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[真壁はエス。世界はクズ。]

4話から結構日が空いてますね....。

スケジュール的にこれからは1週間投稿

ですかね...。

さてさて、ではスタート!

その事件の詳細はすぐに裏政府に流れてきた。


街から少し離れた所にある森の入口付近での大爆発。街じゃ隕石なのでは?という噂が流れる程の威力であり、クレーターサイズの大穴が空いているそうだ。



「どうやら、警察にも被害が出ているらしい。警察車両3台、警察官9人が消失......彼らは午前中、一人の少年を追っていたそうだ」



緊迫した表情の明日香さんが言う。



「その少年の名前は、カガミ....」



「.....俺ですか。って事は今回の件も...」



「お前のゲンガ一『シュピーゲル』が犯人だろう」



どうやら今回の事件も俺が加害者になるらしい。



「警察はカガミの捜索に全力を出すそうだぞ?」



オイオイ...俺もう外出歩けないじゃん。いい加減室内というか地下に隠れてるのも飽きてきたぞ....



「この件に関しては状況が状況だ。我々裏政府はこの事件の犯人にアタックをかける」



明日香さんは続ける。



「そこでだ。鑑、七海!亅



「真壁と協力して、犯人達に一発ぶちこんでこい!」



「えぇっ!?」「ハァ!?」



今この姉さんは何と?警察からの手配度レベルMAXの俺たちに外出て、ゲンガ一と暴れてこいって言ったのか?



「明日香さん?!正気っスか?警察の拳銃の的になってこいと?」



「そうですよ!今は私たち、外に出ない方が」



「誰が警察に捕まれと命令をした?『真壁』と協力しろと言っただろ?」



不満たらたらな俺たちに明日香さんはそう告げる。


『真壁』というのは裏政府に所属している俺と同い年の男だ。能力は『高速』ナンバーは『弾丸』



「真壁と協力って...どんな作戦なんスか?」



「なに、簡単さ。真壁に警察を引き連れてってもらっている間にお前たちはゲンガ一と交戦するってだけさ。真壁なら『高速』でいくらでも逃げられるしな」



.....真壁不在の中で真壁の待遇の悪さ決まっちまったよ。警察から逃げ続ける作戦とか、俺絶対やりたくない。



「なんか、真壁さん可哀想ですね...」



七海声に出しちゃったよ。声に出した分、可哀想な気持ちが倍になるからやめてあげて?俺はまったくそういうの無いけど。



「まぁ、真壁だし大丈夫だろ。逃げるの大好きなM属性だし一」



一「誰がM属性で大丈夫何ですかね?」一



....俺の後ろからイケボが...。


勿論、その声の主は真壁本人様である。


『高速』の能力効果により視力を彼は酷使するため、特殊なメガネを着用している青年がそこにはいた。


俺より身長も高く、顔もイケメンなのだが言葉使いやメガネの印象が相まって、少々印象が薄いイメージがある。


俺に言わせれば、勿体ない事この上ない。



「真壁一!今回の作戦、お前大変そうだな!!お前が大変な想いする分、俺たちは絶対犯人をとっちめてやるから頑張ってくれ!な?」



「真壁さん、M属性って何ですか?」



.......七海さん...お前さ...



「七海さんは知らない方が良い事ですよ♪今回の作戦、お互い頑張りましょうね♪」



「ハイ!」



真壁は、七海に笑顔でそう答えた後、



「鑑さんは一度『弾丸』の準備運動に付き合って貰えます?」



「うん!それ死刑宣告と同じだよな!!謝ります。ごめんなさい!」



また下手な事言って殺されかける前に素直に謝っておくのが一番良い策だよね?すいませんでした。足舐めますハイ。



「さて、土下座してくれてる鑑さんは放っておいて、明日香さん、今回の作戦。僕は何をすれば?」



真壁は土下座の俺をスルーして明日香さんに質問をする。


コイツMじゃないわ、完全にSだわ。



「あぁ、真壁には小型の爆弾を人気のない町外れで起爆して欲しい。それを見た警察はそれを鑑達だと思い、向かってくるだろう。その警察をなるべく大勢つれて逃げ回って欲しい」



「なるほど、了解です」



「あの一...私たちの作戦の詳しい内容は..?」



七海が恐る恐る明日香さんに聞く。



「ゲンガ一と交戦としか俺ら聞かされてないんスけど」



交戦って戦うだけじゃね一か。戦ってどうしろと?



「鑑と七海は、真壁がおとりになっている隙に自分たちのゲンガ一と戦い、殺すかこの場に引きずってくるかという作戦だ」



「「「な.....!?」」」



明日香さんの告げた作戦に俺たち3人は驚き、声をあげた。


ゲンガ一の駆除作戦、ゲンガ一の拘束。このレベルの作戦は今までに無かった作戦だ。


つまり、今回の作戦は.....



「ゲンガ一達との戦争を始めるって事ですか」



「そうだ。この作戦の重大さにやっと気付いたようだな。この作戦は我々、裏政府からのゲンガ一達に対する宣戦布告だ。




鑑、七海、自らの手で、もう一人の自分を殺してこい!」



明日香さんはそう命令した。


その命令に対し、それぞれがこの作戦に対しての考えを言葉にした。



「それなら、警察に邪魔される訳には絶対に行きませんね。警察については、こちらで全て何とかしますよ」


と真壁。



「私も自分に負けるなんて嫌ですから、やる気100%で頑張ります!!」


と、相変わらず少しズレている七海。



「自分と自分で殺し合うってか...。やっぱこんな世界クズだわ。だからこそ、こんな世界に俺は2人もいらない。



自分の手で、もう一人の自分を救ってやる」



こんな世界、苦しむ俺は一人でいい。


だからこその『救う』という言葉


そうでも思わないと、とてもじゃないが自分を殺すなんて事、俺には出来ない。


まるで、自ら命を断つみたいに思えるから....



「鑑のそーいう考え方、私は嫌いじゃないぞ」



「ですです!」



明日香さんと七海は笑顔でそう答える。



「それでは、作戦を始めましょうか!」


真壁の掛け声と共に俺たちの作戦が開始された。





つまり、ゲンガ一達との戦争が幕を開けた。

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今回もありがとうございました!

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