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【摂関家の野望、武蔵九条家戦記】〜九条家の五男坊が勅命を拝命して東国を制覇するぞ!〜摂関家の領地を奪還して皇室御料を確保せよ!

作者:近衛政宗
最新エピソード掲載日:2026/10/31
2026年(令和8年)厳しく冷え込む元日の早朝、18歳の大学生、九条義通は初詣の為、ひとりで大國魂神社(東京都府中市)を訪れました。
参拝していると、いきなり周囲が光に包まれて周りに居た参拝者が見えなくなり、心と胸に響く言葉が聞こえた。

「我は其方の先祖、九条兼実なり!
大國魂神社の大神様の計らいで其方を見つけたり!
其方には与えられた使命がある!
九条家の先祖が武蔵の国、船木田荘に切り開いた荘園の姿を後世に残さねばならぬ!
いざ、船木田荘に向かえ!」
ご貴族姿のご先祖、九条兼実の隣に光り輝く大國魂神社の大神様が優しく微笑んでいた。

突然の事に動揺した自分が何かに引っ張られて眩しい光に包まれると…
大学生だった令和時代から戦国時代へ逆行転生…
1530年1月5日、九条家に男児誕生、幼名菊松丸、九条尚経の五男坊、九条義通が生まれた。

歳の離れた長男九条稙通とは25歳も離れ、末の弟として四人の兄達に育まれ、摂関家の期待を集める若者に成長すると、15歳の元服式には烏帽子親の足利義晴から諱を授けられ、九条義通と名乗る事になった。

この頃、摂関家や貴族達は戦国大名に荘園を奪われて収入が途絶えて苦しんでいた為、知恵を絞り逆襲する手立てを決意するに至った。

九条義通に従四位下、左兵衛督兼武蔵権守の官位と勅命を下して摂関家の荘園奪還と皇室の御料設立の大義名分を与え、兵力を与えて武力で荘園を奪還する事を決議。
帝は武蔵九条家の創設を命じ、武蔵九条家の家紋と軍旗には菊の御紋を与え、天下の官軍の御印を認可。

そして九条家の五男坊、九条義通が家臣20名と摂関家に仕える北面の武士、及び関係者が選抜した200名の兵士と共に東国へ下向。
武蔵国、船木田荘に到着すると、九条義通の味方に付く可能性があるのは2万石から5万石の小大名と地域の小領主の集団に過ぎなかった。

離反して北条家に靡かれては滅亡するしか無い状況で、九条義通は彼らを纏める為、後継者問題で北条家や有力大名家から養子の受け入れを強要されている滝山大石家の養子に入り、大石家を改名させて武蔵九条家の創設と従四位下、左兵衛督兼武蔵権守の官位と帝の勅命を発布して東国の大勢力、北条家との戦いが始まります。










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