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爆走するころにゃん!

 私はころにゃんのえさの方が好きにゃん。

 でも、ころにゃんのえさを食べると、この家の人間たちに怒られると分かっているから、こっそりと食べるにゃん。

 それでも、時々人間たちに見られている事に気づかない時もあるにゃん。

 そんな時、人間たちは「くうちゃん!」と、ちょっときつめの口調で私の名前を呼ぶにゃん。

 私は人間たちに視線を合わせることなく、知らんぷりをして、その場を立ち去るにゃん。

 それで、終わりにゃん。人間たちがその後を追ってくることもないにゃん。

 もちろん、その後で叱られる事も無いにゃん。

 ある意味、食べ逃げにゃん。


 ころにゃんは病気になりやすいから、私のえさを食べてはいけないにゃん。

 でも、ころにゃんは私のえさの方が好きにゃん。

 もちろん、私のえさをしょっちゅう食べるにゃん。

 人間に怒られても、どうして怒られているか分かっていないにゃん。

 でも、怒られた事だけは分かるにゃん。

 そして、ころにゃんはその事をいつまでもひきずっているにゃん。

 怒られた人間が近づいて来ると、爆走して逃げるにゃん。

 もう人間は怒っていない事を分かっていないにゃん。

 ころにゃんはなので、怒られた後、しばらくは爆走状態になるにゃん。

 この家の端から端の部屋まで、どたどたと爆走するにゃん。

 はっきり言って、うるさいにゃん。

 勝手に気をまわし過ぎず、人間がいつまでも怒っていない事を気づくべきにゃん。

 今も、家の端から端まで爆走しているにゃん。

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