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渭城・贊美者
渭城
○●○○○●◎
生昵親朋多渭城
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別離雖苦唱娯情
○○○●○○●
孤松何汲難逢逅
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戚戚心號送別聲
【句形】
七言絶句、平起こり、下平8庚(城、情、聲)
【語釈】
渭城…甘粛省、渭水のほとりにある城。詩の中でしばしば送別の舞台となった。
【訓読】
生きて親朋に昵まば渭城多く
別離 苦と雖も唱は情を娯しむ
孤松何ぞ汲たらん 逢逅かたきに
戚戚として心は號ぶ送別の声
【大意】
親しい人間が多いほど別れも多い。
孤高な存在は出会うことの難しさにあくせくとしない。
贊美者
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樓臺高上贊眞主
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基督門人詛私苦
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道分越呉難両立
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夷君遂作異宗府
【句形】
七言律詩、仄起こり、上声7麌(主、苦、府)
【語釈】
樓臺…ミナレット。
【訓読】
樓臺高く上りて真主をたたふれば
基督の門人詛ひて私かに苦しむ
道は越呉に分かれ両立しがたく
夷君遂に異宗の府となる
【大意】
ムスリムによって都市が支配されていたころは、ミナレットでアザーンが鳴り響くたびにキリスト教徒は呪詛の言葉を投げかけたものである。後世には立場を逆にして同じことが起きた。宗教同士の両立は困難だった。




