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それは困ったにゃん

 このマンションと言うものには、ペットクラブと言うものがあるらしいにゃん。

 飼っているペットを登録しないといけないにゃん。

 私は拾われてきた時に、この家の人が登録したにゃん。

 その登録には写真がいるにゃん。

 私が拾われたのは生まれてそんなに経っていない頃にゃん。

 なので、登録に使われた写真は小さな小さな私の姿にゃん。

 でも、ちょっと凛々しい姿にゃん。

 ところがだにゃん。

 この登録を更新する事が決められたらしいにゃん。

 当然、そこに貼り付けるのは今の写真にゃん。

 あれから、流れた年月。

 私の体型は変わってしまったにゃん。

 ちょっと、おでぶにゃん。

 そんな写真、貼られて、みんなに見られたくないにゃん。

 それは、この家の人も同じだったみたいにゃん。

 過去の撮りためた画像の中から、適当に選んでくれたにゃん。

 正面から写った上半身。

 きりりとした姿にゃん。

 よかったにゃん。

 平和で満足な生活は体型を崩すにゃん。

 自分を律する事が必要にゃん。そう思わずにいられなかったにゃん。

 と言っても、いまさら反省しても遅いけどにゃん。

 ちなみに、一匹しか飼ってはならない規則だから、ころにゃんはこの家にはいない事になっているにゃん。

 ころにゃんは体型崩れても、写真撮られて公開されないからいいにゃん。

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