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第十八話 こいつはくせぇ!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜ!!

俺は天井から抜け出すべく、必死でもがいた。そうジタバタと。機から見たらさぞかしホラーな絵面だろう。


そのかいあって、俺は何とか抜け出す事が出来た。


そして肺に空気を目一杯吸い込む。


し、死ぬかと思った……


ドゴンって!

ドゴンなんて効果音人の身体から出ちゃダメだろ!


天井に頭が突き刺さったなんて、どこのギャグマンガだよ!

普通に骨折れるよ!


……ん?普通そうだよな、骨折れるよな?けど俺、確かに痛いけど頭にちょっと大きなタンコブが出来たぐらいだぞ?

身体の構造まで頑丈になったのか?

自分の身体の異様さに戸惑っているとレオン国王はいきなり大きな笑い声を上げた。


「ハハハッ!今のタイミングで攻撃を避けるのかい?動きが速すぎるよ、目に見えなかった!」


実に楽しそうに賛辞の言葉を投げかけて来る。気がつくと周りで見ていた騎士の人達も「速すぎる……」「なんとっ」とか呟いていた。あと「…何だか臭いな」って呟きも聞こえた。

やべぇ早く何とかしないと俺、異世界で社会的に死ぬ!


しかしどうしよう。今の攻撃は避ける事が出来たが、反撃とかどうすれば良いのか分からないぞ。下手にスキル使ったら殺しちゃいそうだし……



怠惰(スロウス)



ふと頭に名前が浮かび上がってきた。

そして同時にその扱い方を理解する。


これだ!このゴッド・スキルならいける!

何でいきなり理解したとかは知らんけど、今は一刻も早くトイレに行かなければならない!


そしてレオン国王は俺にまたも飛びかかって来た。先程も恐ろしい程速かったが今度はそれすら比では無いほどのスピードだ。

一瞬で獅子が迫り、巨大な前足を振り上げる。



怠惰(スロウス)


そう俺が唱えると、目の前にいたレオン国王は突如消えさり、玉座の前に現れる。

ブオッ!狙うべき相手を失った攻撃が振り下ろされた。


……おい、あんな離れた所から風圧が来たんすけど?マジかよ怖ぇよ……

あっけど今度はちびらなかったよ( ´ ▽ ` )ノ



「空間転移だって……?このスキルはまだ使えるのかい?」


レオン国王が驚きに満ちた声で聞いてきた。


「はい。多分ですけど魔力も殆んど使わなかったですよ」

「そうか。こんな力もあったとはね。ふふ、僕の負けだよ」


あれ?確かに、このスキルでレオン国王が攻撃して来たら転移させて疲れさせようと作戦を立てたんだけど、一回で終わるとは。


「何で?と言いたい顔だね。この空間転移のスキルは普通、小さな物を少ししか移動させる事しか出来ないんだよ。理由は簡単、魔力が足りないんだ。それを君は僕をこんなに移動させた。本当にびっくりだよ!それにこのスキル、自由に移動させる部分を選べるんだよ。だからユート君次第で僕は真っ二つに出来たという訳。だから僕の負け。他の皆も納得したんじゃないかな?」


そう言われ周りを見回すとレオナは真っ赤に

、騎士達は真っ青になっていた。


「うんうん!分かってくれて良かったよ。ユート君試してゴメンね!これからよろしくね!」


こうして俺はいきなりの決闘を乗り切り、何とかガレウス王国で生活が出来る事になった。





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