3つの始まり
そして、学院に入って1年が経とうとしている時...とある噂が流れていた。
自殺したはずの魔王が復活していると...
「レギア君知ってる?」
「何が?」
「魔王が生きてるって噂」
「え?自殺して死んだんじゃないの?」
「でも誰かから聞いたんだよ」
「そうなんだぁ~」
魔王が生きてる?いやそんな筈は...だって俺の中に魔王の力がある今は俺が魔王のはずだ。なら何故生きてるなんて噂が...
一度魔界に戻ってみるか...真相を確かめなければ...
「アドルフ王!!」
「なんじゃ」
アドルフ王とはロゼリア国を治める最高権力者の事である。そして人間界の中心がロゼリア...
ロゼリアが崩壊すれば人間界の存続はほぼ不可能になる。耐えても30年てところだろう。
「国民に魔王が復活したことが広まっています!」
「なんじゃと!」
仮に死んだはずの魔王が復活したことが何故ばれるのか...それは魔界の今の状況を見ればわかる...
「リアス。聞こえるか」
「はい。何でしょう」
「今魔界はどうなっている」
「それが...人間たちに監視されていたようです」
「何故早く言わないのだ」
「まぁいい、すぐ戻る」
「かしこまりました」
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「どうなっている!」
「人間界から軍が派遣されていたようです」
「あと、魔王が生きてるとはどういう事だ」
「???...現在魔王は貴方様ですよ?」
「そういう事か...死んだはずの魔王が生きているのではなく新魔王が誕生したことを生きていると勘違いしていたのか」
「仮に何故分かったのか...推測できるとすれば魔界の復建か...」
人間たちは魔界へ軍を派遣してずっと監視していたらしい...多分魔王が復活したところを捉えて利用しようと考えていたのだろう...
「一度人間たちを迎え入れてやろうではないか」
「愚かな人間どもよ、我々魔族を監視しているのは分かっている。出てこい歓迎するぞ」
「!?」
「なぜばれた。」
「秘密保護兵は!?」
「情報は一切流れていないはず。とのことです」
「ではなぜばれた...」
「お前たち絶対に出るのではないぞ!」
「了解」
「そうか...出てこないか...だけど残念だったな。居場所はもう特定した」
「なに!?」
「このまま隠れるつもりなら今私の遣いがそちらへ行く」
「はじめまして、遣いの者です」
「さぁ尋問の時間だ!」
「今から君たちに3つの質問をする。一つ答えなければ王が死ぬ」
「2つ答えなければ国民が死ぬ」
「3つ全て答えなければロゼリアを滅ぼす」
「私には人間を滅ぼすほど悪では無いのではな。貴様ら人間と違って」
「全て答えればお前たちは殺さない」
「1つ何故貴様らはここに居る」
「...」
「答えぬか...なら王は殺すか...」
「わかった!答えるから!」
「命令されてここに来た」
「誰にだ?」
「総司令です」
「貴様ら軍のか」
「そうだ」
「2つここに居る目的はなんだ」
「魔王が復活したときに拘束して利用するためだ」
「3つ何に利用するつもりだ。言っておくが俺は無意味な戦争は大嫌いだ」
「それだけは言えない...」
「そうか。ならこうしよう2日待つこの中の誰でもいい、俺に言ったものは殺さないでやろう」
「先着1人だ。仮に生きて帰れても貴様らの処分はどうなる事かは俺の知ったこっちゃないけどな」




