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明宵  作者: 水嶋
深更

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167/174

同じクズなら

後半エロ展開有ります


閲覧注意

「慌てんっぼうのーサンタクロースっ!クリスマス前ーにーやって来たっ!」


「何かおかしい…」



12月も終わり頃、我が家でおかしな会合が執り行われていた


麻由の演奏に合わせて韻が聞くに堪えない下手くそな歌をご機嫌に歌っていた


「ご清聴有難うございましたー!」


パチ…パチ…パチ…


拍手で皆意思表示をし感想を述べていた



「うわー!良かったねー!」


その後サラが高らかに左手の甲を此方に向けて見せて腕を上げてドヤ顔をしていた


「この度!私川辺紗羅は!都築眞司さんと!婚約と相成りました!」


「わぁー!」


パチパチパチパチパチ…


此方も皆拍手で韻の歌とは違う反応で答えていた


サラの高らかに掲げた左手の小指に…


「それ…明らかにおもちゃだよな…婚約指輪なら左手薬指じゃねえか?これは何かの余興的なコントなのか?それとも幾つ間違いが有るか当てさせるのかボケを拾わせてツッコミ待ちなのか?」


昭和の魔法少女グッズの様な安っぽい無駄に派手な装飾の赤いハートの宝石を模した物が付いたおもちゃの指輪は恐らく子供向けでサイズも小指にやっと入っていた感じだった


「うっさい黙れ!これはカッコ仮なの!高卒資格取って歌手デビューしたら本物買ってくれるの!給料3ヶ月分の奴!」


「はい、そうですか…」


「まあインと同じ職場なら公務員だろうし…余り豪華な物をねだっちゃだめよ?」


麻由が現実的なアドバイスをしていた


「まあコレで喜んでんなら何でも良いんじゃねえか?」


「私は気持ちが貰えればそれで良いの!その内自分で稼いでシンジを食べさせてあげるんだし!」


「こりゃ尻に敷かれる姿が容易に想像つくな…」


「でもまあ今年のクリスマス会は嬉しい報告が聞けて良かったねー!」


照陽が話の軌道修正をして来た

本質は自分の事も他人の事も、人を人とも思わない様な奴で駒の様に扱い予測出来ない事を色々しでかす癖にその場を纏めるスキルは有る


サイコパスには外面が良く人の気持ちを掌握したリーダー資質が有る人間が多いらしいので八神家の人間全般、照陽も漏れなくその手のお仲間なんだろう


「なあ、クリスマスはもう終わってるぞ…家に来るのは怠け者のサンタクロースだな。少しは歌の通りに慌てろ」


クリスマスは終わっていたがこれはクリスマス会だったらしい


そして集まったメンツは去年と同じだった


「だってサラが緊急招集だって。皆に伝えたい事があるからってねー」


「何故俺の家で…」


「別にセイヤに会いたかった訳じゃ無いから!テルヒとシズカとインに報告したかっただけだし!」


「はい、そうですか…」


「そう言う事だから!イン!もうシンジとはセフレ解消してよね!」


サラが静風の様な事を言っていた

やはり好きな相手が別の奴とセックスしてるのは嫌なんだろう


「うん!分かった!」


「何か嫌にアッサリ承諾したな…」


まあ今回の集まりはクリスマス会とは名ばかりの婚約?披露会見と韻への牽制が目的なのだろう


「何かね、最近シンジさんの家にはサラが入り浸ってたから別のお友達と仲良く遊んでるんだって」


照陽がこそっと説明して来た


「へえ。まあそんな奴だよなインは」


「お相手は刑事さんと葬儀場の人と仕事で知り合った奥さんを無くした男鰥の人とか…」


「相変わらずゲスを極めてんな…てか詳しいな」


「マユさんの原作漫画でね」


「続編有ったんかい。てかまだ有害図書読んでんのかよ…」


「面白いよ?やっぱりインくんはセイヤと似てて…」


「ヤメレ…聞きたくない…」


韻とは最初だけ教わったがやはり遺伝子は引き継いでるのか…

お祝いムードの中1人項垂れて気落ちしていた


「じゃあお付き合いはクリスマス?」


「そう!シンジから付き合ってって言ってくれたの!」


「それ婚約か?単に付き合うだけだろ。指輪もおもちゃだし」


「結婚を前提にって言ってくれたもん!指輪もたまたまポケットに入ってたから嵌めてくれたの!」


「あのコミュ障のシンジが…未だに信じられないな…」


静風はお相手が叔父に当たる人物なのでよく知ってる様だった


「でもさ!私とシズカってこの先親戚になるんだよね!」


「あっ、そうか…この場合の関係性ってなんて言うんだろ?」


「義叔母」


「ギオバ…何か格闘技を極めたボス味がある呼び名だね…」


「てかやっぱりセイヤって無駄な知識有るよね…」


「無駄じゃねえだろ。因みに公的文書ならギシュクボだな。どの道意味合いは叔母だ」


「そんなんどうでもいいし!シズカとはこの先も友達だからね!」


「うん!そうだね!」


「じゃあ聞くなよ…」


「聞いたのはシズカだから!」


「はい、そうですか」


既に本日3回目の『はい、そうですか』だった


「じゃあ私から皆へ!歌のプレゼントを!」


「わぁー!」


皆拍手で沸き立っていた


「それでは!マユさんお願いします!」


そう言って麻由が伴奏を始めた



雨が降れば 小川が出来


風が吹けば 山が出来る


ヤッホ ヤホホホ



ん?何歌ってんだ?



ウッシー ウシシシ


他人の物は


おいらの物さ



「ご清聴有難うございましたー!」


パチ…パチ…パチ…


韻に引けを取らないまばらな拍手を浴びていた


「お前は山賊になるのか?」


「今の私の気持ちだよ!」


お前は他人の家財を強奪したいのか?


「成る程…ヤッホーって感じ?」


照陽が無理矢理理由を探していた


「そうだよ!ウシシシ」


皆微妙な顔をしていたが韻だけはご機嫌に歌に合わせて変なタコ踊りをしていた



「じゃあさ!婚約したんなら初夜は迎えた?」


また韻がどクズな質問をしていた


「ヤったよ!告白と婚約とベロチューとエッチを一片にね!すっごい幸せ〜!」


「へえ!そうなんだあ!」


「シンジはめっちゃ優しくて上手いんだから!」


多分今まで雑に扱われてたからちょっと優しくするとコロッと騙されそうだよなコイツ

稼ぎ出したらホストに入れ上げる上客になりそうだな


「まあインが手解きしてるからね…無駄にスキルは上達してるかもね…」


麻由がしみじみと補足していた

麻由は夫の貞節よりもBLの方が重要らしい


「八神家直伝だからね!じゃあ僕とセックスしたのと同じだね!」


「んな訳有るか!ふざけんな!へし折るぞ!」


サラは山賊の様に威嚇して吠えていた

俺は折られかけた事があるのを思い出してしまった




その後サラはさっさと帰りまた3人で俺の部屋で話したりしたが特にこれと言った内容の無いたわいの無い話だった


照陽は何かしでかそうとしてるのだろうか?

今年は静風に大地を猛プッシュする事も無かった


それがやはり何か違和感の様な物を感じていた





○○○○○○○○○○





「何かおかしい…」


「何が…?」


「何か…違和感が…」


「違和感?」


照陽のナカに挿れてそう思った


一月は年明け三が日だったので会うのはやめて2月の最初の金曜日に照陽の部屋でヤっていた


「何か…フィット感が違うような…」


以前も同じ様な事が有ったぞ


「ふふ…」


照陽は笑っていた


「お前…」


「やっぱ分かる?」


遂に大地は照陽に食われたか…


「なめんなよ…何年ヤってると思ってんだ…」


「舐めてほしいの?仕方ないなあ…」


そう言って照陽が首に腕を回して耳を舐めて来た


「何、ダイチに手解きしてやってるって訳?誰がここまで育ててやったと思ってんだよ…」


「何言ってんの?お互い練習し合っての結果でしょ?」


「で、ダイチの粗チンでイけた訳?」


「そんなにセイヤと変わらないし…誰が教えてると思ってんの」


「へえ。じゃあどっちが良いか比べてみようぜ…」


そう言って焦らす様にゆっくり浅く突いた


「んぅ…」


もどかしそうに腰を揺らして来た


「どうした?自分から腰ヘコらせて相変わらずエロい奴だな…」


「もっと…」


「こうか?」


速度を上げて集中的に弱い所を攻めると呆気なくイった


「なあ、ダイチと一発で何回イった?」


体位を変えてバックから腰を掴んで同じ箇所を攻め立てた


「んっ…んぅっ…」


「んぅ回?分からん」


クリを捏ねながら突いてやると背中を仰け反らせてイっていた


「お前のクリはホント雑魚だよな…」


「そんなのっ…皆そうなんだからっ」


「はい、そうですか…で?何回?」


「はあ…はあ…3…」


「ふうん…」


それを聞いて一旦抜いた

そこから擦り付けてマンズリした


「んっ…んんっ!…」


「ハイ3回…お前の好きなクリイきだぞ」


「ナカでしてよっ…」


「じゃあ…ダイチ超えは奥でな」


そう言って深く突いた


「んぁっ…あぁっ…あっ…」


「ダイチと…奥でイった?」


「ソコはっ…セイヤだけっ!」


「ふうん」


そう言われて悪い気はしなかった

やがて奥イキさせた


「やだっ!まだイってるから待って!」


俺は構わず浅い所を突きながらクリを弄った


「あっ…あんっ!ダメっ!おかしくなるっ!」


「もう十分おかしいイカれた奴だろ?お前は…」


動きを加速して激しく突いた


「あぁっ…またイっちゃうっ!」


照陽がイくと俺は奥に突っ込んで射精した


「はあ…はあ…ダイチにも中出しさせてんの?」


「ダイチには…ゴムつけて貰ってる…」


「ふうん…じゃあやっぱり俺専用オナホだな…」


そんな悪態をついても俺の気は治らなかった


「ふふ…」


照陽はそんな俺を見透かしてる様に笑って頭を抱き抱えて顔を埋めてキスしていた


なんだか俺の方が弄ばれてる気がしてイライラしてきたのでそのまま抜かずにまた突いてやった



なんでこんなにイライラするんだろう


ずっと前から大地に練習してやれって俺が言ってたのにいざそうなるとイライラしていた


照陽が大地の事を本気で好きになる事は無いと分かっているのに…


これは静風やサラが好きな相手に思う事とは少し違う様に思える


照陽は単に練習だからとか気持ちよくなりたいからだとかそう言った理由だけで無い、何か俺に対して別の思惑が見えていてその事に乗せられてる状況にイラついている様にも思えた



大地はどうなんだろう



身体の関係を持つと長年思いを寄せる静風から照陽に鞍替えしたりするのだろうか?


例えばそうなったとして、静風も同じなんだろうか?


照陽も俺も八神家の遺伝子を持つどうしようも無いクズだ


照陽は単に静風と大地を付き合わせるのが最終の目的で、大地に理想的な男にさせる為に「練習」をしてるんだろうが結局やってる事はクズだ




同じクズなら俺なら…


サラ何故その歌…


相変わらずどクズ韻ですがこれは八神の人間皆それぞれに…


照陽の思惑を知ってか知らずかですが星夜も何かよからぬ事を企んでるのか…

何をする気なのかな?


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