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第88話 ハイドの襲撃

「おい、ふざけんなハイドはどこにいるんだよ!」


「一回城に戻るべきなのです!」



「確かにね〜」


……プリズム達は一度城に戻ることにした


「お父様…大丈夫なのですか?」

キャンディはフレック王の寝室に入った



「ゴホッ、ゴホッ、ああ、キャンディか、吾輩のことはあまり心配するな」



「お父様…」


「さあ、早く行きなさい」


「分かりました」



……そして、今城門の前で集まっている


「さて、ハイドがどこにいるかだよなぁ」


「ていうか、ハイドって今何してるかだよね」



「バブリエルは本当に何も知りませんよね」


「そうなんだよなぁ、おれ、騙されてたのかもなぁ」



「あ、そういえばレゾナって、シャド殺す時に、音で場所わかるみたいなのやってただろうが、あれやれよ!」

ライトが言ってみる


「そういえば……やってみます」

レゾナは奇妙な音を出し始めた


レゾナは音の反射を利用して場所を探っているのだ


「……場所が分かりました!」


「どこ?」



「それが…このすぐ近くにいるはずなのだけど……」


「……おお、よう分かったやんけ!【(わたつみ)】!」

なんと、現れたハイドが、一瞬にして辺り一面を水で覆い尽くした

襲いかかる水は、プリズム達の動きを奪うには充分な量だった


「ハイドっ!お前ぇええ!」

ライトは叫んだ


「【(こおり)】!」

その瞬間、水は凍りついた


「…」

プリズム達は氷の中に閉じ込められてしまった

何をどうしようと全く動けやしない氷点下の世界



「よっしゃ!これで全員仕留めたな…ん?数が合わへんぞ…!?」



そこに、シンを仕留めたばかりのシャープがハイドに向かって走ってくる


「なんで、水神様の力使ってんだよぉおおおお!」


シャープが飛ばした無数の針に氷が砕かれた

プリズム達が解放される


続いてアイム、ケミ、エイント、フィステリア、ジャンもやってくる


「おお、よう分かったなぁ、うちは【水神(おろち)】とも契約してんねんぞ!お前らがこの前ここに来てた間にな!こんなふうに何匹とでも契約できる悪魔はうちだけやハハハハ!」



「そんなことよりお前!おれを使い捨てるとはどういうことだ!おれ嘘つき嫌いって言ってるだろ!【爆泡(はぜあわ)】!」

バブリエルの放つ大量の泡がハイドに触れて吹き飛ばされる




「私も初対面だけど既にあなたのことが許せません!」

タニカのツタがハイドの四肢に絡みつく



「ちょちょちょっと待って、何人おんねん!1、2、3…13人!?ふざけんなや!」


「ふざけてんのはどっちだ!」

ライトは天空状を手にして、プラズマの衣を纏う



「あ、そういやライト…お前の【相棒(トア)】はどうしたんや?もう死んでももうたんか?あははは、殺されてや〜んの!」



「ハイドォ!貴様ぁあああ!どこまで人を不幸にさせやがる?何が楽しい!この卑怯者!」

そう言ってハイドに雷を落とす



「計画通りや!【(かて)】!」

なんと、ハイドがライトの雷を吸収してしまった

まるで砂糖が水に溶けるように、雷すらも溶かす

そして、その蒼かった髪は稲妻の金色に染まっていた



「【(いなづま)】!」

ハイドは金色の光と共に電撃を放つ、濡れていた場所全てに雷が走る!



「うわぁあああ!」

ライトは高圧電流を浴びて黒焦げになって、死んでしまった


さらにその電撃は、城にまで到達

いとも簡単に城は倒壊してしまった

「城が…ぐちゃぐちゃに…」


「おい、キャンディは病弱ジジイの様子でも見てこい!お前が次の女王はキツいって、あいつ少しでも生かせ」

ジャンがキャンディを行かせる


「はい!」


「お城は修復しておきますわね!」

フィステリアはカステラ城の時間だけをリセットした



「心配はいらないぞ、吾輩はまだまだ元気じゃ!」


「お父様!」




「お、まずはそこの年寄りから殺してやるよ!【(しぶき)】!」

ハイドの手から高圧縮水流が放たれる


「バリア!」

しかし、どこからともなく飛んでくるプリズムのバリア

水流を跳ね返してみせた


「おいハイド、今の攻撃も水神様の力だろ!」



「お父様、早く逃げるのです!」


「言われなくてもそうする」

フレック王は逃げていった


「あれ、そういえばプリズムはどこや?」



「……ここだよ!」

プリズムはハイドの腹を力いっぱい殴った


「痛っ!」

ハイドが吹っ飛ばされる



「ケミ……今だよ!」

プリズムの合図


「分かってるぜ!」

ケミが注射器を投擲し猛毒を流し込む


一瞬、ハイドの皮膚が紫色に染まったが、すぐに元に戻る

「そんなん効くわけないやろ【(みそぎ)】!」

なんと毒まで浄化してみせた



「また水神様の力かよ」


「はぁ、死んでくれるかな!」

エイントはキャンバスにドラゴンを描いて実体化


「お前がな!【(しぶき)】!」

ドラゴンは高圧縮水流に両断されてしまった



「それじゃお嬢様、タイミング合わせろ!」


「せーのっ!」

ドンという音と共に、ジャンが蹴り付け、キャンディが飴の弾丸を撃つ



「痛い痛い痛い!しゃあないなぁ!【(うお)】!」


なんと、大量の鮫が召喚された

正確には、鮫を模った水流だが


「何あれ!?」


「こっちに来ますわ!」


鮫波は止まらない、牙を向けて迫ってくる

そして、フィステリアが食べられてしまった


「よし、まずは一人やな!」


しかし、次の瞬間、鮫の体を突き破って放たれるロケットパンチ

鮫の体が弾け飛ぶ


「脱出成功ですわ!」


「ふざけんなよ、ほなまずは裏切り者からやな!【(ながれ)】【(こおり)】!」

大量の水がバブリエルを襲ったかと思えば、凍りついてしまった

バブリエルはその場から動けなくなった



「よし、次はエイント!お前や!」



「僕をどうするつもりだ!」

エイントはキャンバスにドラゴンの絵を描き始めた



「遅い遅い遅い!描いてるうちに日暮れてまうわ!【(しぶき)】!」

エイントは高圧縮水流により首を刎ねられた



「エイント!」

ケミがエイントを助けに行こうとするが



「お前も凍っとけや!【(しぶき)】【(こおり)】!」

なんとケミが氷に閉じ込められてしまった



「そんな!ケミまで…」



「よし、じゃあ次はキャンディか!」


「キャ、キャンディは負けないのです!」

キャンディが巨大なポップコーンを生成して、爆発させる




「【(かて)】や!」

なんと、ハイドはポップコーンの爆炎を吸収してしまった

ハイドの髪が紅く染まっている



「【(にえ)】!」

熱湯がキャンディにかかる

キャンディは火傷を負い、動けなくなった



「ハハハハ!うちは無敵や…!?」

しかしハイドは突然倒れ込んだ


ハイドの胸に風穴が開いていた



「残念だったね〜」

貫いたのはジブルのショットガンから放たれた不可視の弾丸だ


「ジブルやと…ふざけんな!」


「ふざけてるのは君じゃないかな」

アイムが居合斬り


「その通りですね、迷惑なことですからね」

レゾナが破壊音波


ハイドは体が壊れて死にかけだ



「ちょっと、待て!停戦しようや!」



「停戦だと?何を馬鹿なことを言っている?このジーニアスを傷つけた罪はベリィヘヴィーだぜ!」

キャンディの中のジーニアスが目覚めていた


「ちょっと待てや!キャンディさっきとキャラ変わってるやんけ!」



「それがなんだ?【王焼菓(しょーとけーき)】!」

巨大な苺のショートケーキが空から降ってきて、ハイドを押し潰した



「よし、トドメを刺すよ!」

プリズムは飛び上がり、自由落下パンチ!



……

「やったか?」



しかし、聞こえてきたのはハイドの声


「うちがそんな簡単にやられるわけないやろ!」


なんと、ハイドの傷が全て治っていた



「そんな、どうして…あっ」

ハイドは油断しているプリズムを捕まえた



「私を捕まえてどうするの?」



「なぁプリズム、うちの攻撃やったらお前の体ごと消し飛ばせんねんぞ!まぁ、うちと契約するんやったら許したるけどな」


「契約って?」



「お前を生かす代わりに、お前の体を貰うんや」


「そんな契約、するわけないじゃん」


「いや、契約成立や!うちがお前より強いと思ったら強制的に契約できる、残念やな!これが悪魔の契約ってやつや」

そういうとハイドはプリズムを、体に吸収するように取り込んでしまった




「プリズムを返しなさい!」

レゾナは破壊音波を発射



「【反射板(ばりあ)】!」

なんと、ハイドは破壊音波を跳ね返してみせた



「きゃあああ!」

レゾナは破壊音波が直撃して即死してしまった



「次はアイムやな!」



「はっ、僕を倒せるかい?」



「当たり前やろ!【(おおみず)】!」

大津波がアイムを襲った


「効かないね!」

アイムは時のギアを0にした



しかし、時のギアを0にしたので、表面温度が絶対零度になり、水が凍りついてしまった



「動けない!?」



「自滅してや〜んの!」



「もうこれ以上好きにはさせません、リセットのお時kっ!?」

リセットする前に、フィステリアの体は凍りついていた



「もう許しませんよ!」

タニカはジョウロを使い、植物を急成長させた


ツタがハイドに絡みつく


「そんなん効くか…って、え?」

ハイドの目の前に巨木が生えていた

巨木はハイドの方に倒壊する


「残念やけど、無駄や!」

ハイドはいとも簡単に避け、タニカに接近



「お前は、せっかくやし直接殺したるわ!」タニカからジョウロを取り上げて、その首を掴み、骨を折った



「あ…が、ばぶrっ」

タニカは死んだ



「そんでジブルは、そこやな!【(わたつみ)】!」

ジブルの周りをを水で埋め尽くした

ジブルは溺死した


「おいおいおい、俺もいるっすよ、ハイドちゃん!」

シャープは極太ニードルを発射


「【反射板(ばりあ)】」

しかし、跳ね返されてしまう、極太ニードル


シャープに突き刺さった


「ぎゃあああああ!痛ってえええええ!」

シャープはまもなく死んだ

ハイドの凶悪な海、凍コンボ!

どうやって倒すのか!?

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