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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
Frequent

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妹よ

あの日の夜 俺の腕の中でお兄ちゃん怖いよって

お前は泣いたね


何だか分からないけれどお菓子があるよって言ったら

ますます泣いて もう二人とも子供じゃないって気付いた


あの夜は夢の様に頻繁に俺の心を締め付けるんだ

お前に俺の胸の内を全部曝け出して 神様の慈悲を願った


不幸な家庭で寄り添って 逃げよっかなんて無茶苦茶言った

それでもお前はお兄ちゃんと離れたくないよって


いつかこいつとも離れ離れになるんだな そんな予感がしていた

捨て去った夢 怯えていた猫 涙した 傷を見せつけられたから


お前に憧れていたんだよ 真っ直ぐで寂しがりだけど弱音を吐かない


あの日の事を頻繁に思い出す 

俺達はあの夜 夢の中に居たのかも知れないと

同じ夢を見ていたのかも知れないと お前は泣き疲れて眠った


俺は朝が来なければいいと願った


妹よ お前が幸せになれたから希望は誹謗される事は無くなった

今 繋いだ手を離すよ 命を分け合って 何もかも分け合って なのに

兄妹の絆は口にするのが恥ずかしくてはばかられる そういう物かも知れないな


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