20 閑話 ????目線
20 閑話 ????目線
息子を、あのリリー嬢の妹と同じクラスにした。息子には、妹と親しくするよう言いつけておいた。
どうやら妹は少しずれているらしいが、リリー嬢を家から出すつもりだから、問題はない。
それよりも、おもしろいことがあった。息子があの馬を気に入り、ジョンと名をつけてかわいがり、その馬で競技会に出場したのだ。
少し冷めた子だと思っていたが、あれほど熱心に馬をかわいがるとは。我が子にも、まだ知らない一面がある。子どもは見ていて飽きない。
馬は優勝したそうだ。息子の頑張りも、その結果も誇らしい。
しかも、馬を介してリリー嬢と親しくなり、王宮魔法士部隊のブルースが彼女と接触する際にも同席したという。
直接王家に取り込むより、一度部隊に入れておいたほうがよいのは確かだ。
リリー嬢の魔法の実力については、以前から確信していた。あの剣術の試合が、何よりの証拠だ。それに、リリー嬢は妹の婚約披露で見事な虹を見せたと、ハリソンが話していた。
調べさせた限り、あの家の連中は、何故あの才能に気づかないのか?
それにしても、魔法の競技会での様子は、報告を聞いて笑ってしまった。リリー嬢の苦手を狙った競技ではなかったそうだが、見事に弱点にはまってしまったらしい。
ただ、そのおかげで、リリー嬢の実力が他の者の目に留まらずに済んだのだから、かえってよかったのかもしれない。
予想以上の力を持つ、優秀な魔法士を確保できた。
実に喜ばしいことだ。
いつも読んでいただきありがとうございます!
誤字、脱字を教えていただくのもありがとうございます。
とても助かっております。
楽しんでいただけましたら、ブックマーク・★★★★★をよろしくお願いします。
それからもう一つ、ページの下部にあります、「ポイントを入れて作者を応援しよう」より、ポイントを入れていただけると嬉しいです。
よろしくおねがいします。
「 黒と青、金と青、銀と紫」の投稿を再開しました。読んでみてください。




