大家さん、近すぎます
笑福荘での生活が始まったこまち。
静かな朝を迎えるはずが、大家のだんごは想像以上に距離感ゼロだった。
これは、こまちが「一人で生きる楽さ」と「誰かに気にされる面倒くささ」の間で揺れ始める朝の物語。
笑福荘で迎える最初の朝は、こまちの理想とはまったく違う始まり方をした。
理想では、朝日がカーテンの隙間からそっと差し込み、鳥の声が遠くで聞こえ、こまちは静かに目を覚ますはずだった。
そして、まだ少し眠い目をこすりながら湯を沸かし、安いインスタントコーヒーを飲み、ノートパソコンを開く。
昨日の不思議な出来事を思い出しながら、小説の続きを書く。
そんな、いかにも小説家らしい朝。
けれど現実は違った。
「こまちちゃーん! 生きてるー?」
ドアの向こうから、太鼓のような声が響いた。
こまちは布団の中で目を開けた。
天井を見つめる。
しばらく何も考えられなかった。
「……夢?」
「生きてるなら返事してー! 死んでたら大家さん困るからー!」
夢ではなかった。
こまちは掛け布団を頭までかぶった。
しかし、だんごの声は布団など軽々と突き抜けてくる。
「こまちちゃーん!」
「生きてます!」
思わず大きな声で返事をした。
廊下の向こうで、だんごが嬉しそうに言った。
「よかったー!」
足音が遠ざかっていく。
こまちは布団から顔を出し、深く息を吐いた。
まだ朝の七時だった。
「……生存確認が目覚まし代わりのアパートって、何?」
独り言を言ってから、こまちは寝返りを打った。
もう一度眠ろうとした。
しかし、一度起こされた頭はなかなか眠りに戻ってくれない。
仕方なく起き上がる。
部屋の中には、まだ昨日の段ボールが積み上がっていた。
本、衣類、食器、生活用品。
そのほとんどがまだ箱の中だ。
こまちは小さな台所で湯を沸かした。
コーヒーの粉をカップに入れ、湯を注ぐ。
香りは悪くなかった。
やっと静かな朝が戻ってきた。
そう思った瞬間、またドアが鳴った。
こんこん。
こまちはカップを持ったまま固まった。
こんこんこん。
「こまちちゃーん、起きてるー?」
「今、生存確認しましたよね?」
「今度は朝ごはん確認よー!」
「そんな確認あります?」
ドアを開けると、大家の福良だんごが立っていた。
昨日と同じ割烹着姿。
手には、おにぎりが乗った皿を持っている。
「引っ越し翌日の朝は、ちゃんと食べないとだめよ」
「ありがとうございます。でも、大丈夫です。コーヒー飲んでるので」
「コーヒーは朝ごはんじゃないわ」
「私の中では朝ごはんです」
「それは胃がかわいそう」
だんごは遠慮なく部屋の中をのぞき込んだ。
「あら、まだ片付いてないのね」
「昨日引っ越してきたばかりなので」
「手伝おうか?」
「大丈夫です」
「遠慮しなくていいのよ」
「遠慮じゃなくて拒否です」
「あら、はっきり言うわねえ」
だんごは笑った。
こまちは、だんごのこの笑い方が少し苦手だった。
何を言っても傷ついた様子を見せない。
拒んでも怒らない。
断っても、また別の方向から近づいてくる。
まるで、閉めた窓の隙間から入ってくる朝の光みたいだった。
「とにかく、おにぎり置いていくわね」
「いや、本当に」
「具は梅と昆布。あと、ひとつだけ当たりが入ってる」
「当たり?」
「たくあん」
「おにぎりの中にたくあん?」
「歯ごたえが楽しいでしょ」
「びっくりはしますね」
だんごは皿をこまちに渡すと、満足げにうなずいた。
「食べ終わったら、お皿は下に置いておいて。あと、九時から笑福荘の説明会ね」
「説明会?」
「住むうえで大事なことがあるの」
「契約の時に聞いてません」
「契約書に書くほどではないけど、暮らすには大事なことよ」
「その言い方、すごく不安です」
だんごはにっこり笑った。
「大丈夫。怖いことじゃないから」
そう言って去っていった。
こまちはドアを閉め、しばらく立ち尽くした。
家賃三万円。
近隣環境、静か。
住人、個性的。
不動産屋の言葉を思い出す。
「個性的って、便利な言葉だな……」
こまちはおにぎりを見た。
断ったはずなのに、手元にある。
だんごの距離感は、どうやら壁をすり抜けてくるらしい。
食べないつもりだった。
けれど、湯気がほんのり立っているおにぎりは、思ったよりおいしそうだった。
こまちは梅のおにぎりを手に取った。
一口食べる。
「……おいしい」
悔しい。
昨日のちくわの味噌汁といい、このアパートは食べ物で人の心を油断させてくる。
二つ目の昆布も食べた。
三つ目をかじると、こりっと音がした。
「たくあん……」
当たりだった。
こまちは思わず笑ってしまった。
笑ってから、少しだけ悔しくなった。
だんごの思うつぼみたいだったからだ。
九時ちょうど。
こまちは共同台所へ向かった。
笑福荘の共同台所は、一階の奥にある。
古い流し台と、共用の冷蔵庫、小さな棚。
冷蔵庫には住人たちの名前が書かれた食材が入っているらしい。
こまちが着くと、すでにだんご、ぽん太、すずめ、ちくわが集まっていた。
「おはようございます!」
すずめが元気に手を振る。
「おはようございます」
「こまちさん、顔が眠そうですね!」
「起こされたので」
こまちがだんごを見ると、だんごは悪びれもなく笑った。
「朝は人を起こすためにあるのよ」
「違います。人が起きるためにあります」
「似たようなものよ」
「全然違います」
ぽん太は首から電卓を下げ、真剣な顔でメモ帳を持っていた。
「今日は新入居者向けの生活節約講座も兼ねています」
「兼ねなくていいです」
「まず、水道代を節約するには、顔を洗う回数を週三回に」
「不潔です」
「では週四回」
「交渉の問題じゃないです」
ちくわは無言で味噌汁をよそっていた。
「朝から味噌汁ですか」
「朝こそ味噌汁だ」
「たしかに」
「今日はなめこ」
「ありがたいですけど、説明会ですよね?」
「味噌汁を飲みながら聞けばいい」
だんごが手を叩いた。
「はい、それでは笑福荘の説明会を始めます」
こまちは渡された紙を見た。
手書きで「笑福荘の暮らしのきまり」と書かれている。
一、挨拶はなるべく大きく。
二、困った時は一人で抱え込まない。
三、プリンには必ず名前を書く。
四、洗濯機を蹴らない。五郎が怒る。
五、泣いた日は味噌汁を飲む。
六、大家の作りすぎた煮物は、可能な範囲で受け取る。
七、ぽん太の節約術は一度疑う。
八、すずめの噂話は半分だけ信じる。
九、ちくわの味噌談義は長くなる前に止める。
十、帰ってきたら、できれば「ただいま」と言う。
こまちは紙から顔を上げた。
「最後だけ、急にちゃんとしてますね」
だんごは少しだけ目を細めた。
「ここに住むなら、帰ってきたって思ってほしいのよ」
その言葉は、騒がしい説明会の中で、少しだけ静かに響いた。
こまちは返事に困った。
帰ってきた。
ただいま。
おかえり。
そういう言葉が、自分の生活からいつの間にか遠くなっていたことを、こまちは今さら思い出した。
一人暮らしは気楽だ。
誰にも干渉されない。
好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、好きなものを食べられる。
けれど、帰ってきても誰もいない。
ただいまを言わなくても困らない。
おかえりがなくても、一日は終わる。
そんな日々を、こまちは自分に合っていると思っていた。
だが、だんごの「帰ってきたって思ってほしい」という言葉は、胸の奥に小さく引っかかった。
「まあ、無理に言わなくてもいいわよ」
だんごは明るく言った。
「ただ、言ったら私が喜ぶ」
「それ、圧じゃないですか」
「軽めの圧よ」
「圧に軽いも重いもあります?」
すずめが手を挙げた。
「私は毎日言ってます! ただいまーって!」
「すずめちゃんは、たまに隣の家にも言ってるわよね」
「癖で!」
「隣の人、返事してくれるの?」
「はい! 最近は『おかえり、でもここじゃないよ』って言ってくれます!」
「優しい隣人ですね」
ぽん太が真剣にうなずく。
「僕は節約のため、ただいまを小声で言っています」
「何を節約してるんですか」
「声帯です」
「そこ節約しなくていいです」
ちくわは味噌汁を置きながら言った。
「俺は言わない」
「あら、ちくわちゃんは言わないの?」
「味噌汁があるから」
「会話が独特すぎます」
説明会は、説明会というより、住人たちの自己紹介第二弾だった。
こまちは、だんごの話を聞きながら、笑福荘のルールをひとつずつ頭に入れていった。
ごみ出しの日。
共同冷蔵庫の使い方。
洗濯機の使い方。
階段の四段目は踏み方に注意。
雨の日は玄関にバケツを置く。
大家の煮物は突然増える。
そして、冷蔵庫のプリンには必ず名前を書くこと。
「プリンに名前を書くの、そんなに大事なんですか?」
こまちが聞くと、その場に緊張が走った。
すずめが小声で言う。
「こまちさん、その話題は……」
「え?」
ぽん太も真顔になった。
「笑福荘では、プリンはただの甘味ではありません」
「何なんですか」
「信頼です」
ちくわが静かに言った。
「冷蔵庫のプリンは、人間関係の縮図だ」
「味噌汁の人が急に哲学者になった」
だんごは腕を組み、重々しくうなずいた。
「過去に何度も、プリンをめぐる悲しい争いがあったの」
「そんな戦国時代みたいに言われても」
「だから、プリンには名前を書く。これは笑福荘の平和を守るための約束なのよ」
「そんなに?」
「そんなに」
こまちは、よく分からないままうなずいた。
その時はまだ知らなかった。
この「プリンに名前を書く」という決まりが、翌日、とんでもなくくだらない大事件につながることを。
説明会が終わると、こまちは部屋に戻ろうとした。
しかし、だんごが当然のようについてきた。
「部屋、片付けるんでしょ?」
「はい」
「手伝うわ」
「大丈夫です」
「本当に?」
「本当に」
「でも、本の段ボール重そうだったわよ」
「見たんですか?」
「昨日、ちょっとだけ」
「大家さん、近すぎます」
こまちが思わず言うと、だんごは目を丸くした。
「近い?」
「近いです。すごく近いです。初日から大根を渡して、朝に生存確認して、おにぎりを持ってきて、説明会をして、部屋の段ボールまで把握してるのは、かなり近いです」
言いながら、こまちは少し言いすぎたかもしれないと思った。
だんごが傷ついたらどうしよう。
怒ったらどうしよう。
家賃三万円の部屋を追い出されたらどうしよう。
しかし、だんごは怒らなかった。
むしろ、少し考えるように首を傾げた。
「そうねえ。近いかもしれないわね」
「自覚なかったんですか」
「あったような、なかったような」
「一番困るやつです」
だんごは廊下の手すりにもたれた。
「昔ね、ここに住んでた人で、誰にも何も言わずに出ていった子がいたの」
こまちは黙った。
「その子も、静かに暮らしたいって言ってた。誰にも迷惑かけたくないって。だから私も、あまり声をかけないようにしたの。でも、ある日突然いなくなってね」
だんごの声は、いつもより少しだけ小さかった。
「迷惑かけたくないって言う人ほど、本当は誰かに気づいてほしい時があるのかもしれないって、その時に思ったのよ」
こまちは何も言えなかった。
だんごはすぐに笑顔に戻った。
「だから私は、ちょっと近い大家さんになったの」
「ちょっとではないです」
「じゃあ、だいぶ近い大家さん」
「そこは認めるんですね」
「でもね、嫌な時は嫌って言っていいのよ。こまちちゃんは、ちゃんと言える人みたいだから」
だんごはそう言って、階段を下りていった。
四段目が「ぐえっ」と鳴った。
「五郎、今日も元気ね」
「元気な音じゃないと思います」
こまちは部屋に戻った。
静かになった部屋で、だんごの言葉を思い返す。
迷惑をかけたくない。
誰にも気づかれたくない。
一人で大丈夫。
それは、こまち自身がずっと使ってきた言葉だった。
小説がうまくいかなくても。
お金がなくても。
寂しくても。
苦しくても。
大丈夫です。
一人で平気です。
気にしないでください。
そう言えば、相手はそれ以上踏み込んでこない。
楽だった。
けれど、本当に楽だったのかは分からない。
こまちは段ボールをひとつ開けた。
中には、これまで書いてきたノートが入っていた。
アイデア帳。
途中で止まった長編。
誰にも見せていない短編。
落選した作品のメモ。
こまちは一冊を手に取り、ページをめくった。
どの物語にも、どこかで一人ぼっちの主人公がいた。
誰にも頼れず、誰にも本音を言えず、それでも平気なふりをする人ばかりだった。
「……私じゃん」
思わず笑ってしまった。
その時、またドアが鳴った。
こんこん。
こまちは身構えた。
「今度は何ですか?」
ドアを開けると、そこにいたのはすずめだった。
手には小さな紙袋を持っている。
「こまちさん、これ、近所の和菓子屋さんのどら焼きです!」
「ありがとうございます。でも、なぜ?」
「大家さんが、こまちさんは甘いもの好きそうって」
「勝手に予想されてる」
「違いました?」
「……嫌いではないです」
「やった!」
すずめは嬉しそうに笑った。
「あと、ぽん太さんから伝言です」
「何ですか?」
「節約のため、今日の夕飯は空気を食べるそうです」
「止めてください」
「ですよね!」
すずめは元気に走っていった。
こまちは紙袋を見つめた。
どら焼きが二つ入っていた。
一人で食べるには少し多い。
でも、誰かに分けるほどでもない。
こまちは一つを皿に置き、もう一つを机の上に置いた。
そして、何となくペンを取った。
白い付箋に、自分の名前を書く。
『こまち』
それを、どら焼きの袋に貼った。
プリンではない。
でも、名前を書いておいた方がいい気がした。
それから、こまちは小説を書き始めた。
大家さん、その部屋だけは笑わせないでください。
仮のタイトルを打ち込む。
昨日の自分なら、こんなタイトルはつけなかった。
もっと静かで、切なくて、誰にも踏み込まれないような題名を選んでいたはずだ。
けれど今は、少しだけ違う。
騒がしい大家。
近すぎる距離感。
おにぎりの中のたくあん。
味噌汁。
プリンの掟。
階段の五郎。
くだらないものばかりなのに、書いていると指が止まらなかった。
夕方になり、こまちは共同冷蔵庫にどら焼きを入れに行った。
部屋に置いておくと、つい二つとも食べてしまいそうだったからだ。
冷蔵庫を開けると、中にはさまざまなものが入っていた。
だんご、と書かれた煮物。
ちくわ、と書かれた味噌。
すずめ、と書かれた紙パックのジュース。
ぽん太、と書かれたもやし。
そして、奥の方にプリンがひとつあった。
ふたには大きく「だんご」と書かれている。
「本当に名前が書いてある……」
こまちは自分のどら焼きを入れた。
もちろん、名前付きで。
その時、背後からぽん太の声がした。
「こまちさん」
「うわっ」
振り返ると、ぽん太が真剣な顔で立っていた。
「そのどら焼き、いくらでしたか?」
「もらいものです」
「つまり、実質無料」
「そうですね」
「素晴らしい。食費節約の理想形です」
「人からもらう前提の生活は危ないですよ」
ぽん太は冷蔵庫の中を見つめた。
「僕も何か無料で手に入れたい」
「働いて買ってください」
「こまちさん、現実を言うのが早い」
そこへだんごが現れた。
「あら、二人で冷蔵庫会議?」
「そんな会議ありません」
「でも、冷蔵庫の前で話してると、だいたい会議になるのよ」
「このアパート、何でも会議にしますね」
だんごは冷蔵庫をのぞき込んだ。
「あ、私のプリン。明日食べようと思ってるの」
「名前、ちゃんと書いてますね」
「当然よ。プリンの名前は命の札だから」
「そこまで?」
「そこまで」
だんごは満足そうに冷蔵庫を閉めた。
こまちはその時、確かに見た。
だんごが冷蔵庫の前に、小さなメモを貼ったのを。
そこには、こう書かれていた。
『明日の私へ。プリンを食べるのを忘れないこと。だんごより』
こまちは首を傾げた。
「大家さん、自分宛てのメモですか」
「最近忘れっぽいのよ」
「でも、プリンのことは忘れてもよくないですか?」
「よくないわ。楽しみは忘れたらもったいないもの」
だんごは笑った。
その笑顔を見て、こまちは少しだけ思った。
この人は、楽しみを拾うのが上手なのかもしれない。
大根が安かった。
おにぎりにたくあんを入れた。
プリンを明日食べる。
誰かが帰ってきたら、おかえりと言う。
小さなことを、いちいち大事にする。
それは少し騒がしくて、少し面倒で、でも少し羨ましかった。
夜。
こまちは部屋で小説を書いていた。
外から、住人たちの声がかすかに聞こえる。
ぽん太が空腹に耐えられず、結局カップ麺を食べている声。
すずめが配達先を間違えた話をしている声。
ちくわが味噌の保存方法について語っている声。
だんごが大きく笑う声。
うるさい。
静かではない。
でも、昨日より少しだけ、気にならなくなっていた。
こまちはキーボードを打つ。
『大家さんは近すぎる。
けれど、近いからこそ見えるものもある。
人は、離れていれば傷つかない。
でも、離れすぎると、笑い声も届かない。』
そこまで書いて、こまちは手を止めた。
「……なんか、いいこと書いた気がする」
自分で言って、少し照れた。
その時、廊下からだんごの声がした。
「こまちちゃーん、もう寝るー?」
「寝ません!」
「夜更かしはほどほどにねー!」
「大家さん!」
「なあにー?」
「近すぎます!」
少し間があった。
そして、だんごの笑い声が響いた。
「はーい、今日はここまでにしまーす!」
足音が遠ざかる。
こまちはため息をつき、それから少し笑った。
笑福荘の二日目。
静かな生活は、やっぱり遠かった。
けれど、こまちはまだ引っ越しを後悔していなかった。
それどころか、明日の朝。
だんごが本当に生存確認に来ないのか、少しだけ気になっている自分がいた。
そして翌日。
共同冷蔵庫から、だんごのプリンが消えることになる。
第2ページでは、大家のだんごの距離感ゼロな優しさに、こまちが少し戸惑いながらも心を動かされていきます。
笑福荘のルールや住人たちの個性も見えてきました。
次回はいよいよ、共同冷蔵庫のプリンをめぐる大事件「消えたプリン裁判」が始まります。




