第21話 夢からの目覚め
前回のあらすじ
ファンタージ帝国にて、モンスターを流出させ、オリハルコンを盗んだテレパトロの討伐についに成功!
その後調べていくと、テレパトロは国中からも根こそぎオリハルコンを盗んでおり、それも、この空間に保管されていたのだった
……
「取り敢えず、こいつの罪を確認していくティラ!」
「まず、モンスターを洗脳したよね!ひどいよ、ダメに決まってるよ」
「あと、そのモンスターをいろんな所に移動させてたね〜!」
「あと、オリハルコンを独占しようとしたティラね!」
「でもこいつ外国人でしょ、どう裁けばいいのかな〜?もうどうでも良くなってきた」
ジブルはまた金貨を投げて遊んでいる
「面倒だし帰ってくれないっすかね」
「分かったでござr…」
「ちょっと待ちなさい、私達このままだと帰れませんわ!貴方は帰らないで」
フィステリアが咄嗟に止めた
「分かったでござる!」
「で、オリハルコンを今からでも売ってあげてもいいですよ〜!」
「それじゃ、0.5t分ください」
「うーん、1.5兆ゼルテアほど〜支払っていただけますか〜」
「……ゼルテア…だと?」
「ファンタージ王国内で流通する通貨ですね、貨幣の形を取っているそうですよ」
「もってないよな…」
「じゃあ、その傷と死を直す妙薬を全て達にくれたらいいです!」
「全部?まあいいですかね」
メアナイトは残りのきずぐすり、強制ふっかつ薬と毒けし薬を全て渡した
「まあ、でも一個ずつは持っててもいいっすよ」
「ありがとうございます!」
「あ、ちょっと待つティラ、メアナイトよ!これを授けるティラ!」
ティラノサウルスは自身の牙を一本差し出した
「なんですかこれ」
「ペンダントにでもして持っとくティラ、好きな時に必殺技が撃てるようになるティラよ!」
「え!?まさかあの技が……あ、ありがとうございます!」
「じゃあ、帰るか」
「ねえ、あそこでシュークリーム売ってる、ファイ買ってよ!」
「え〜、やだな」
「おねがい、おねがい、本当におねがーい」
「しょうがねえな」
「10個買ってね!」
「しょうがねぇな」
ファイはシュークリームを購入した
……
「まったく、何で俺がお前のシュークリーム買わないといけないんだよ」
「別にいいじゃん」
「よくないだろ」
「しょうがないな、ご褒美あげる」
「ご褒……美?」
「うん」
プリズムはファイを抱きしめた、力強くぐっと掴んで離さない
「おいプリズム、どういうつもりだ?」
「別にただのご褒美だよ」
「そうか、ただのご褒美か……それならいい」
2人はしばらく見つめ合っていた
……その後
「じゃあ、帰るぞ」
「テレポート先はエレスタ王国で間違いないでござるな!」
テレパトロはプリズム達とオリハルコンとハルマゲドンの肉片をエレスタ王国に送った
「やっと、帰って来たね、ゆっくり休もうよ」
「そうだな」
……ところが
「おい、俺のこと、忘れたとは言わせねえ!だりぃけど、半殺しにしてやるよ」
ライトが現れた
「なんか来ましたわ」
「ライト?また来たんかいな」
「ああ、今度こそ、ボッコボコにしてやる」
「あれ、雑魚のくせに何しに来たの?半殺しにしてあげるよ」
「てめえ、言ってくれるじゃねえか!」
「おいプリズム、あいつは誰だ?」
「そっか、ファイは会ってないもんね、あいつもハートフルの人だよ」
「なんだと、またハルマゲドンの肉片をとりに来たのか」
「多分ね」
「俺の本気を見せてやるよ!ほら死にやがれ!^_^
「あ!」プリズム達に雷が落ちる
プリズム達は、避けた!
しかし、雷は走る、電撃が大地を伝って流れる!
プリズムは100Vの電流を受け、痺れて動けない!
そこに竜巻まで発生する
「プリズム!危ないぞ!」
ファイは咄嗟にプリズムを抱きしめて、守る
プリズム達は遥か高くまで風に巻き上げられる!
「竜巻よ!消え去れ!」
メアナイトの催眠にかかり、竜巻は消える
「ライト、意外と強いじゃん!」
「プリズム!その肉片を渡しやがれ!」
「やーだね!」
「じゃあ、消えてもらう!」
ライトは濃い霧を発生させた!
その靄のかかった空間はもはや何も見えなかった!
「ちょっと待って!みんな攻撃に備えて!」
プリズムはしゃがんで、頭にバリアを張って蹲った
「あのなぁ、プリズム!お前ほんと情けねぇ奴だな!死にやがれ!」
ライトは雷を落とす!
雷を何度も落としまくる!
耳をつんざくような雷鳴が轟き、稲妻が迸る
雷は止んだ時には、皆、黒焦げになって死んでいた
「まったく、油断しやがって、しょうがねえやつだ」
「ああ、殺しちゃダメだったか!しょうがねえ、ケミからもらった薬を使おう」
ライトは強制ふっかつ薬をばらまいた
「それと、これは俺のもんだ」
ライトはハルマゲドンの肉片を持って行ってしまった
……
「くそっ、負けたじゃねえか」
「まずいですね」
「くやしいなぁ」
「でも、なんかおかしくないか?」
「え?」
「何でハートフルの奴はどうやってピンポイントに俺様達の場所がわかるんだ?」
「やっぱり考えたほうがいいかな」
「何を?」
「スパイだよ」
「何をおっしゃいますか、スパイなどいるはずがないですわ」
フィステリアは額に汗を浮かべて叫んだ
「そうかなあ」
今回は結構不穏な回ですね。
スパイとは一体誰か?みなさん当ててみてください!
さて、残る国も後一つになりましたね!
引き続き応援とご評価願いします!
〈予告〉次回、死後の世界に向かう!




