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ゆりいろ☆ステップ  作者: アメカワ・リーチ
ゆりいろ☆ステップ①
26/56

04-3

 ♪


 帰国してから一週間、私はユリカと表面上いつものように接した。

 元々、シーズン真っ只中のこの時期、私たちは必然会う時間が減る。例年この時期は寂しい思いをするが、今年はそれが逆にありがたかった。

 だが、いくら会う時間が減るといっても、一日数回は顔を合わせるわけで。相変わらず、ユリカと会うたびに心を揺さぶられた。そのたびにスケートの調子が狂うほどだ。

「あっ……」

 私はトウループに失敗してて転倒した。

「はぁ……」

 冷たい氷に手を付いて立ち上がりながら、私は思いっきりため息をつく。

 キスしていた。ユリカが恋人でもない、好きでもない男とキスをするとは思えない。だから、多分好きな男が出来たんだろう。

 考えてみたら、あれだけの容姿と性格で、今までボーイフレンドがいなかったことが奇跡だ。

 いつ男の一人や二人できたっておかしくない。心の奥底ではそう思ってたけど、いつかは現実になるという覚悟も無かったし、現実になったときにここまでツライとは想像もしてなかった。 

 …………。

 コンディションは相変わらずだ。

 最悪とまではいかないが、ベストには程遠い。


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