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桃源・新宗古交
桃源
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誰相天下作桃源
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終日憂愁在拙軒
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雖若人能如樂者
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無傷苦界可驕尊
【句形】
七言絶句、平起こり、上平13元
【訓読】
誰か天下を相て桃源と作さんや
終日憂愁して拙軒に在り
若くのごとし人と雖へども能く楽しむ者のごとし
苦界を傷むなくして尊きを驕るべし
新宗古交
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小心阿利報新宗
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堅信拳拳守古交
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哀矣一民終分斷
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幾人虞火誹同胞
【句形】
七言絶句、平起こり、下平3肴、踏み落とし
【語釈】
小心一句…キリスト教に改宗した元ユダヤ教徒は『コンベルソ』(転向者)と呼ばれたが、しばしばその改宗が本当かどうか疑われた。彼らの同胞の中にはキリスト教に熱心になり、元の同胞を迫害する者が少なかった。
たとえば再征服の終盤期に信仰を徹底させるため異端審問官となったトマス・デ・トルケマダ(1420-1498)も、またユダヤ教徒の家柄にルーツを持っていたのである。
【訓読】
小心利に阿りて新宗に報ゆ
堅信拳拳とて古き交ひを守る
哀しきかな 一民終に分断され
幾人か火をおそれて同胞を誹る




