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炎上した高校生探索者だけど、親友ともう一度ダンジョンに潜ろうと思う  作者: 茶枝


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2話 自己紹介…いや事故…?

「よし、これでラストだ」


ドサッとトカゲを1mほどに大きくしたようなモンスターが横たわる。


「はぁ、流石に少し疲れたわ」


「ふぅ…次から中層に入りますし、一旦休憩でも挟みませんか?」


「休憩入れてなかったしそうするか」


「はぅ…終わっちゃいました…」


「……あんたのその化け物じみた体力はいったいどこから来てるわけ?」


「褒めてくれてるんですか?澪ちゃん」


「どこをどう間違えたらそうなるのかわからないけどそういうことでいいわ」




『凄いペースだわ』


『俺も探索者だけど休憩は細目に入れてるからこんな早く潜れんわ』


『それはこいつらが化け物だからでは?』


『それはそう』


『Bランクじゃねえよな』


『確実にA定期』


『リーダーはAになってたはず』


『真面目枠と狂人枠は?』


『ついに名前ですら呼ばれなくなっちまったよ…自業自得か』


『自己解決すんな、あとそれは詩織さんだけ定期』


『澪さんと詩織さんはまだBだよ』


『はえーそうなんか、でもある程度実力あるしランク上げないのかな?』


『それは協会次第だからな、自分じゃ上げられん』


『でもパーティランクの方は打診来てるらしいけど上げないのはなんでだろ』


『さぁ?それはなんか事情があるんじゃない?』


『コウ君がいるからじゃない』


『あ~たしかに、それは納得』


『コウ君はまだBランクなり立てだからね、おじちゃん応援してる』


『なんかわからんけど通報したいくらいキモイ』


『優しいからねここの人たち』


『いや高校生でBは十分化け物では』


『それはほんとにそう』


『本人は思ってなさそうだけどね』


『謙虚なのがまたいいところよ』


(思ってなくて悪かったな…)


「なんか今日は見てる人が多いな」


「そうね、土曜日だけどなんもないわよね」


「いつも1000人くらいですけど、今日は1500人もいますね」


「上のランクの人があんま配信してないとかですかね?」


「あー、それもあるだろうけど俺がAに上がった影響もあるかもな」


「ないわ(ですね)」


「揃いもそろってひでーな、一応リーダーだぜ?」


「(仮)をつけてもいいんじゃないかしら」


「ダンジョンだと頼もしいですけど…お酒飲みすぎですよ?」


「今日もちょっと匂うわよ」


「もう俺にはコウしか味方がいねえよ…助けてくれコウ」


「いや、お酒は飲みすぎですよ。ほんとに匂いますし」


「ほら、飲んだくれはコウから離れなさい」




『そこハモるんだ』


『確かに酒臭そう(偏見)』


『ボコボコで草』


「おい今酒臭そうって言ったやつ誰だ」


「いいのよ、臭いんだから」


「酷すぎないか?」


『泣くなよリーダー』


『ハンカチ貸すぜ』


『これは青春』


『初めて見たけどおもろい』


『初見ニキいらっしゃい』


『楽しんでって』


『動物園だと思えばいいよ』


『動物園が可哀そうだろ』


『飼育員誰だよ』


『澪さんだろ』


『コウ君忘れるなよ』


『詩織さんは……動物ですね失礼しました』


「覚えましたからね?」


『ヒェッ』


『南無阿弥陀仏』


「まったく好き勝手言ってくれますね。休憩中ですから全部見えてますからね?」


「澪さん初見の方がいるっぽいですよ。挨拶しときます?」


「おいコウ、なぜ聞くのがリーダーの俺じゃないんだ」


「黙ってなさい、そうね挨拶しといたほうがいいかもね」


「それじゃあ私から!このパーティの後衛を務める水城詩織です。能力は氷魔法です!基本的には魔法で戦いながら回復するのが仕事です!」


「こういうのってリーダーからじゃないんだ…」


「まあいいだろ」


「あんたがそんなに適当だからこうなってんでしょうが、反省しなさいよ」


「じゃあ次は俺がやるわ。このBランクパーティ尭尋のリーダーにして、Aランク探索者高橋弘人だよろしくな!そして能力はサーチだ。基本的には索敵とアタッカーだな」


「言い方がうざい」


「なんか癪に障りますね」


「相変わらずボコボコですね、弘人さん。まあ俺もちょっと思いましたけど」


『ボッコボコで草』


『これがリーダーか…澪ちゃんに譲ったほうがいいんじゃない』


『それはそう』


『でもなんだかんだ頼りになる』


『へぇサーチなんだ、貴重だね』


『そういえばこいつがおかしいから忘れてたけど魔法系以外って珍しいんだっけ?』


『8割魔法の属性、その他2割』


『サンクス』


『でもその他って大成しにくいんじゃなかったっけ?』


『まあ魔法ほど広範囲に威力があるほうが少ないし、そもそも確率が低いから魔法みたいに他人を教科書にできないから仕方ない』


『この飲んだくれ実は凄かったのでは?』


『もとからすごい定期』


『そも能力者が人口の1割くらいしかいないし、ダンジョンの中層(11階より下)で戦える人がその中で3%~5%って言われてるからね』


『冷静に考えるとマジですごい人なの草』


『選ばれし者って感じよな』


『普段ふざけてるけど実力は本物よ』


『ワイも入りたかった…』


『主人公になりたかったよな…俺もだ…』


『そも能力者じゃないワイはどうすれば』


『諦めろ』


『能力っていえばやっぱコウ君よな』


『かっこいいしめっちゃ羨ましい』


(まぁそうなるよな)


「じゃ、先に私がいくわね。私はこのパーティで後衛を務める雨宮澪よ。能力は火、基本的にモンスターを焼くのと前衛の補助が仕事よ」


『澪様の炎で焼かれたい』


『わかってしまう』


『銀髪ロングで一見お淑やかに見えるんだけど一番しゃべってるまである』


『むしろギャップがあって素晴らしいではないか』


『動物がいるからね、仕方ないね』


「じゃあ最後に俺がいきます。神谷恒です、少し前にBランクに上がりその時にこのパーティに加入しました。能力は超質量——自分に質量を付与します。前衛でタンク兼アタッカーをやってます」


『は?』


『なんだよそれ』


『男には来るものがあるぜ…』


『その他で当たりだもんな、マジで羨ましい』


『能力がかっこいいとかズルだろ』


『イケメンは顔だけにしとけよ…俺たちをいじめて楽しいかよ』


『天は二物を与えたのか』


『許せん』


「あはは、コウだと相変わらずだね」


「澪さんわざとですよね?俺知ってますからね、順番最後にしたの」


「なんのことかな」


『お茶目澪さんだと…』


『意地悪澪さん激レアでは?!』


『神谷恒!!お前に感謝する!!!』


(お前らほんと…言いたいことはわかるけどな)


 澪さんといい詩織さんといい、リーダーはまぁ例外として顔が強すぎる。

視聴者がこうなるのもわかるくらいには…

それ故にこの配信を見に来た人のほとんどは二人目当てである。


(これほんとね)


 二人が写ってるときのコメント欄は凄い流れる。

俺とリーダーが可哀そうになるくらいには


 登録者数は30万だから結構、いやかなり高い。

Bランクなのにね、二人が人気をかっさらっていくんだから驚きだよ。

まぁ一番人気なのは圧倒的に澪さんだけどね。

だってこの人欠点がないのよ。時間と約束はしっかり守るし、リーダーと詩織さんの手綱握ってるのはマジで尊敬する。


 詩織さんはもう言わなくてもわかると思うけどあの性格のせい。

黙ってればほんとに美人だよ、黙ってればね。無理だけどさ


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