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カード顕現~眷属だけが頼りです~  作者: えでぃ
2章 世界の状況
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無駄と思われる行動も報われることがある


「セーフ」


田中さんがパンパンに詰め込まれた一番大きなコンビニ袋を3つも抱えてバスに飛び乗ってきた。


「いやいや、何を買ってきたんですかそんなに」


「これ?これはね」


袋の中をガサゴソとかき回しながら商品を1つ1つ紹介していく。


「まず、チョコレートでしょ。今から寒くなっていくから溶ける心配もないしね。それと各種栄養サプリメントでしょ。これはコンビニに置いてあるすべての種類買ってきた。」


そういって、鉄分やビタミンのサプリメントを自慢げに見せてきたが、大事なことを忘れている田中さんの話をさえぎって聞いてみた。


「田中さん、田中さん忘れているかもしれないですが、飛行機の中に持ち込める手荷物は1つまでですよ」


「え?」


驚いた顔で慌てて私が運んだリュックに詰めていくが、着替え等もあるため1つ目の袋の半分も入れられなかった。


「ま、まだ武器バックとかもあるから」


「武器や防具バックは昨日のうちに預けたので無理ですよ」


絶望したような顔をこっちに見せてくる。


「お菓子余ってるの?じゃあちょうだい」


前の席に座っていた徳永さんが振り返りチョコを強奪していく。

徳永さんに強奪されたことでいいことを思いついたのか、残ったお菓子をもってバスの先頭へと行った田中さんは運転手からマイクを受け取って発言した。


『えー聞こえていますか?』


前方で返事をもらったのか話を続ける。


『ありがとうございます。私から、チョコバーの配布を行います。全員分はさすがに用意できませんでしたので、このバスに乗り合わせている20名分となります。今すぐ食べるのではなく、非常食と思って携帯していただければ幸いです』


そう言い残すと順番に配り始めた。


「『仮面の英雄』君って面白いんだね」


「前からでしたけど、スキルの影響もあるのかもですね」


徳永さんが話しかけてきたので、田中さんの話題で盛り上げっているとバスが出発した。


「ところで、残っているサプリメントとかどうするのかな?」


「多分、私が持つことになると思いますよ」


「ただいま、じゃあこれはよろしく」


「ね、言った通りでしょ」


2人でクスクス笑うと田中さんが怪訝な顔を向けてくるが無視をしておいた。


そうこうしていると、空港にバスが到着したが、ターミナルの前に止まらずなぜかゲートまで進み滑走路にバスごと直接乗り込んでいった。

そして、滑走路に鎮座していたのはよく見る旅客機ではなく、迷彩柄の飛行機が4台止まっていた。


「各班ごとに乗る輸送機が違いますので、降りる際にご確認ください」


バスが止まると、乗り込んできたスーツ姿の男性が声をかけすぐに出て行った。

バスから降り、振り分けられた旅客機に向かうと防具バックを渡された。


『先ほど進路上に飛行型モンスターが現れました。随伴機が対応しますが、対応できない可能性があります。皆様にはもしものために戦闘態勢でお願いします』


遠藤さんが拡声器で声をかけると防具バックを受け取った女性は先ほど乗ってきたバスに戻り、男性はその場で着替え始めた。

着替えが終わると急いで各輸送機に乗り込み出発することとなった。



Q コロナじゃなかったんでしょ?


A 見事コロナにかかってました


体調がそこまでひどいわけではないので更新はしていく所存です。

ただ、次の話で登場予定の眷属に関しては『GET THE WORLD』公式設定の方を更新できないかもしれません

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