だ。フィンは疑問を隅に追いやった。


「まぁ、逆よりはマシか……この体でも戦闘が成立するみたいで安心だな」


 とにもかくにも、人間界の霊害獣でも戦える事の証明が成った。ひとまず満足のいく結果だろう。フィンは一度頷き考察を打ち切った。

 一段落といった風のフィンの気配を察し、レルトがポケットから顔を出す。戦闘中は隠れていた彼女は、フィンの右腕を見て血相を変えた。


──(フィン)ッ! ──(血が)ッ!」

「え、ああ……」


 言われて見下ろすと、確かに右腕が血に濡れている。肩で水風船が弾けたかのように、肩口から指先にかけて真っ赤。ポタポタと指先から血が滴っていた。

 目で見て自覚が強まったのか、鉄の匂いが鼻を付く。


「……なんか懐かしいな」


 痛みに顔を顰めるでもなく、フィンは落ちついた様子で触診を始める。

 派手な怪我だ。しかし何故か服に損傷はない。つまり外傷ではなかった。フィンは小さく頷く。


「これは自損だから大丈夫。少しすれば治るさ」


 軽く言い、呑気に腕を振った。我慢している様子はない。滴る血も既に勢いを緩めている。回復傾向にあること確かだった。

 治療もせずに怪我が治っているのは、霊管活性の影響で自己治癒力が向上している影響だ。基礎の戦闘技能でありながら多くの恩恵がある。それ故に必須技能とされているのだ。

 そして怪我の原因も同じく──正確には拡域展開が悪さをしていた。


「ギリギリの出力に抑えたつもりなんだけどなぁ……」


 しかし血に濡れてしまった。それだけコントロール面で難がある技能なのだ。薄皮一枚に満たない微細な制御ミスが、甚大な損傷を体に与えてしまう。

 これは考えれば当たり前の話だった。霊管は霊力を通し、血管は血液を通す。この二つが体内で別々に構成されているのには理由がある。血管は血液の専門担当であって霊力は別分野。そこを無理やり稼働させているのだから危険性を孕むのは当然だ。加えて霊力はエネルギーの源流。血液のように、栄養を足したり引いたりして体に馴染む形に加工してはいない。

 血管からしてみれば、蜂蜜を原液で流し込まれているようなものだ。びっくりもする。


 身体強化における能率は確かに高い。だからといって己の体を壊してまで使用する者はいない。拡域展開を習得するよりも、霊術を扱う方が手軽で安心だ。技術として構成されてはいても、使い手はついぞ現れなかった。

 しかしフィンはやった。彼が精霊大祭で優勝できた理由がここにある。


 ──とはいえ、その力も精霊の体を使って身につけたものだ。人間の体で勝手が変わった分、微妙に操作を誤った。結果、白角鹿の首を刎ねる為に振るった腕が内側から弾けたのだ。

 血や痛みに慣れているフィンは淡々と受け止めているが、普通に大事だった。

 レルトはそれを理解していた。拡域展開が危険なのも、フィンが自分の痛みに鈍感なのも。

 彼女は腕を振り上げフィンの胸をポカポカと叩く。


──(リハビリは)──(少しづつやって)ッ!」

「ごもっとも」

──(怪我したと思った)……」


 レルトは腕を降ろして脱力し、そのままフィンに向かって全身で凭れ掛かった。

 上からでは魔女帽子が邪魔をして表情が見えないが、沈んだ声から容易に予想が付く。フィンは気まずそうに頭を掻くと、ポケットからレルトを引っ張り出して手のひらに乗せた。

 視線が合い、湿った瞳とぶつかった。彼女の琥珀色の瞳が、表面に水を張ったように揺れている。


「……ごめん、レルト。次からは気をつけるよ」

──(ほんと)?」


 フィンは“もちろん“と頷く。続けて言う。


「さっきので感覚は掴んだから、こんな怪我もこれっきりだ。同じミスはしない。約束する」


 レルトはしばらくフィンの目を見つめると、ぐしぐしと両腕で自身の顔を拭い始める。顔を上げた時には、その表情に陰りは無くなっていた。

 彼女は一度小さく頷く。


──(ならよし)!」


 そう言って、眩い笑みを浮かべた。

 こうした切り替えの早さと明るさはレルトの魅力だった。フィンも吊られて目尻が綻ぶ。一段落の実感があった。


「さて、とりあえず連絡入れるか」


 フィンはレルトを肩に乗せる形で手離し、代わりその手に端末機器を握った。それは携帯型通信端末グレース・イニムパルハ──通称“グレイ“と呼ばれる、遠方への情報伝達を可能とする電子機器である。

 レルトより更に小さなサイズで軽量。通常品は文面でのやりとりしか出来ないが、その便利さと持ち運びが容易な為、一般にも普及している。そしてフィンのものは学園所属の生徒に無償支給される特別性で、音声通話機能を搭載していた。ただし相手側にも同じ機能がなければ通話は不可能な為、今のフィンではその性能を生かすことは出来ていない。無能と蔑まれていたディルには、他者の連絡先を登録する余裕がなかったのだ。


「ええっと……対象撃破。損傷軽微。護衛チームは始動されたし……こんな感じか?」


 しかしフィンにとって物珍しい事には変わらない。精霊に電子機器は無縁なのだ。使い方はディルの記憶にあったものの、おっかなびっくりといった具合で操作し、連盟へ送る文面を打ち込んでいく。


「便利だよなぁ、これ。安定性に欠けるのがアレだが」


 実はグレイ、ちょくちょく送受信の遅延が発生する事で有名だった。遅延時間は数時間から、時には数日に及ぶ事もある。原因は動作不良ではなく、情報伝達の媒体である電気の通り道に問題があるのだ。

 ──翻るに数百年前。グレイの過去機が作動していた頃の話だ。当時は情報伝達の安定性を保つ為に、金属を用いた電気の通り道を作成していた。導線という奴だ。

 狙い通り上手くいく……当初はそう考えられていた。しかし災害というものは理不尽であり、その性質を身に宿した霊害獣も同上だった。人の理想など簡単に蹴散らしてしまう。まるで狙いすましたかのように、霊害獣は導線の尽くを引き裂いた。街中に張り巡らせた物から、地下に埋めたものまでも容赦無く。

 結果、通信エラーが多発。そのまま廃止されたのだ。


 だが人の執着とは凄いもので、便利なものを諦めない意思は消えなかった。どうやっても導線が切れるのなら、切れることを前提にすればいい。通信エラーの発生を無くせなくても、復旧速度を高める事で通信不可を通信遅延にまで改善する……そのような試みが発足し、そして形となった。それがグレイだ。

 ちなみに、金属導線の代わりに活用され始めたのは“タンポポ“である。正確には電気タンポポ(レフチュラ・カシェル)と呼ばれ、例に漏れず霊力に影響を受けた変異植物だ。その根は電気を通す上、多少千切れても数時間で元通りに復活する再生能力も備えていた。当時の人類にとって夢のような材料だったのだ。


 ちなみに精霊界にも生えている。フィン達のご飯によくなっていた。


あっち(精霊界)でも使えないかな」

──(無理じゃない)──(霊術あるもん)

「だよなぁ」


 精霊は霊術を用いた情報伝達が可能だ。電子機器が無用とされる理由だった。

 便利さを求める願いは叶いそうにない。フィンはため息交じりに肩を落とした。


 ──その時。フィンの耳が音を察知する。木々の隙間を潜るように進む風の音。ついさっき聞いたものと同じ音──数は十八。

 木々の影を飛び越えて、白角鹿が“群れ“で現れた。

 その動きを捉え、フィンは頷く。


「第二級ってのは、群体としての評価だったか」


 フィンはレルトをポケットに迎えながら呟いた。その間にも白角鹿達は移動を重ね、敵であるフィンを囲むように動く。上空から見下ろせば、歪な白い円陣が組まれているのが分かっただろう。

 緑の瞳がフィンを捉えている。白角鹿達は駆け足の勢いそのままに、円を描いて動いている。纏う冷気が大地を侵食し熱を奪い、氷が這い上がっていく。木々同士を氷柱が繋ぎ、足跡の柵を構築した。

 “逃がさない“──その意思がフィンの視界を覆う。


「……敵意剥き出しだなぁ、おい」


 フィンは肩を竦めた。

 逃場は無い。ジワジワと円陣も小さくなっている。数分もすれば冷気が届き、そうなれば一呼吸も置かず足が砕けるだろう。

 耐久性。今抱えている弱点はそれだとフィンは自覚していた。蓄積ダメージが天敵となるのだ。

 冷静に状況を分析して、それでもフィンは笑みを浮かべた。


「もう連絡いれちゃったし、お前ら放置して嘘つきにはなりたくないわな」


 気にするのは先の通信。“対象撃破“。フィンは確かにそう打ち込んだ。送信した以上、取り消しは聞かない。

 有言は実行せねばならない。


「リハビリ、付き合ってくれよ」


 笑い、告げる。


 ──霊管活性(ウァスヴェーダ)……拡域展開(クリメイド)


 青が駆けた。



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