看板娘はようじょだよ!
毎回短いですが今日はこれで終わりです…
あ、明日こそは長く書きます(震え
色々と思うところがあったけど、まろんに諦めろって言われたから諦めることにしたよ。
それにボクもゲーマーだから少しはワクワクしてくるからね。状態異常の千年の眠りで強そうなのが何個か今は使え無さそうだけど、慣れれば使えるようになりそうみたい。
ちなみに、魔導の極みはユニークではなくて最上級の派生技能らしいよ。
全ての属性の上級魔術系技能を熟練度最大にすれば出るみたい。簡単だねと思ったら四人に怒られた。主にミーシャさんがぷりぷり怒ってたよ。ふわわんとした可愛い顔だからあまり怖くないけど。まろんは怖いからこっち見ないで。
一年間ずっとやってきて四つの技能を熟練度最大にして精一杯だったみたい。やっぱり破格ってことだね。
さっきから途中参戦してきたシオンとユリにもふもふされて、もうふにゃふにゃのとろとろだよぉ。
何故か尻尾の先から耳の先まで神経が通ってるみたいだから気持良すぎて眠くなってくるね。狐のはずなのに下顎撫でられて変な声出ちゃったよ。
「予想してたとはいえ斜め上過ぎてびっくりしたけど、そろそろ時間だから行こうぜ」
コーヒーを飲みきったまろんが立ち上がると、残りの三人もしぶしぶといった感じで立ち上がりはじめた。
尻尾持って行くって、取り外しできないんだからもふもふは諦めなよ。またいつでももふもふしていいからさ。
けど、皆どこに行くのだろうか?てっきりこの後はボクの見たことない技能を使わされると思ってたんだけど。
「魔法の使い方とか教えてくれないの?」
「ごめん、これからレイドに向かわなきゃいけないのよ」
「お姉ちゃんともう少し遊びたかったんだけどね…」
一周年記念で一度きりのレイドモンスターが現れたらしい。
なんでも今までプレイヤーたちに熟練度上げと狩られいたぶられた魔物の上位種が怒り狂っているのだとか。
廃ゲーマーとしてはやっぱり一回きりのお祭りには参加したいみたい。
気持ちは分からなくはないけど、人を誘っといて一人で遊んでては酷いと思うよ?対人苦手だしぼっちで遊ぶしかないじゃん。
ユリとシオンは申し訳なさそうな顔をしてるけど、その目線の先には尻尾と耳があったよ。ただもふもふに未練タラタラなだけみたいだね。
「まあ、分かったから行っておいでよ。ボクは一人で遊んでくるから。ぼっちでも悲しくなんてないんだからね!」
「すまんな、それじゃあまた明日」
「一緒に遊べなくてすみません。また今度魔法のコツなど教えてあげますね。勿論二人っきりで」
意外と時間が無かったのか、小走りに走っていったよ。もう一杯コーヒ飲んで落ち着こうかな。あっ、シオンが戻ってきた。
「そういえば伝えるの忘れてたけど、意外とプレイヤーの盗賊とか多いから気をつけてね!酷いことする人もたまにいるから」
「そんな基本的な事分かってるから心配しなくても大丈夫だよ。ほら、急がないと置いて行かれちゃうよ?」
「それと、最初は外に行く前に宿とって置くといいよ!しっかり寝泊まりできるところじゃないとログアウトしても危険だからね。後これお金あげる!」
そう言い残して猛烈なスピードで走っていった。壁蹴って屋根に上がってたけど、金属鎧でよくそんなことができるもんだね?
このゲームはもう一つの現実をモチーフにしてるらしいね。宿屋や買った家などの寝泊まりできる場所以外だと、ログアウトしても数分間はその場に体が残るみたい。その間に殺されたりしちゃうんだって。
妹から軍資金も貰ったから宿屋に行ってから外で技能の練習かな!
という事で着きました宿屋だよ!逆から読んでも宿屋は宿屋だね!
ここに来るまでに沢山の好機の視線に耐え、知らないお姉さんに宿の場所を聞くという偉業を成し遂げてやってきたよ!シオンに場所ぐらい聞いておけばよかった。
お姉さんのもふもふも結構きもちよかったよ。
この宿屋は木造の二階建てで、名前は「白竜の巣」だよ。周りが石造りだから目立っちゃうけど静から雰囲気で泊まりやすそうだね。宿屋件食堂らしくてご飯も美味しいんだとか。
「いらっしゃいませ~!お食事ですか?それともご宿泊です……か?」
ドアを開けた途端出迎えてくれたのは、まだ12、3歳ぐらいの可愛い女の子だった。この宿の夫婦の娘さんらしいよ。これも人気の一つらしい。
ボクを見て首を傾げながら呆けるのも可愛いけど、お仕事はしっかりした方がいいよ?
「取り敢えず今日だけ宿泊してもいいかな?多分明日も止まると思うけどね」
「はい!一泊なら夜と朝にご飯がついて800ゴルドです!」
ご飯もついて800ゴルドは安いのだろうか。こっちの物価なんて全くわからないからね。そこら辺も教えずに行ったからね、あの人たちは…
ちなみにこの世界はお金の単位がゴルドで統一されてるみたい。日本の円とほとんど一緒だね。時計も普通に普及してるからね。
「それでお願いしようかな。ボクはルカ、これからお世話になると思うけどよろしくね。」
「私はミリです!お客さんみたいな小さい方が来られるのは珍しいので嬉しいです!こちらこそよろしくお願いします」
小さいって言われてもボクは怒らないよ、もう大人だからね。むっとしたけど怒ってないよ!
少しミリとお話してもふもふさしてあげたあとに、あまり人も魔物もいない場所を聞いてみた。これから技能の練習もしたいからね。色々物を買うのはその後でも大丈夫と思うから。
部屋の鍵は預けたし、最初から強そうな武器も持ってるからちょっとチートをますたーしてこようかな!




