表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆりいろ☆ステップ  作者: アメカワ・リーチ
ゆりいろ☆ステップ①
36/56

05-5

 ♪


 全日本始まって以来の快挙。

 クワドラプルトウループ成功。

 かつてフィギュアスケートの次元を芸術からスポーツの次元に引き上げたあの天才ジャンパーでさえも無し得なかった奇跡。

 それを今日、私が実現して見せた。

 会場からは、高得点を望む拍手の嵐。演技から数分がたってもなお誰一人座ろうとはしない。

 誰もがすばらしい演技の余韻に浸っていた。いうまでもなく私も。

 さて、ショートでトップとの差は5点だった。

 このフリー、それを逆転するだけの演技をしたのは間違いない。技術点はもとより、演技構成点の方もこの会場の声援に呼応するだろう。

 一位は当然、もしや──

『白石さんの得点』

 点数が出る。

 技術点、演技構成点。 

 そして、総合得点────


『200,11。現在の順位は第一位です』

 

 200点越え────

 それは大会始まって以来前代未聞の得点。

 国際大会よりも圧倒的に点数が出やすい国内大会とはいえ、それでも二百点越えは、新採点システム開始から、今まで一度も無かった快挙だ。

「裕樹!!」

 コーチがいきおいよく抱きついてくる。普段あまり騒いだりしないコーチがこんな風にするのだ。それだけでも事の凄さを認識する。

 全日本選手権女子シングル結果。

 一位は白石裕樹。よって、世界選手権代表に決定────

「おめでとう、裕樹」

 横で控えていた三木楓に呼び止められる。

「ありがとう。そして本当に昨日はありがとう」

 そう。彼女のアドバイスがなければ、今日のこの演技は絶対に出来なかった。その意味では、彼女には感謝しても仕切れない。

「ああー。敵に塩を送ったちゃったな」

 そういう彼女は、相変わらず笑みは無い。けれど今日のそれはどことなくいつもよりやわらかく見える。

 手を差し出してくるライバル。私はそれを強く握り返す。

「けど、来年は絶対負けないから」

 楓は間違いなく強力なライバルだ。けれど、今では大事な友達でもある。

 たぶん、これからどんどん仲良くなれる、そんな気がした。


 お久しぶりです、天川太郎です。ここまで読んでいただきありがとう誤字増す。


 さて、これで第五話も完結。

 物語は終盤へ。 

 終盤はエピローグを除いて完成しています。

 しかし、問題が一つ。やっぱり前回と一緒で、その間の一章(第六話)がまだ完成していないのです。

 

 本当は今日明日死ぬ気で書き上げて、更新したいのですが、実はちょっとto-doリストが満杯でして……。

 ということで、また少し時間を空けたいと思います。

 

 毎日更新を掲げてきましたが、ここでちょっとだけお休みをします。

 具体的には三日から五日くらいだと思います。

 

 どんなことがあっても、一週間以内にはまた更新再開します。ここさえ乗り切れば、後は五十P以上のストックがあるので、ラストまで走り抜けられます。


 ということで、また何日かごにお会いしましょう……。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ