第78話 お祭り ???
お祭りに行こうと駅前へ移動する私達。
ランドナックル2機を乗せたトレーラーが、
特設会場へと向かっている。
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???
”おじさん、姉さまを助けてくれてありがとう。”
うん?
何だこの声、何時か聞いたような?
???
”でも、相変わらず、危ないことするね”
この声、確か?
???
”その身体は、仮初めだったけど、
お母さまが認めたんだから、本来の力が使えるはずだよ。”
???
”その為にも、もっと身体鍛えなよ。”
うん?
???
”もう行くね。”
”あと今の私の名は壱与。”
”照姉さんに姉さまを呼び出してもらったし。”
”やっと仲直りできるんだ。”
”あと私とはもう双子みたいなものなんだから。”
”その身体、今度こそ大事にしなよ。”
”じゃあね、おじさん”
ーーーーー
ううん?
なんだ?
トレーラーの中で私は眠っていたらしい。
そう言えば、駅前の祭りに行くため移動中だったんだ。
目の前では、アテナさんと三枝木さんが何かを話し込んでいる。
天明さんは仕切りに何かを考え中のようだ。
皆、浴衣姿で何をやっているのだろう。
それとも、何かあったんだろうか?
私は天明さんに話しかけてみた。
「天明さん、何かあったんですか?」
すると
「ああ、起きたんですねぇ。
うるさかったですかぁ。」
と天明さんが答えてくる。
「七果、すまない。
ちょっと白熱しすぎたようだ。」
とアテナさんが謝ってくる。
「えっと、うるさくはないですよ。
ちょっと天明さんが考え込んでいるようだったので。」
私の答えに、天明さんとアテナさんが
「そうか?
ああ、七果は眠っていたからな。
今しがた連絡があったのだ。」
そう言って、2人は同時にスマホを見せてきた。
ええっと、天明さんとアテナさんはメールを見せたいようだ。
天明さんのほうは、ラファエルさんか。
どうやら、この間の件で岐阜に現れたラファエルさんだったが、
元の予定通り、東京へと帰ったようだ。
その後、例の遺跡の件で、
私達に会いたいと言うメッセージが送られてきていた。
卑弥呼の軍勢も、あの蛇も倒されたのだが、
どうしたんだろう?
読み進めると、彼らが交渉している相手が、
東京の遺跡を会合場所として指定してきたらしい。
それで、前に協力を約束した私達のほうに連絡を入れたみたいだ。
まだ、何かあるのだろうか?
そして、アテナさんのほうには、
日本政府の一部署、愛知県警の署で聞かされた霊的災害対応室から、
メッセージが入っていた。
なんで政府から呼び出しが?
どうもランドナックルの開発チームリーダーである三枝木さんにも、
同じ文面が送られてきているそうだ。
さっきからアテナさんと三枝木さんが、
話し合っているのはこの件についてらしい。
ううん、となると右藤住職繋がりで知ったのだろうか?
件の組織は、例の僧侶集団関連らしいし。
でも、アテナさんとのつながりというと?
それに三枝木さん達も呼ばれている。
どういうこと?
トレーラーは会場へと進む。
その日は、ランドナックルが披露され、
その意外に動けるロボの姿に、参加した人は湧き上がった。
動画とか撮っている人も多くいる。
大変な出来事を超えて団結した皆は、
一応に笑顔でお酒やビールを飲んでいる。
彼らは有志連合。
今日はこの会場にお泊りだ!
そう飲酒運転はできないからな!
そして、天明さんやアテナさんもビールをジョッキで飲んでいる。
はははっ、私も笑顔でビールを注文したら、
店の人に怒られた!
あれ??




