「戦場における無人戦闘航空機(UCAV)」という話
「戦場における無人戦闘航空機(UCAV)」という話
2026年現在、隣国は戦争を継続しています。
では、その戦場はどうなっているでしょうか。
少し考えてみましょう。
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######「という話」について
「という話」は、現実の事象や事件・事故を背景にした「虚構の推理」による考察です。#思考実験
事実と異なる内容であることを承知のうえ、いっしょに考えてみましょう。
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## 無人戦闘航空機(UCAV)とAIによる開発
無人戦闘航空機(UCAV)とは、ドローンと呼ばれる無人航空機(UAV)のうち、戦闘用途の〝Unmanned Combat Aerial Vehicle〟(無人戦闘航空移動体)を意味します。
これまでの軍需産業であれば、新兵器の開発は一年以上の期間を要するものでした。
しかし、ウクライナ戦争によって、UCAVの開発サイクルは、二週間から一週間単位に短縮されています。
たとえば、「戦場は新兵器の試験場だ」と言われています。
実際に、ウクライナの議員が「新兵器の試験場にしてくれ」とまで発言しています。
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## ベータ版の公開とAI開発
毎週の改良・改善と聞いて、「ベータ版を公開して、あとでパッチを当てる」といった従来のプログラム開発を想起します。
「実際に運用して改善する」ほかに方法がないというのが、多くのシステム開発の現状です。
ですから、開発時点から改良できるようなプログラムを書くのが一般的です。
複雑で長いプログラムより、簡潔で短いものを組み合わせたほうが有用だからです。
これが、AI(人工知能)の開発によって、さらなる高みへと向上するでしょう。
これは、ヒトが実験できる物理学の限界を越すことと同じです。
もはや量子物理学は、直接的な実験が困難な領域にまで到達しています。
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## 戦闘継続不可能な威力の兵器
実験物理学の限界があるなら、戦闘が継続できないほどの攻撃力がある兵器を開発することが想定されます。
またあるいは、ヒトが介在しない戦争が実現するかもしれません。
ただし、犠牲が伴わない解決は、現実的とは言い難いです。
平和裏に、フットボールや野球で戦争の結末を決めたとして、国民は納得できるでしょうか。
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## 暴力による解決
「暴力、むきだしの力は、歴史におけるほかのどの要素にくらべても、より多くの事件を解決しているのだ。この反対の意見は、それらの事件の最悪状態における希望的観測にしかすぎないのだ。この根本的事実を忘れた種族は、人命と自由という高価な代償を払わされてきたんだぞ」#宇宙の戦士
cf. ロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』(早川書房、1979年)
こちらは、「何事も暴力では解決しない」という女生徒の意見に対しての〈歴史と道徳哲学〉先生の台詞です。
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## 世界観戦争
ウクライナ戦争は、領土問題だけでなく、本質は「ロシアによる世界観戦争」です。
世界観戦争は言うなれば、絶滅戦争です。
ウクライナという国家が存在してはならないし、ウクライナ人はロシア人と同等ではないという「歴史的事実」に基づいた思考による戦争です。
領土戦争ではないので、停止線がありません。
なぜなら、首都のキーウこそ、ロシア帝国――キエフ・ルーシの揺籠の地なのですから。
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## パンドラの箱
ロシアは、開かなくてもよい「パンドラの箱」を開けてしまいました。
ギリシア神話では、このあと災厄が広がります。
最高神ゼウスはヒトを絶滅しようと大洪水を選びますが、パンドラの子孫は生き残ります。
『旧約聖書』では、神は二度と大洪水で人を死なせないと誓い、虹をかけ約束の証とします。
暴力による解決がなされていない以上、戦争の行方はいまだ不明です。




