第77話 光る君へ(1/2)人物系譜
☆ 光る君へ と中世の繋がり ☆
井浦新さん演じる藤原道隆。父の後を継いで関白となるも早死し、彼の中関白家は弟道長の御堂流関白家にその座を奪われ低迷。その後裔が坊門家や水無瀬家。南北朝時代の坊門清忠は藤原道隆の末裔ということになります。ちなみに、戦国時代の九鬼嘉隆は坊門家の血筋という説もあります。(2024/02/12)
右大臣の源雅信(益岡徹さん)。佐々木道誉の御先祖様です。(2024/01/28)
はんにゃ金田さんが演じる藤原斉信。平清盛の義母、池禅尼のご先祖様だったりします。(2024/02/12)
ユースケ・サンタマリアさん演じる安倍晴明。祖先は遣唐使として唐の高官となり、彼の地で亡くなった阿倍仲麻呂とも伝わる(信憑性は??諸説あり)。さらにその祖父は白村江の戦いで水軍を率いた武人、阿倍比羅夫。(2024/02/14)
補足:有力なのは阿倍仲麻呂ではなく、系図類から飛鳥時代から奈良時代初期の右大臣 阿倍御主人の系統に連なるとも言われている。
☆ 清少納言の清原氏 ☆
今日ついに清少納言の登場です。清原氏は皇別の大姓。後三年の役で有名な出羽清原氏は中央貴族の清原氏から名乗りを許された現地豪族とか、京から下った清原氏の一族とか諸説あるようです。この中央貴族と地方豪族の関係性は、阿倍氏と奥州安倍氏、橘氏と伊予橘氏などでも見られますね。(2024/02/11)
宇都宮公綱配下の強勢な武士団、紀清両党の芳賀氏の本姓が清原氏。出羽清原氏の出と思われるかもしれないが、実は中央貴族の清原氏に繋がる血筋です。(2024/02/11)
☆ 清少納言と橘氏 ☆
清少納言の最初の夫、橘則光って橘氏の嫡流で橘氏長者だったんですね(知らなかった~)。従四位上。遠江権守や遠江介を経て、土佐守や陸奥守になってる。橘氏長者をしても公卿に成れない時代か~(2024/04/22)
則光より50年以上前、藤原純友討伐で名を上げた橘遠保は遠江掾。隣の駿河守に橘最茂、駿河掾の橘近保と、遠江・駿河は橘氏が多い感じ。平安末期に源氏に負けた橘遠茂も駿河目代だし……(2024/04/23)
ちなみに橘遠保の遠江掾は、平将門討伐の恩賞。藤原純友討伐の恩賞は美濃介、官位は従六位上。大手柄だと思うけど六位止まり。厳しいな。(2024/04/23)
この橘遠保は皇別の橘則光とは別系統の伊予橘氏と言われるが……でも、相模、遠江、美濃の国司で、押領使として平将門討伐に加わり、警固使として藤原純友の討伐に加わってる。どっちかと言えば下級の中央官吏の皇別橘氏があちこちに遣わされたパターンに見えるんだけど……(2024/04/23)
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