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勇者の息子に転生したら育ての親が魔王でした~最強に育って無双します~  作者: ララ
第一章 転生…そして幼少期

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第17話 魔王軍開発室発足

初めての作品で、手探りで執筆しておりますので内容において、度々改変などがされております。

ご不便をお掛け致しますが、温かい目でご覧頂けると幸いです。

アローラに魔法師団員数名の派遣を依頼したライトは魔王代行として座する事が許された玉座に座り、ハクの顔をモフモフしながら待っていた。


『まぁ、数名いるって言ってたし少し時間は掛かるよね』

『ワンッ!』


ガチャッ!

ドドドドドド.....


扉が開く音と共に、ライトが待つ玉座の間へと魔法師団の制服に身を包んだ魔族数名がなだれ込むように入ってきた....


『ハァハァハァハァ....ライト様、大変お待たせ致しましたぁ〜!魔王軍魔法師団所属シュプール、他15名只今参上致しましたでございます〜』


何やら大急ぎで飛んできたのか、めちゃくちゃ息を切らしてるんだけど大丈夫かな....ここまで急いでくるなんて…アローラの鬼のような指令が目に浮かぶようだ…


そんな事を考える俺の目の前には、ひざまづくサキュバスの姿がある。

横並びになっている団員の一歩前でひざまづいているので、この子がリーダー的な感じなのか…


名前は先程の自己紹介を聞いた感じではシュプールといったかな。


ステータス….


ーーーーーーーーーーー

名前:シュプール

レベル:68

称号:魔法師団員

ジョブ:サキュバスLv.5(種族特性につき進化以外の変更不可)

スキル:閲覧制限

熟練度:魅了Lv.11、ドレインLv.11、魔術Lv.15、道具生成術Lv.8

特性:おっとりさん、魅惑のボディ、物作りの天才、魔法の才

ーーーーーーーーーーー


物作りの天才かよ!しかも魅惑のボディ….いや、それは関係ないか。


今まで多くの魔族達のステータスを見てきたが、自分のように天才特性を持つ者はいなかった。

他の種族ではドワーフのバルドロックが鍛冶の天才を持っていた位か….


多分稀少な特性なのだろう。これは期待できそうだ。


そのシュプールというサキュバスは肌の色は人族と変わりない肌色だが、瞳の色が血のように赤く、髪の色が薄緑で左右の側頭部から小さな悪魔の羽のようなものが生えており、背中に同様の形をした大きな羽が生えている。


『いやいや、全然大丈夫!俺も今来たところだから』


ライトはデートで遅れて来た彼女に罪悪感を与えないようにする為のテンプレのような返しをした。


『あ、ありがとうございますぅ〜』


シュプールも他の団員も一安心のようで胸を撫で下ろしているので、テンプレトークは効果抜群のようだ。


こういう時のセリフに大人の余裕というものが出るものなのだよ…


そんな風に俺がうんうんと満足そうに頷いていると、シュプールから質問が飛んでくる。


『ところでライト様〜、なぜ私達をお呼びになられたのですか〜?』


『あ!そうだね、説明しなきゃな。実は君達に来てもらったのは、魔道具とか魔導兵器とかを作って欲しかったからなんだ』


『魔道具と魔導兵器ですか?どのようなものなのでしょ〜』


『一応、作って欲しい魔道具と魔導兵器の設計図は数枚用意したんだよね…コレなんだけど、どうかな?』


俺はシュプールに魔道具の設計図を渡して意見を求めてみる。


『俺は魔道具とかは作った事がないから専門知識もないんだけどね、一応ざっくり設計図を書いてみたんだけど、もし設計図を見てダメそうなら教えてよ』


『う〜ん……』


『コレとかヤバくない?…あ、これも凄いね…』


『こんな設計方法があったのか…素晴らしいですね』


シュプールは真剣に設計図を見ると、後ろの団員みんなに設計図を回して何やら感想を言い合い始めた。

そして、ひとしきり設計図を見終わると、俺の方に向き直して口を開く。


『ライト様〜!これは素晴らしいです〜!少し時間は掛かりそうですが、是非作らせて欲しいです〜!』


『よし、では今から君達は魔王軍開発室員として働いてもらう事とする!ちなみにシュプールは室長ね』


『『『魔王軍開発室?』』』


『私が室長〜?』


『そう!たった今発足した新しい部門だから皆さんの力で盛り上げていきましょ〜!』


魔法師団員引き抜いちゃったけど大丈夫だよね…アローラに怒られないよね…


『シュプール室長!!』


『ハイッ!!』


『魔王軍開発室、頼んだよ』


『は、はい…頑張ります〜』


なんか、目をウルウルさせて凄く恐縮してるけど大丈夫だよね…うん、大丈夫だろう….天才だしね。


『では、早速開発開始だ!あ、研究室は仮でこの玉座の間を使っていいから〜』


『『『ふぇっ!?玉座の間に〜?』』』


『はいはい!動いた動いた!皆さん時間は有限ですよ〜』


『『『は、はい〜!?』』』


ここに本日をもって、魔王軍開発室が誕生した。

少し強引ではあったが、魔王国の防衛力強化は待ったなしだ。


幸い、物作りの天才であるシュプールを室長とした優秀な人員確保も出来た。


その、シュプールと他の開発室員達は、今回の出来事に最初から最後まで驚きっぱなしのようだったが、とりあえず魔道具と魔導兵器の開発にも着手する事が出来そうだ。


それから、ライトの号令で新設された魔王軍開発室の面々は大急ぎで玉座の間に研究設備や製造具を運び込み、あっという間に玉座の間の一角に開発室が出来上がった…


よしよし、順調!順調!…ゆくゆくは暮らしを豊かにする為の魔道具の開発もしなきゃだな…その内、他の部隊からも適性のある人材を連れて来て開発力を上げていこう。


やるからにはとことんやらねば!


まだまだ着手段階ではあるが、まず目指すは攻めても無駄だと一目で分かる防衛設備だ!


攻めても無駄だと思わせて攻めさせない…それが究極の防衛力だからね!


その為にはまだまだやらなきゃいけない事は山ほどある。


次は俺とハクの強化と魔王軍の戦力増強あたりに手を付けるか…


まぁ…俺らの強化に関しては、せっかく結界の範囲を広げた副次効果として城の外にも自由に出れるようなった事だし、ベイル辺り良い修行場所がないか聞いてみよう。


魔王軍の戦力増強は、とりあえず全員のステータスを確認しながら、全員に進化して貰うように鍛えていく予定だ。


魔王軍全員の進化…何かとんでもない響きだが、戦いでは兵士一人に至るまでも、誰にも死んで欲しくないからな…必須事項だ!


ライトは、これから更に忙しくなるぞ!と考えながら開発局の魔道具製作を眺めるのだった。

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