↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/22

作戦会議します!

翌朝。


机の上に並べた一万円札を眺めながら、俺はカップラーメンをすすっていた。


バターチキンコーンカップラーメン。


今日はやけにうまい。


「さて……どうするか」


次に狙うのは、二階層のゴブリンが落とす転移石だ。さらに三階層のキラービーからは合成石も狙える。


せっかく三階層まであるのだから、一回の探索で各階層を回れば効率がいい。スライムの水色の聖水も含め、三種類のレアドロップを狙えるのだ。


「天才か。効率しか見えない……!」


思わずニヤニヤしてしまう。


ただし、問題はゴブリンだった。


スライムなら何度も倒しているが、ゴブリンは武器を使う人型の魔物だ。相手が一匹でも、近づかれるのは怖い。


「やっぱり、武器が必要だよなあ」


ギルドのかわいいお姉さんには、攻撃力のある魔法武器があれば安全に戦いやすいと教えてもらったな。


まずは武器を買い、スライム相手に試してみる。そこで使い方に慣れたら、ゴブリンを一匹だけ倒してみよう。


もちろん、遠くから。


危なくなったら逃げる。


いのちだいじに。


ビビリじゃない慎重と呼べ。


ところで、転移石や合成石を手に入れたとして、使い方は分かるのだろうか。


どちらも実物を見たことすらない。今度ギルドで詳しく聞いておこう。これから先のダンジョン攻略に備えるなら、道具の知識も必要だ。


ラーメンをすすり、ふと顔を上げた…


「まてよ……ダンジョンでも、これが食べられたら最高じゃないか?」


魔物を倒したあとに、熱々のカップ麺を食べる。


想像しただけで腹が減ってきた。


だが、ダンジョンでお湯を用意するのは面倒だ。毎回家に帰るわけにもいかない。


閃いてしまった。


俺は、魔法武器のカタログを開く。


「火属性なら……お湯を沸かせるんじゃないか?」


武器として使えて、お湯まで沸かせる。


なんてことだ。一石二鳥だ。


俺は火属性の魔法剣を選び、翌日、ギルドの武器店へ向かった。


店員に相談し、実際に手に取って重さを確かめる。いくら攻撃力があっても、まともに扱えなければ意味がない。


店員からは風魔法の魔法武器をすすめられた。


それで、水が沸かせるんか?お?


お金を持った俺は強気だ。


代金を支払い、剣を受け取る。


ずしりとした重みが腕に伝わった。


「うーむ。これでゴブリンと戦うのか」


買った途端、急に不安になってきた。



             ✳︎



帰宅すると、俺はさっそく剣を試した。



鍋に水を入れ、剣の切っ先から火を出して温める。


少し時間はかかったが、ちゃんとお湯になった。


「おおっ! できた!」


無事カップ麺も完成。


俺は熱々の麺をすすりながら、満足げにうなずいた。


これならダンジョンでも食べられる。


まあ、 便利なのは間違いない。




明日は、まずはスライムで試運転。


問題がなければ、ゴブリンを一匹だけ相手にする。


怖くなったら逃げる。


ついにソロでゴブリンに挑戦だ。



……一匹だけ。


ああ、もちろん、遠くから。




最後までお読みいただき、ありがとうございます!


「面白い!」「続きが気になる!」と思ってくださったら、ページ下部にある【ブックマークに追加】や、☆☆☆☆☆を★★★★★にして応援していただけると、執筆のモチベーションが爆跳ねします!


※第1話など途中のエピソードでは、システム上この場所に評価の星(⭐)が出現しません。その場合は、お手数ですが下記の作品トップ(目次)の一番下から応援していただけると非常に嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます! 「面白い!」「続きが気になる!」と思ってくださったら、 作品の【ブックマーク追加】や、画面下にある【⭐⭐⭐⭐⭐(評価)】をタップして応援していただけると、執筆のクオリティと速度が跳ね上がります! ※第1話など途中のエピソードでは、システム上この場所に評価の星(⭐)が出現しません。その場合は、お手数ですが下記の作品トップ(目次)の一番下から応援していただけると非常に嬉しいです! ▼作品トップ・目次ページはこちら https://ncode.syosetu.com/n2223my/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。