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この世の理

「んぁぁぁぁぁぁ...」

「目を覚ましたか!」

「ここは?」

「学院の治療室だ」

「そうか...」


「なんだかほのぼのしたな夢を見たよ」

「一人の少年がお母さんのためにお手伝いをして、村のために頑張っている少年の夢を...」

「...」

「はぁ...」


模擬決闘の時の記憶が無い。昨日何があったのだろうか、でもなんだか大切なことがあった気がする。

==============

   レンが倒れた後

==============

「レン君!」

「大丈夫か!」

「早く治療室へ運ぼう」


「はい。これで大丈夫。命には別条ないから。」

「ありがとうございます。先生」


「しかしあの魔物は何だったのだろうか」

「あの魔物は、人類破滅級 ラヴィス・エルヴィリアンと呼ばれています。破滅級は、国家破滅級が4体、人類破滅級が3体、生物破滅級が2体、宇宙破滅級が1体とされています。」

「君は誰だい?」

「申し遅れました。私魔物研究会のラースと言う者です」

「は、はぁ」

「それで?どうしてあんな魔物がここに?」

「レン君が召喚しまして...」

「魔物を召喚!?」

「魔物を召喚するのはありえないはず、それに出来たとしても破滅級なんて絶対に無理だぞ!?」

「是非ともそのレンとやらの体を調べさせてもらいたいのぉ~」

「...だめだ」

「貴方は嘘をついている...2つ程」

「嘘とは?」

「僕の固有スキル《ビジョンⅬv5》は相手の真実を知ることが出来る」

「貴方が付いた嘘の一つ目は、あなたは研究者ではなく軍の人、そして体を調べるのではなく軍事利用しようとしている事」

「チッ...ばれたか。まぁいい今日はここで失礼するよ。」


「本当に何が目的で軍事利用なんてしようとしたのだろうか...それに何故あの子のスキルが軍にばれているのか...」


=============================

「取り敢えず今日は午後の授業は出ずに休んだほうが良い」

「わかりました」

何だったのだろうか...やっぱり僕の事で何かある気がする。

考えすぎかな...


============================

          寝ている時

============================

「レンよ、聞こえているか」

「だれ!?」

「ここは其方の夢の中、しかし今から伝えることはこの世の真実だ」

「まず君は私の事を誰だと疑問に思っているだろう。私は君だ、逆に君が私でもある」

「どういうこと?」

「それを含め君にこの世の真実を教えよう.......」

=============================


僕は昨日の夜、夢の中で《もう一人の自分》からスキルが存在する本当の理由を知らされた。

そして、ここからが重要だ、この世に存在するスキルは、僕が持っている≪魔王≫には絶対に敵わない

言うなれば、この世の人間が同時に≪魔王≫に迫ってきても、どんなスキルを使おうと≪魔王≫に影響を与えることは出来ない。


~スキルの理~

相手が自分と同じ類のスキルの場合、影響力の強い方へスキルでは干渉出来ない

例えば アルバが持っていた≪ビジョンⅬⅴ5≫は相手の真相を見破るスキル、しかし≪ビジョンⅬⅴ4≫の場合Ⅼⅴ5には通じない。相手が持つスキル以外はレベル関係なしに干渉できる

5>4>3>2>1となる

【スキルによってスキルレベルが無い場合もある】

そしてすべてのスキルの頂点が≪魔王≫なのである。

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