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[俺の○○にクリティカルヒット!]

お久しぶりです!

更新しなさ過ぎですね(苦笑)

描写をより丁寧にしようと試行錯誤するあまり

更新をサボってしまう事態が発生してしまいました....。ではでは、第6話スタートです!

街から離れた所でズンという音が響いた今日この頃。

さて、これまでの話をまとめてみようか。

俺たちにはゲンガーというもうー人の自分が存在するのだが、そのゲンガーの行動があまりに酷いため、俺たちはついにゲンガー達に真っ向からの勝負(戦争)を挑むことにしたのであった。

ハイ、回想終わり。


「誰に向けての回想ですか?鑑」


「そこを突っ込むのはやめてくれ...七海」


その内容を掘り下げて話を進めたら世界観が潰れるだろうがバカ。

さて、俺たちは今外出している。

十字路爆発事件から数日。

俺たちは警察に顔バレしている件もあり、しばらくの間、地下(所属組織内)に籠っていた。

そのため、ようやくお日さまの光を直に浴びる事が出来るとウキウキしていたのだが....

只今の時刻夜中の0時。

あー月がキレイだな一.....

寂しい心の独り言を呟いていると七海が呟いた。


「真壁さん、大丈夫ですかね」


「高速で移動する能力持ちだぞ。警察から逃げるのならうってつけだし大丈夫だろ」


俺たちの仲間である真壁は今絶賛別行動中だ。

真壁には街から少し離れた所で小規模爆発を起こして警察を引き付けてもらい、その隙に俺たちはゲンガー又はゲンガ一達のアジトを捜索、総攻撃を行う。

というのが今回の作戦だ。

先程街外れで爆発音がしたため向こうはもう動いているのだろう。


「俺たちもそろそろ仕事しますか一」


「やっぱりこのまま屋根の上から捜索しますか?」


「わざわざ降りるってのも面倒だしこのまま上から捜索だな。高い所の方が見つけ安いだろうしな。いくぞ七海」


俺たちが今歩いている所は屋根の上である。

いくら警察がいないとはいえ、人に見られる訳にもいかないので俺たちの作戦は基本的に屋根の上で行っているのだ。

住民の皆さんの睡眠を邪魔していないか、個人的に俺スゴイ心配!



・・・・・



後ろに違和感を感じ始めたのは屋根の上からゲンガー達を捜索し始めて10分くらい経った頃だろうか。

人の気配に似た何かを背後から感じる。

絶対コレ、後ろにゲンガー達いるよな。

逆に俺達が付けられてるよな。

七海も気付いたらしく、後ろをチラチラと確認しながら歩いている。

仕方がない。

俺は後ろにいる違和感に向けて声を掛けた。


「いい加減姿を見せろよ。ストーキングなんて悪趣味だぞ?」


「ハハハハッやっぱ気付かれてたか?まぁ、そこの女の子の警戒の仕方からして気付いてない方がおかしいよな」


俺の声に俺の声が言葉を返してきた。

現れたのは声も見た目も同じもう一人の自分。

一瞬鏡がそこにあるかのような気分になる程そっくりである。

いや、完璧に同じなんだけどさ


「初めましてだな鑑!俺はシュピ一ゲルって言うんだけどよ....ってのは流石に知ってるか亅


「........」


「無視か!?会って早々酷すぎないか?!ゲンガーだって傷つくんだぞ!?」


「........」


「やっぱ駄目か......にしても怖い顔だ。とても自分に向ける顔じゃない」


なんでこいつはこんなにヘラヘラしてんだ?

目の前の自分の余裕そうな顔にイラ立ちを覚えずにはいられない。

今すぐ顔面ぶん殴りてぇ!!


「おーい、そろそろ返事してくれねーと話になら」


「テメェ、そのふざけたロを閉じてくんないかな。今すぐにでも手が出そうだからよ」


「..........」


ってちゃんと黙るのかよ!?アレ、ゲンガ一って案外話通じるんじゃね?

それなら少し言い過ぎたかな


「なぁ、お前ら。なんで殺人とかを繰り返してっ」


ボコッ


「鑑っ!?」


七海の声が聞こえた時に、俺はようやく自分に何が起こったのかを理解した。

俺の目と鼻の先にはシュピーゲルがいる。

その距離、約0m。

俺の腹にはシュピ一ゲルの拳がめり込んでいる。

つまり話をしようとした矢先、殴られたのだ。


「っっ......ゲホっ、ッか…」


腹を抱え、膝を屋根に付きその場に崩れる。

腹部へのあまりにも急な衝撃は俺の胃にも影響を与えたようで、大量の空気と胃液の逆流によって俺は思いきり体液を外にぶちまけた。

いつの間に俺との距離をとっていたシュピ一ゲルはそんな俺を見て笑い転げていた。


「ヒャハハハハハっわりぃわりぃ!黙ってろってのにイラっとしちまってついつい手が出ちまったよ。にしても.....初撃でゲロっちまうのは予想してなかったぜっハハハっ...ハハハハハハっ!!」


ちくしょ、油断した。

正直今動ける気がしない。

出した物に血が混じっていないだけまだマシなんだろうが、痛いものは痛い。

しかし七海が気になる程の余裕は戻ってきたので確認してみる。

すると七海の前にはシュピ一ゲルの他にもう一人ゲンガーが立っていた。


「また早速飛ばしてるんスかシュピ一ゲル。仮にも一応もう一人の自分なんスよ?もう少し加減して上げてくださいよ」


「加減が出来たら俺はもっと別な生き方してるっての。メーア」


メーア。

それは七海のゲンガ一の名である。

髪型は違えど見た目はしっかり美少女であり、メーアには「...っス」という語尾設定まであるようだ。

ゲンガ一じゃなければ一部の層での人気を獲得する勢いである。

そんなもう一人の自分に七海は声を掛けた。


「貴女が....メーアさんですか...?」


「ん?あーそうっスよ。私がメーアっス」


「え、えと....うと...ょ、よろしくお願いします」


「ふぇ!?あ、これはご丁寧にどうもっス」


と、お互い頭を下げあっていた。

え?ナニこの状況。




感想やアドバイスいただけると励みになります。今後の更新のためにもよろしくお願い致します!

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