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カード顕現~眷属だけが頼りです~  作者: えでぃ
2章 世界の状況
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魔力消費

『GET THE WORLD』公式設定にてDr.ヘーゲルシュタイン編更新しております。


そちらもお楽しみください。

全員がビルド・モービルから降りたのを確認して、このままこの場所に置いていても外からやってきたモンスターに攻撃されると困るので戻そうとしたところ、Dr.ヘーゲルシュタインに止められた。


「ビルド・モービルを戻す前に、『ウエアファクトリー』と『ブリキの騎兵』を召喚してくれ」


「え?なぜです?」


ビルド・モービルを戻す前に召喚を先に行わなければいけない理由がわからず聞き返した。


「私の魔力は84で、ビルド・モービルを召喚するのに使った『(ソウル)』カードの技術特異点にて40使用しているので残り44しかない。そのうえで3日間顕現し続けているので、3使用しているので残り41しか残っていない。この状況で新たに『(ソウル)』カードを使用した場合私の魔力がなくなり戦闘では役に立たないがいいのかい?」


カード顕現のスキルの制約ともいえるカードのルールに縛られてしまうことをすっかり忘れており、Dr.ヘーゲルシュタインの話を聞くまでそのまま召喚しようとしていた。

もしそのまま召喚してしまえば、このダンジョンを攻略するときに強い相手が出ても何もできない状態になっていたかもしれない。


「幸いビルド・モービルを召喚後新たに魔法等を使用していないので日数分の魔力しか消費してないので、魔力が37は残っているから『ウエアファクトリー』と『ブリキの騎兵』の合計35の魔力消費して戻した方が効果的だろ?」


諭しながら、私の腕に装着してあるデッキから2枚のカードを取り出し手渡してきた。


「そのとおりですね。わかりました。少し離れていてください」


デッキと2枚のカードを受け取り召喚を行うために少し離れた。


技術ちからは人を人たる場所に押し上げる我が最高の発明なり『技術特異点』。それは我のことを指す』


『力には限りがなく常に変動する。対応せしは、後方の机へにしがみつきし老には出来ぬ。『ウエアファクトリー』これは戦場の鎧にして製造所である』


口上を終えると、ビルド・モービルのおなかあたりから、高さ2メートル程度の正方形の箱が飛び出してきて、目の前に刺さった。

次の召喚口上を唱えようと、デッキからカードを取り出しているときに突然目の前に突き刺さった箱にびっくりしてしりもちをつくと、Dr.ヘーゲルシュタインが箱に近づき触れた。


すると、箱が展開してDr.ヘーゲルシュタインの体に合わせて鎧みたいに巻き付いていく。

最後に顔まで覆うと、ソリに鎧が鎮座しているように見える形で動きが収まった。


『さあ、次を』


「え?あ、はい」


カードに書かれている形ではあるが、長方形の箱から人を飲み込むように展開する姿はホラーを見ているようで腰が引けてしまった。


『灰色に曇る空に、道の先を見通すことができない街。『蒸気と歯車の街(テンポルト)』その町は未来につながる通過点』


『その物は知性なく、ただ役割のみを忠実に達成することで活きていた。その物が者へと変わるとき、その者は生きるために戦いへと身を投じる。『ブリキの騎兵』それは役割を超えた生ける者なり』


口上を終えると、先ほど同じくビルド・モービルのお腹の部分から2mくらいの騎兵が現れた。

見た目は馬に似せた鉄馬の上に鎧騎士が乗っているが全身を黒く塗っていたようであるが、ところどころ剥げており、少しみすぼらしい印象を受けた。


現れた、ブリキの騎兵を眺めていると、いつの間にかウエアファクトリーを脱いで真後ろに回っていたDr.ヘーゲルシュタインに抱え上げられ、ソリの上に運ばれた。


「では、ビルド・モービルを消して移動しましょう」


「あ、あれ?鎧は?」


「この中で一番防御関連に問題あるであろう遠藤さんに貸し出しましたよ」


そういわれて、見渡してみると確かに遠藤さんが装着しているのが見えた。

見た時にどう見てもサイズが合っていないよできつそうに装着しているように見えたが、体に合わせると自動で体の形に調節しながら装着していた。


「心配しなくても私がいれば大丈夫。このソリから出ないようにすれば死ぬことはないから」


ビルド・モービルのコックピットの時と同じようにソリの上に設置されているの上に座ったDr.ヘーゲルシュタインの膝の上に座らされてしまった。


ビルド・モービルとは違い、自走できないためブリキの騎兵が引くようだが、今度は操縦の必要がないので、逃げられないように抱き着かれてしまっている。

その状況を田中さんが嫉妬交じりのからかうような目線で見ており、目を合わさないように遠くを眺めて遠藤さんの準備が完了するのを待った。


魔力の消費される条件をどこかで記載していたかな?


たぶんしていなかった気がする。


してたら、説明がくどくなってすみません。

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