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W 第一部 第二話 64
マカミは黙ってと虎白の元へ歩いていくと
「ビャッコ、銃をよこせ」
「はっ」
ビャッコは懐から拳銃を出すとそのままマカミに渡した
「ちょっとまて」
自分のたどる末路がわかってしまったのだろう
井坂がマカミを止めようとする
「何が望みだ、金か、女か、権力か、何でもやるだから見逃してくれ」
しかし、マカミはまっすぐ井坂の方へ歩いていく
「は、虎白、お前はどうだ、俺が一言いえば警察のトップにもなれるぞ」
しかし、ビャッコは動かない
そして、マカミが井坂の目の前で立ち止まり
銃口を向けた
「わ、私が死んだら、この国はどうなる、私はこの国の希望だ、私がいなくなればこの国の未来が」
井坂は唇を震わせそう言うが
「お前の代わりなどいくらでもいる」
マカミは井坂の頭を撃ちぬいた




