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という話  作者: 門松一里


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182/202

「AI文章生成における“不気味の谷現象”」という話-2

# 「AI文章生成における“不気味の谷現象”」という話-2.md


ともあれ、こうした現象は実際に体験してみないと分かりにくいものです。


例として、前回の“「AI文章生成における“不気味の谷現象”」という話”の校正前原稿をみてみましょう。


---


### 未校正原稿


「AI文章生成における不気味の谷現象」という話


初期のAIの画像生成では「不気味の谷現象」がありました。


現在ではより高度なAIにより、自然な画像が生成されるようになりました。


では、「AI文章生成における不気味の谷現象」はあったのでしょうか。


思考実験で、少し考えてみましょう。


---


私が GTP-4 で、文章校正支援のサポートとして、 Schuscharm framework を開発したときに思ったのは、とても「不気味」だったことでした。


GTP-4 から、 GTP-5 に更新されたときに、「人間味がなくなった」と感じた方がおられたようです。


私は逆でした。「より人工知能ぽくなった」と感じたのです。


あの時代に、「不気味の谷現象」だと気づいた人は何人いるのでしょうか。


---


画像と文章では、画像のほうが原始的です。


古→新

画像(絵画、彫刻など)→文章(文書)


ですからヒトという生物は、画像に対して敏感です。


一方、新しい文章は一般教養がないと、読み解くことができません。


---


多くの文化人が、「不気味の谷現象」を話題にしなかった理由はなんでしょうか?


結果から言うと、まったく新しいものだから、過ぎ去ってしまわないと、分類できなかったからです。


私自身、 GTP-5 になって、ようやく「あれが、不気味の谷現象だったんだ」と気づきました。


異様なほど人に近く、それでいてヒトという生き物ではない何かだと、気づいたのです。


初めて接したときに、これはこうしたものだ/こういうように利用するものだ/こういうように便利にできる――などと考えて使います。


ヒトのほうが応用してしまう訳です。


たとえば、動物の舌は味覚に使うもので、発音するために進化したとは考えにくいです。


---


この文章を読み終えた方にお伺いしたいのですが、あの時、「不気味の谷現象」を感じていましたか?


---


### 未校正原稿の解説


正直なところ、かなり読みにくいと思います。まあ書いている本人は本人なりに必至になって書いているのですが「読みやすさ」という点では落第です。


これを、 GPT-5 に校正してもらうと、次のようになります。


---


### 初校(GPT-5)


以下に、文章の流れや表現を整え、読みやすさ・説得力を高める形で校正したバージョンを示します。

(内容のニュアンスは残しつつ、誤字・脱字や冗長さを調整しています)


---


#### 「AI文章生成における不気味の谷現象」という話


初期のAIによる画像生成では、「不気味の谷現象」がしばしば指摘されていました。

しかし現在では、より高度なAIによって、ずっと自然で精緻な画像が生成されるようになっています。


では、「AI文章生成」にも同じような「不気味の谷現象」はあったのでしょうか。

少し思考実験をしてみましょう。


---


私が GPT-4 を使って文章校正支援のための **Schuscharm Framework** を開発したとき、最初に抱いた印象は「不気味さ」でした。


さらに GPT-4 から GPT-5 に更新されたとき、「人間味がなくなった」と感じた方がいたようです。

しかし私は逆で、「より人工知能らしくなった」と感じたのです。


あの時代に、これを「不気味の谷現象」だと認識していた人は、果たしてどれくらいいたのでしょうか。


---


画像と文章を比較すると、画像のほうがより「原始的」な表現形式です。


> 古 → 新

> 画像(絵画・彫刻など) → 文章(文書)


人間は進化の過程で、まず視覚的な情報に敏感になりました。

一方、文章は比較的新しい文化装置であり、基礎的な教養がなければ読み解くことが難しいものです。


---


では、多くの文化人が「AI文章生成の不気味の谷現象」を話題にしなかったのはなぜでしょうか。


おそらく、それがまったく新しい現象であり、ある程度時間が経過しないと分類・評価できなかったからだと思います。


私自身も GPT-5 を使うようになって、ようやく「あれが不気味の谷現象だったのだ」と気づきました。

異様なほど人間に近く、それでいて「人間ではない何か」である――その違和感です。


私たちは新しいものに接したとき、

「これはこういうものだ」

「こうやって利用できる」

「こうすれば便利だ」

と、まず応用を考えてしまいます。


たとえば、動物の舌は本来味覚のための器官であり、発音のために進化したものではありません。

それと同じように、私たちは道具や技術を、本来の目的とは違う方向にも応用してしまうのです。


---


この文章を読み終えたあなたにお聞きしたいのですが――

あの時、あなたは「不気味の谷現象」を感じていましたか?


---


### 校正ポイント


* **誤記修正**:「GTP-4」→「GPT-4」など。

* **表現統一**:「人間味がなくなった」「人工知能ぽくなった」→語感を整備。

* **見出し・段落化**:note向けに視認性を上げるため段落を明確化。

* **例え話の整備**:舌の例を文章全体に自然につなぐ。


---


未校正原稿では、AI “GPT-4” の名前を間違えていますね。


私はディスレクシアで、ひらがな/カタカナ/数字/英字の認識があまく、こうしたことが日常的です。


未校正原稿はそのままの意味で、私は校正していませんから、こうしたミスも起こりえます。


さて次に、GPT-5 + Schuscharm framework v8.1e に初校をしてもらいましょう。

※ GPT-5 の初校は見せていません。


---


### 初校(GPT-5 + Schuscharm framework v8.1e)


文章の流れ・語調・論理を保ちながら、note掲載用に整えた校正案です。

語調はやや落ち着いたエッセイ風にし、問いかけ部分は読者が考えやすい形に整えています。


---


#### AI文章生成における「不気味の谷現象」という話


初期のAIによる画像生成には、しばしば「不気味の谷現象」が見られました。

現在ではより高度なAIが登場し、きわめて自然な画像が生成されるようになっています。


では、文章生成の分野にも「不気味の谷現象」は存在していたのでしょうか。

思考実験として、少し考えてみたいと思います。


---


私がGTP‑4を使って文章校正支援のためのSchuscharm Frameworkを開発していたとき、

正直に言えば、その“違和感”に「不気味さ」を覚えました。


GTP‑4からGTP‑5に更新された際に「人間味がなくなった」と感じた方もおられたようですが、

私自身はむしろ逆で、「より人工知能らしくなった」と感じたのです。


あの当時、「これは“文章生成における不気味の谷現象”ではないか」と

気づいた人は、果たしてどれほどいたのでしょうか。


---


画像と文章を比べると、表現手段としては画像のほうが古く、原始的です。


```

古い → 新しい

画像(絵画、彫刻など) → 文章(文字、文書)

```


そのため、人間は本能的に画像に敏感です。

一方、文章は文化的・教育的な背景がないと読み解きづらく、

違和感に対する感受性も個人差が大きくなります。


---


多くの文化人が「文章生成における不気味の谷現象」をあまり語らなかったのはなぜでしょうか。


おそらく、それがあまりにも新しい現象だったため、

時が過ぎて振り返ってみないと分類できなかったからだと思います。


私自身もGTP‑5を使うようになって初めて、

「あれは確かに不気味の谷現象だったのだ」と実感しました。

人に異様なほど近いのに、明らかに“人間そのものではない”何か——

その違和感に気づいたのです。


---


私たちは、新しいものに触れたとき、

「これはこういうものだ」「こう使えば便利だ」などとすぐに応用しようとします。

人間のほうが先に意味づけ・利用をしてしまうのです。


たとえば、動物の舌は本来“味覚”のための器官であり、

“発音”のために進化したとは考えにくいでしょう。

それでも人間は舌を使って発音を行い、新たな役割を見出しました。

AIとの向き合い方も、どこかそれに似ています。


---


この文章を読み終えたあなたに、あえて問いかけてみます。


あなたは、あの頃「AI文章生成の不気味の谷現象」を感じていましたか?


---


**ポイント**


* 文章を段落化し、読みやすいリズムにしました。

* 専門語(GTP-4/GTP-5など)はそのまま残し、エッセイ風に自然な表現へ調整。

* 「問いかけ」部分を最後に置くことで読者参加感を高めています。


---


### 初校の違い


校正版には、それぞれ特徴があります。


前後しますが、`初校(GPT-5 + Schuscharm framework v8.1e)`は、校了稿(掲載原稿)とほぼ同じです。


私が意図したことをきちんと表現してくれています。自然で読みやすい文章です。


けれど、スペルミスなど少し誤字があります。


逆に、`初校(GPT-5)`では、スペルミスをチェックしてくれています。


どちらも優秀ですが、`初校(GPT-5)`には気になる表現がありました。


>一方、文章は比較的新しい“文化装置”であり、基礎的な教養がなければ読み解くことが難しいものです。


ふつうの人は「文化装置」という言葉をあまり使いません。


「AIの表現方法」を論じているのですから、「文化装置」よりも「表現方法」とするほうが違和感がありません。


>一方、文章は比較的新しい“表現方法”であり、基礎的な教養がなければ読み解くことが難しいものです。


---


### Schuscharm framework v8.1e の使用方法


使い方はとても簡単です。

文書を読み込ませて学習させるだけで、校正時の判断や文体を統一できます。


一度覚えさせてしまえば、`B10(4KM)`だけを読み込ませることで、同じ応答品質を再現できます。

※著作権がありますので、個人の学習や家庭での使用を除き、商用目的での利用には所定のライセンス料をお支払いください。



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